書くしかできない

発達障害の息子、夫、私。過ぎていく日々を書き留めています

源九郎稲荷神社に参拝

 今週はお天気も良かった事から、もう一つ神社参拝して来ました。大好き、桜井識子さんの本を読んでいて、「ここは絶対に行きたいなあ」と思っていた所、「源九郎稲荷神社」です。ここは奈良の郡山にある、小さな神社です。お稲荷さんはちょっとこわい、と伏見稲荷の時に書いたのですが、この源九郎稲荷神社は、桜井さんの本を読んだ時に全くこわいと感じなかったのです。むしろとにかく早く行きたい、すぐに行きたい、という気持ちで一杯になりました。それで行ってみることにしたのです。

 調べてみたら、郡山は大阪から意外と近く、電車に乗っている時間は20分くらいでしょうか。神社は、JRと近鉄どちらの郡山駅からも徒歩10分弱で、便利な場所にあります。

 今回は近いという事と、小さな神社さんなので、お参り客も少ないだろうと思い、リラックスして出かけました。電車がごみごみした大阪を抜けて奈良に入ると、景色が一変します。緑のこんもりした山が連なり、田んぼや畑や川が見えてきます。山はもう少し紅葉が始まっていました。JRの郡山駅では、駅員さんに神社までの道順を伺ったら、とても親切に教えて下さり、地図まで下さって有難かったです。

 同じ古都でも、京都と奈良は少し違っていて、奈良は「鄙びた」という形容詞がぴったりくる感じがします。最近は観光客も増えましたが、京都よりははるかに少なく、のんびり歩けるのがいいなあといつも思います。

 郡山駅の駅員さんに教えて頂いた道順通りに歩くこと10分弱で、迷うことなく源九郎稲荷神社に着けました。神社は、車が走る大きめの道から、家々が建っている小さな道へ入って少し進んだ所にあるのですが、この、小さな道の両側に、「源九郎稲荷神社参道」と書かれた赤いのぼりが少なからずたっていました。普通のお家の玄関とか生垣に、のぼりが立っているのです。いやいや、参道ではなくて、ここはまだ普通の公道じゃないだろうか、、、とのぼりを見て思いましたが、地元の方がとても大事にされている神社なのだなあと、感じました。

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 その小道を進んで、少し左にずれた場所に、源九郎稲荷神社はありました。こじんまりしたきれいな神社でした。境内の横にお家が建っていて、そこが社務所になっていました。田舎のおばあちゃんの家に来たような感じの家でした。逆に言えば、田舎のおばあちゃん家の庭先に、神社がある、みたいな感じのつくりなのです。庭か境内が判然としない空間が沢山あり、かわいい植木やお飾りや写真や椅子や金魚鉢や何やかや、、、。なんか懐かしいなあ、という風景なのです。私の母方の実家も実は、かつて庭先にある仏様を祀っており、心象風景に残っているものとかぶるのだと思います。

 私が着いたのは10時15分前ぐらいでしたが、社務所は閉まっていて、参拝客もおらず、神社には完全に私一人でした。いいんだろうか、いいんだろうか、、と若干恐縮しながら、今度は忘れずに手を清め、本殿に行きました。本殿横に長椅子が置いてくれてあったので、そこに鞄やら日傘やら置かせて頂いて、手ぶらで本殿に手を合わせました。一人なので、声を出して祝詞を唱え、祈願しました。今回は、息子の事ではなく、私自身の事を一つ、お願いしました。何故かわかりませんが、この神社では、私自身の事をお願いしようと思ったのです。

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 祈願を終えた後は、境内の写真を撮りました。特に、狛狐さんが印象的で、きりっとしていて素晴らしいのです。この狛狐さんは大好きだなあ、と思い、しばし眺めていました。あと、歌舞伎の方が植えられた木もありました。どういう経緯なのだろう?何を祈願されたのかしら?などと思いながら、これもまた一応一枚パチリと。

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 そんなこんなで10時になりましたが、社務所は閉まったままでした。お札を買いたかったのですが、どうしようかなあと悩みました。何時に開く、とかも書いてないし、待っても開かないかもしれないなあと。もう帰ろうかな、と思いましたが、いや、今日は待ってみよう、と、社務所前の長椅子に座っていたら、女性が一人、参拝に来られました。道のほうを見るともなく見ていたら、自転車で男性が走って来て、社務所に横に止められました。あ、神社の方かも、と思い、走って行って「あの、お札買えますか?」と伺ったら、「あ、はいはい、今開けます」と言って、中に入られて開けてくれました。待っていてよかったです。

 その男性はとてもお話しがお好きなようで、お札を準備する間、ずっと話して下さいました。郡山は、奈良から(電車で)5分、大阪から20分で来れるのだ、とても近いのだ!という事を強調しておられて、郡山愛が強い方なのだなあ、と思いました。この男性だけでなく、この神社全体が、参拝客に一杯来てほしい、来て楽しんでほしい、というお気持ちが前面に出ているのを感じました。

 お札を買った後、もう一度本殿に手を合わせて、それから帰ろうとしたら、その男性が社務所の窓から「有難うございました~!」と声をかけてくださいました。本当に歓迎されてるな、と感じ、来て良かったなあと思いました。

 郡山駅のホームで帰りの電車を待っていると、空は青く爽やかで風が涼しく、とても清々しい気持ちになりました。暑くも寒くもなく、ただただ爽やかで気持ちが良い場所でした。

 祈願が叶ったら、またお礼参りに行ってきます。というか、祈願が叶ったら、このブログに必ず書きます。読んでくださっている方も、お近くに行かれる際にでも、よかったら参拝されてみてはどうかなあと思います。行ったらきっと、いいことがありそうな、そんな神社でした。

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