すっかり年の瀬。夫も年末年始のお休みに入り、のんびりムード。大掃除の残りは、神棚と、洗濯機周りとキッチン。毎日使う水回りって、早めにやっても年末までにまた汚れる…。神棚は30日に、新年のお飾りをする時に一緒にやりたいので後になる。
息子に「今年はどんな年だったか」と聞いたら、「とても良い年だった」と答えが返って来て驚愕。私は生きるか死ぬかの、けっこう苦しい年だったのだが、、。私が苦しめば苦しむほど、息子にとっては良い年になるのかもしれない。そんなもんだろう。別に息子を恨む気持ちもない。世の中ってそんなもんだろう。
今日は、桜井識子さんの著書「七福神めぐりのすごいひみつ」レビューの続きを。
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私はそもそも、七福神について全く知らなかったので興味深かった。
七福神とは、「幸福を招く」とされている「7柱の仏様」の事だそうだ。
恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋・福禄寿・寿老人の7柱。
その仏像がお寺にある場合も、神社にある場合もある。また、福禄寿と寿老人は中国から来た仏様で、日本では単体ではあまり信仰されていない。この2柱以外の5つの仏様は、単体でも信仰されていてなじみがある。
この七福神の仏像がある寺社仏閣をめぐる事で、2つのメリットがあるらしい。
1つは、1枚の色紙に七福神全員の御朱印をもらう事で、その色紙は強い縁起物となる事。
2つめは、その7つの寺社仏閣で同じ祈願をすると、その祈願がかなりの確率で叶う事。
七福神めぐりには色々決まり事があるので、詳しくは本書で確認して欲しいが、これだけは言っておかねばならない、という事が1つだけある。
それは、この七福神めぐりでした祈願は、「かなりの確率で叶う」という事に関係している。桜井さんは「全員叶うとまでは言えないが、少なくとも普通に寺社仏閣で祈願するよりは遙かに叶う確率が上がる」と書いておられた。実際、桜井さんはこの本を書くにあたり、7回、様々な場所で七福神めぐりを行ったが、祈願した場合はその祈願は全て叶ったそうだ。言えば叶う、という感じだったそう。
しかし、これには注意事項がある。七福神めぐりで祈願した場合、必ずその直後に「良くない事」が起こるのだ。つまり「祈願が叶う」かわりに「良くない事が起こる」この2つがセットになっているらしい。
現に桜井さんは、祈願した場合の七福神めぐりの直後、高熱を出したり、メニエール病が再発したり、交通事故に遭ったりした。七福神めぐりをしても、御朱印色紙を作るだけなら何も悪い事は起こらない。7つの寺社仏閣で同じ祈願をした場合のみ、祈願成就と引き換えに、悪い事がおこる。
とはいえ、桜井さんの病気や事故は、数日で収束したそうだ。熱なら翌々日にはピタッと下がったとか、メニエール病もピタッと治ったとか。だから、生き死にに関わるような大変な事にはならないらしい。ただ、祈願成就に多少の苦しみがセットになっているという事が、この七福神めぐりの法則だそうだ。
なぜなのか、と言えば、福禄寿と寿老人が中国から来た仏様だかららしい。この2柱は日本で単体で信仰されていない為、中国の信仰の影響を残しているらしい。中国の宗教観は、祈願を叶える為に何等かの「引き換え」を提出せねばならないらしい。これは中国に限らず、世界の多くの国がそういう宗教観なのだそうだ。祈願成就には生贄を必要とする、引き換えを必要とする。
日本の宗教観はどうかというと、日本人は昔から、神仏に対し、信仰心を奉納してきた。祈願するしない関係なく、ただ一心に祝詞を唱え、勤行し、お供えをし、ご挨拶をしてきた。それが日本の宗教観だ。日本の神様は、祈願成就に対して「人間の信仰心」という奉納を受け取り、それで由とされている。それ以外の引き換えを必要とされない。
七福神には日本の宗教にまだ馴染んでいない2柱の仏様がおられるので、祈願成就に「ミニ不幸」がセットとなっているそうだ。
ただ、祈願が成就しても、ミニ不幸が起こらないという場合がたまにあるそうだ。これは、その祈願を、件の2柱の仏様が叶えたのではなく、残りの5柱の仏様のどなたかが叶えて下さったからだそうだ。日本になじんだ仏様が祈願を叶えて下さった場合、ミニ不幸は起こらない。
七福神めぐりをした場合、どの神社仏閣の仏様が祈願を叶えて下さるのかは人間側からは分からない。ただ、5柱の仏様は単体でも信仰されているのでそちらでお忙しい場合が多く、わりと2柱の仏様が担当して下さるケースが多いそう。従って、七福神めぐりで祈願したら、「ミニ不幸」はセットだと思っておくと良いらしい。
不幸とは言え「ミニ」だし、生き死にに関わるわけではない。多少の不幸が起こっても、自分の長年の夢が叶ったり、願いが成就する事と引き換えなら、十分良いと私は思う。
年末に熱を出すのもややこしいので、今年はもう諦めるが、来年になったら数日間寝込む事は覚悟の上で、七福神めぐり、やってみようと思っている。
