先日、関西広域連合地区の登録販売者試験を受けてきた。本来、この試験は年に1回夏に行われるのだが、今年の夏の試験日に台風が来た為、中止になった。新しい日程が先日だったのだ。以前書いた記事はこちら↓。
正直、夏の時点では全く勉強していなかったので、絶対に落ちていたと思うが、幸い台風の為に冬に延期された為、十分勉強時間がとれた。合否発表は1月末だが、自己採点ではまず合格だと思う(3割以上間違ったら不合格。私は1割迷った問題があった。ケアレスミスを含めても間違いは2割以下だと思う)。
登録販売者とは、スーパーやドラッグストア内の薬局で働ける資格のこと。以前は、薬局と名のつくものは薬剤師がいないと開業できなかったが、スーパーやドラッグストアに限り、登録販売者でOKになった。この資格の受験には学歴も年齢も無関係で、合格率は4~5割。
試験会場には、若い人も勿論多かったが、私ぐらい(60才)やそれ以上の方々も結構おられた。自分が受けておいてなんだが、どうしてみんな受けようと思ったのか。老後の生活が不安で、何らかの資格を持っていたい、という事なのかもしれない。
私の場合は、息子の勉強に付き合っているうちに自然に医療知識を覚えてしまったので、忘れないうちに何らかの形にしておきたくて、この試験を受けた。(多分)受かった今、せっかくだからどこかで働いてみたい、という気持ちになっている。気力体力の限界を考えると、週2日ぐらいのパートがせいぜいだとは思うが。
興味のある方の為に、試験当日の事を書いておく。
試験は11時半に始まる。30分試験の説明があり、実際の開始は12時。試験会場には30分前に入れる。11時には試験会場の大学に沢山の人が来ていた。大学の入り口には案内の方が立って下さっていたし、入ってすぐの場所にも案内の方々や張り紙があり、迷わずに自分の教室及び座席を見つけられた。広い大教室に受験者がぎっしり。圧巻。
問題は120問(1問につき更に細かい問題が4問あるので、合計480問)。前半60問(240問)、後半60問(240問)。前半後半、2時間づつで、間に45分間の休憩があり、終了は4時45分。
前半も後半も、解答を書き終わったら退出できる。退出の際は手をあげて係の人に知らせる。私はどちらも1時間強で終わったので、前半後半どちらも途中退出した。そういう人が半分くらいいた。
試験会場は暖房があってあたたかいが、外は寒い。ホールのような所があり、みんなそこでランチを食べたり参考書を見直したりしていた。ホールには暖房なし。試験会場にいたら良かったと少し思ったが、咳1つするのも気を使ったし、水を飲む際も手をあげ係の人を呼び、見守られながら飲むというルールだったので、気疲れした。寒くても外のほうが気楽。ペットボトルのシールもはがさないといけない。内容説明に試験に出る名称が入っているかもしれないかららしい。かなり厳格。
さすがに後半100問超えたあたりから疲れてきたが、意外と最期まで普通にやれた。やれやれ。終わった。
勉強の仕方なのだが、私は結局、問題集などは買わなかった。ネットで過去問を探して5年分をやったのと、それをもとに自分で「まとめマニュアル」を作って覚えた。ネットの過去問5年分と、自家製マニュアルの2つ。それでなんとかなった。
私が利用したネットの過去問はこちら↓。
自家製マニュアルはワードで作ったので、もし興味のある方がおられたら、このブログでご紹介しようかと思っている。過去問だけだと煩雑過ぎて覚えにくいので、まとめは必要だったかなと思うので。
市販の問題集や参考書を何故買わなかったかというと、全国で通用するようになっているので、関西広域連合に特化した内容にはなっていなかったからだ。必要ない項目が沢山あったので買わなかった。何故なのかは分からないが、この試験は地域ごとに独立して行われており、試験問題も地域ごとに全く異なる。
地域で問題が異なる証拠に、夏の試験が終わった後、関西広域連合はまだ今年の試験が終わっていないのに、他の地域の今年の問題解答が、過去問に追加された。同じ問題だったらカンニングになるが、問題内容が全く違うので大丈夫なのだと思う。
この試験のことがちょっと気になっていたが、やっと終わったので通常の年末モードに入ろうと思う。ではではまた~
