衆議院選挙の予想が各社出揃った。前回選挙の結果をバッチリ当てた朝日新聞の予想では、自民党が300議席以上を単独で取り圧勝に終わるというものだった。
えええ~!!?
驚愕でしかない。
選挙結果というのは、世の中の実情に合わせたものだと思っていたが、今回の高市選挙については、その公式が当てはまらない。
これほどまでに庶民が物価高に苦しんでいるのに、その原因である円安を軽視し結果物価高を押し進めるであろう高市政権。
中国との関係が悪化して国民生活に多々の不具合を生じさせながら、今後も強気外交を押し進め、それを実現する為に防衛費を増加し核を保有しようとしている(その為に増税)高市政権。
企業や宗教団体から献金を受けている自民党は、それらの持つ膨大な内部留保に手をつける事ができない為、減税をする為の財源が確保できない。よって、自民党下では社会保障費も税金も、上がる事すらあれ下がる事はない。
今、国民は「物価高や防衛費増加、核保有や増税」など望んではいない。でも一方で、なぜか国民は、高市内閣を望んでいる。
世の中の実情と選挙結果が、完全に乖離している。
なぜこんな不思議な事が起こるのか分からないが、分からないままに考えてみた。
1つには、人々が「劇画的」な「漫画的」な世界観に慣れているからだと思う。それはあくまでフィクションなのに、あまりにも慣れ過ぎているので、リアルでもそれを求めてしまうのだと思う。
高市氏の言動は、とても「劇画的」で「漫画的」なのだ。大袈裟であり、分かりやすく、表情ひとつ動作ひとつ言葉ひとつとっても見ても、まるで劇画の中に描かれている主人公のようだ。
首相に選ばれた瞬間の決意をこめた厳しい大袈裟な表情。
わざとらしいまでの笑顔と、漫画的な突拍子もないスピーチ。
厳しい質問には首をかしげ眉をひそめやれやれと溜息をついてみせる様。
キッパリと言い切れるはずのない事を、根拠なく言い切って周囲を驚かせる様。
切れ者風に、敵対相手をギロリと睨む。
意外性と身近キャラを演出する為に「まるっと」「ホクホク」等のお茶目言葉や「自分で髪を染める」等の庶民エピソードを語る、主人公の王道。
どこかの漫画の1シーンのような、分かりやすい主人公の姿だ。主人公は正義の味方であり、様々な試練を乗り越え、最後はみんなを救うのがお決まりだ。そういう世界に人々が馴染み過ぎており、漫画の主人公と高市氏を重ねて見ているのではないか。
その過剰な演技性に一部の人々は小っ恥ずかしさを感じるが、多くの日本人は正義の味方像を重ねるのだろう。
だから、私達の暮らすリアルな世の実情と、選挙結果が乖離するという怪現象が起こるのだ。
人々は、漫画の世界から飛び出してきたような劇画チックな高市氏に、分かりやすく危険な夢を見ている。

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