書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

熱海に行って来ました。

 お久しぶりです。

 すっかり春めいてあたたかくなりました。とはいえ、昨日は急に冷え込みましたが。今日からまた、気温が少しづつ上がっていくようです。嬉しい。もう春、という気持ちになります。

 この前の土日、家族で熱海に一泊二日で行ってきました。関西から熱海は、意外と遠く不便(車で行くには遠く、新幹線は基本こだましか止まらないので、3時間かかる)です。それで、今まで行った事がなかったのですが、ふと行ってみようかと。

 電車おたくの息子が、熱海に止まる「ひかり」を見つけ(午前中は1本のみ)、一ヶ月前に予約を入れる事ができましたし、ホテルもリーズナブルに予約できたので、じゃあ行こうかと。

 お天気もまずます良く、気持ちのよい旅行ができました。

 行きは、新幹線の中でお弁当を食べ(これがとても楽しい!笑)1時頃熱海駅に到着。思ったよりも小さな駅で、にも関わらず観光客の多いこと!!ものすごく混雑してました。でも嫌な感じじゃなくて、賑わっているな~という感じ。

 まずはホテルにリュックを預けようと、商店街を抜けて海のほうへ歩きました。ホテルは海のすぐ前にあるのです。行ってみて気がついたのですが、熱海には平地がほぼなく、特に南北は急坂なんですね。びっくりするほどの急な坂道ばかりで、これは年をとったら来れないなと思いました。いや、今ですらかなり厳しい。これだけ急だと、電動付き自転車でも無理だなと思いました。かといって、道も狭いので車も通りにくく、お住まいの方々はどうやってお暮らしなのかと案じました。

 そうやって、急な坂をジグザグに、足を踏ん張って15分ほど下っていくと、ホテルに着きます(最後は見たことないほど急な階段をおりました)。

 ホテルでリュックを預け、ロビーの無料のコーヒーやお茶などを飲みながら一休みし(海が見えて気持ちいい)、徒歩20分の所にあるロープウェーまで歩きました。

 道は、ひたすら海岸沿いで、歩いていてとても気持ち良かったです。暑くもなく寒くもなく。大阪はまだまだ寒かったので、まるで南国に来たようで、熱海ってこんなにあたたかい土地柄なんだと感心しました。温泉の地熱が関係しているのか、地形の関係なのか、はたまた「たまたま」だったのか、、、。

 ロープルウェーは、ほんの数分で山頂に到着。山頂からは熱海の海岸が一望できました。カフェなどもあり、ゆっくりできそうでしたが、観光客が多かったので、景色だけ楽しみ、すぐに降りました。

 ロープウェーの駅から、熱海駅までバスに乗りました。1時間に2本しかなかったのですが、ちょうどバス停についた時にバスが来てくれて助かりました。私たちは始発から数駅めのバス停だったので座れましたが、その後走るうちにどんどん観光客が乗ってきて、混んで来ました。しかも、熱海駅に近づくにつれ、えげつないほどの渋滞。車が多いというよりは、道が狭い。急な坂なので、バスが斜めになって止まり続けているので、不安になりました。大丈夫でしたが。ちなみにICOCAは使えました。

 熱海駅で降りて、今度は荷物もなく、ゆっくり商店街を散歩しました。大きな商店街が2本あって、どちらもレトロで楽しかったです。私は普段は旅行に来ても、あまり商店街は見ないのですが(観光地中心)、ここの商店街はなぜか楽しくてゆっくり見ました。昭和レトロというか、懐かしいというか。決して何かをお土産に買いたい、という感じではなく、商店街全体が博物館的な面白さがありました。

 4時過ぎにホテルに戻り、チェックインして少しゆっくりしました。

 ホテルは「熱海シーサイドスパ&リゾート」という名前のホテルで、海が目の前でビューが良く、露天風呂もあり、夕食と朝食はバフェで、3人で5万円でした。古いホテルですが改装されているそうで、お部屋が広くて清潔感があり、良かったです。口コミを読むと、中には排水溝の匂いがするお部屋もあるようで、若干不安だったのですが、、、。良いお部屋でほっとしました。

 それから温泉に行きました。露天風呂があって、とても良かったです。ただ、女性の露天風呂は道路からの目隠しがあって、景色が少ししか見れないのが残念でした。とはいえ、朝にもう一度行った時は、朝日が燦々と入ってきて、とても気持ち良かったです。私、朝日を浴びながら露天風呂に入るのが大好きで。ものすごく活力を得られる気がします。

 温泉から戻った後は、夕食バフェ。品数はそんなに多くなかったですが、海の幸の提供に力を入れているのが良く分かりました。バフェなのにお刺身が4種類もあって、どれもとても美味しかったし、カニの足も山のようにあったし、サザエなどの焼き物も数種類あり、珍しかったです。自分で焼きます。ちなみに朝食のバフェも良かったです。

 夕食後はもう眠くなってしまって(笑)、9時頃には寝ました。早い!

 その分、朝は早く目が覚めて、ちょうど朝日が昇るところがお部屋から見れました。

 どんどん朝日が昇っていくのをじーっと見てました。朝日は、じかに見てもまぶしくないんですね。どうしてなんでしょうね。不思議です。

 その後また温泉に入って、それから朝食。チェックアウトは11時なので、荷物なしで目の前の海岸をゆっくり散歩に行きました。犬をお散歩している人や、はしゃいでいる観光客の方など楽しかった。海がとてもきれいでした。

 10時頃ホテルをチェックアウトして、来宮神社に行きました。これが、、、この旅一番きつい坂道でした。距離としてはロープウェーと同じくらいの20分くらいなんですけども、、。とにかく急な登り坂しかなく。ひたすら上るという。リュックも背負ってますし。息子と夫はすいすい上っていくのですが、私はヒーヒー言いながら、必死。

 それでもやっと到着。参拝客も多く、活気のある神社でした。印象的だったのは、参道の木が竹林だったことです。こういう参道は初めてで、とても趣がよく、素敵だなあと思いました。本殿も美しかったです。本殿左奥を少し行くと、ご神木の大楠がありました。境内にはカフェもあり、ゆっくり過ごせるようになっていて、近所にあれば通いたい神社だと思いました。

 ちなみに、私はこの神社で、財布を落としてしまいました。。。この日、朝からとても暑く、大阪から着ていったダウンコートをとてもじゃないけれど着ていられず、手に持っていまして。財布とスマホは、ダウンコートのファスナーのあるポケットに入れていたのです。参拝の為にお賽銭を出すのに財布を取り出した後、自分では財布をポケットに戻したつもりだったのですが、着ている状態ならポケットに戻した感覚がちゃんとあるのですけども(だから戻していないと分かる)、コートを脱いで手に持った状態で、ポケットに財布を入れた(つもりだった)ので、ちゃんと入っていなくても気がつかなかったようです。

 で。参拝後、息子がおみくじを引きたいというので、お財布を出そうとして、ポケットを見て、財布が入っていない事に気がつきました。一気に血の気が引きました。

 落とした時間は数分前、場所は間違いなく本殿前の参道ですが、目を皿のようにして探しましたが落ちていません。嘘でしょ、、、、。

 と、年配の女性が「あ、お財布ですか?」と声をかけて下さいました。その方がお財布を拾って下さったわけではなく、どなたかがお財布を拾われたのを、見たとの事。そして、そのお財布を拾った方は、「どこに届けたらいいのか?」と困っておられたと教えて下さいました。

 きっと社務所に届けて下さったはずだ!と思いましたが、見渡しても社務所がなく。左側にお札やお守りを売っている所があったので、そこで聞いてみると、ありました。拾った方が、届けて下さっていました。ああ、助かった!!中身も無事で、感謝しかありません。拾って下さった方、本当に有り難うございました。

 しかも、コートを探って財布を探していた時、私は今度はスマホをポケットから落としたらしいのですが、その事にも私は気付かず。夫が拾ってくれていました。けっこうな距離から落としたのですが、スマホも無事でした。ああ、有り難い。

 それにしても、私の不注意はひどい。本当に気をつけないと。

 出来る事としては、いつもと同じを心がける事。コートなら、いつも着ているのだから、多少暑くても着る。カバンも、いつも同じものを持つ。いつもと違う事をすると、ポカをしてしまう気がします。

 この後、MOA美術館に行ったのですが、その事は記事を分けて書きます。私は、美術館の後、大阪に戻ったのですが、夫と息子は名古屋で途中下車し、名古屋で遊んでから、夜遅く帰って来ました。体力がすごい。

 帰りの新幹線では、富士山が見れました(行きは雲があって見えなかった)。写真では小さいですが、実物は大きかったです。

 私は窓際ではなかったのですが、富士山が撮りたくて、スマホを掲げていたら、窓際の方がとても優しい方で、どのポイントで撮るのが一番きれいにとれるか、とか、場所を変わろうか?とか、自分が撮りましょうか?等、色々言ってくれて有り難かったです。富士山の手前に小さな山があり、その山が途切れるタイミングがベストタイミングだそうです。その方のおかげでうまく撮れました。嬉しかったです。

 新大阪駅に戻ると、やっぱり寒かった。いそいでダウンを着ました。ではまた~