書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

「神様仏様とつながるための基本のき」桜井識子著

 桜井識子さんのまわし者ではないのですが、今回もまた、新刊のレビューを書いてみたいと思います。

 最近は、新刊を買ってもレビューを書かない事が多かったのですが、この本はとても分かりやすかったので、ご紹介したいと思います。

 アマゾン貼りましたが、私は近所の書店で買えました。平場に積まれていました。

 

 この本は、4つのテーマに分かれています。

 「神様とはどういうものか」「仏様とはどういうものか」「低波動とつながらない為にはどうしたらいいか」「見えない世界とはどういうものか」の4つです。

 1つ1つのテーマに更に細かい目次がついていて、例えば神様のテーマだと、神様の種類(山岳系・自然系・人間系・動物系・龍神・etc)とか、お賽銭・祝詞柏手・お札御守・絵馬おみくじ等々の目的・住所を言う意味、珍しい神社(牛頭天皇・怨霊系など)など、まだまだ細かく様々なことが丁寧に説明されています。

 桜井信者として、全ての著書を読みあさっている私でも、知らない事だらけでした。

 なので、この本は、基本のき、と言いつつ、意外と知らない盲点が網羅されている一冊だと思います。

 「なるほど~」と激しく膝を打った箇所が沢山ありました。

 そういうものの中から、いくつかご紹介します。

 1つは、「あの人って、すごく意地悪なのに、どうして運がいいの?」「陰であくどい事をしているのに、なんでお金持ちなの?」「どうしてバチがあたらないの?」こういった疑問に対する答えが書いてありました。

 こういう人をサポートしているのは、悪霊なのだそうです。悪霊というのは、取りついた人をとことん苦しめ不幸のどん底に突き落とす事で喜びを得るパターンと、取りついた人を利用して、その周囲の人達を不幸に陥れて喜ぶパターンがあるのだそうです。

 例えば、陰で悪い事をしているのになぜかお金持ちだという人がいたら、その周囲の人達は、イライラします。どうして?なんで?と腹が立ちます。周囲の人の感情がどんどん悪化していくのです。悪霊はそれを見て、大喜びするのです。

 また、陰でよくない事をしてお金持ちになった人が、周囲の真面目な人達を見下す感情を持つ事も、悪霊にとっては快感なのだそうです。

 悪霊は、神仏とは真逆の存在ですが、パワーは神仏並に持っており、その力を使って、心根のよくない人間を成功させる事ができるのだそうです。

 取りつかれた人は、人格が変わり、正常な判断が出来なくなる為、殺人を犯したり、高齢者からお金を巻き上げたり、犯罪に手を染める事もあり、悪霊はとりついたその人間だけでなく、その周囲の人間も苦しめる事で、喜びを得るのだそうです。

 悪霊に取りつかれない為には、憎悪嫉妬恨みなどの低い感情を持たない事だそうです。また、神社仏閣に定期的に行って、悪いものを落としてもらうのも良いそうです。

 

 もう一つご紹介しておきます。

 イジメについてです。

 見えない世界では、イジメをした人は、自分が将来手に入れる予定の「幸運」や「成功」を、イジメた人にあげる、という仕組みになっているそうです。これは、そうなるかもしれない、という可能性の話ではなく、必ず100%そうなるのだそうです。

 なので、AさんがBさんをイジメたとしたら、Aさんは自身の「幸運」を、Bさんにあげるという事になります。

 芸能界やビジネスで成功した人に、昔イジメられていたというエピソードが多いのは、こういう背景があるそうです。イジメた人が何人かいれば、幸運もその人数分もらっているからです。(そういえば、嵐の二宮さんも、小学校の頃、イジメられていたと聞いた事があります)。

 これは、イジメられても我慢せよ、という事ではなく、イジメを行う側の人に伝えたい事だ、と桜井さんはお書きです。

 イジメを軽く考えないほうがいい。自分の明るい未来をプレゼントしてしまったら、生きるのがしんどくなる。この事を知ってもらいたいとの事です。

 

 まだまだこの本には、「なるほど!」と膝を打つ箇所が沢山あり、読み応えがありました。宜しければ、書店で手にとってみられては、と思います。

 付け足しですが、来年のカレンダーが出版されたので、これまた恒例で、ゲット致しました。今回のは、過去一の出来、な気がします。良い人生にする為の心がけ12個と、素敵な写真がセットになっています。こちらは書店では買えないようなのが残念です。私は買って良かったです。

 

ではでは、今回は、桜井識子さん関連のご紹介でした。