今年の紅葉は、どこに見に行こうかと色々考えたのですが、以前にも行った事のある南禅寺に行く事にしました。
京都にも関わらず、案外人が少ないのでゆっくり出来るというのが決めてです。
大阪からだと京阪線で三条まで行き、地下の連絡通路を通って地下鉄東西線に乗り換え、蹴上駅まで２駅。ただ、蹴上駅から南禅寺までは結構歩きます（速足で１５分くらい。ゆっくりだと３０分くらい）。
思った通り、観光客は少なめで、紅葉はとても綺麗でした。ずらーっと写真を並べてみます。
私のお勧めは、「天授庵」です。入るのに５００円かかりますが、その価値ありです。庭園が綺麗に手入れがされていて、紅葉は一層美しいです。
ここに座ってお茶を飲みながら休憩しました。あまりにも紅葉が美しいのと、お庭が丁寧に整えられているのとで、感動しました。
本堂には入れませんでしたが、外から撮影は可能だったので、撮ってみました。
南禅寺には、他にも沢山見どころがあります。 一番奥にある「方丈」には以前入った事があるのですが、こちらもとても素敵でした。 方丈内に、お茶を飲める場所があった気がします。
南禅寺は、最寄駅から少し遠いせいか、大坂から遠いせいか、紅葉では同じく有名な東福寺よりは、はるかに人が少ないので、落ち着いてゆっくりまわる事が出来ます。
今年の紅葉は、これで見納めでいいかな、と思っていたのですが、翌日、大阪城公園にも行ってしまいまいました 笑。大阪城公園も綺麗でした。
恥ずかしくて書かなかったのですが、実は天授庵で座ってお庭を眺めていたら、あまりにも美しくて、涙が出ました。綺麗なものを見ると、心が癒されます。天授庵は、南禅寺の開山塔で、南禅寺自体は１２９１年、亀山上皇が、妖怪を鎮める為の禅寺として開創されたそうです。
後方に山を持ち、読経ではなく、座禅で悟りを開くのを主旨としたお寺です。
美しい紅葉と、禅寺特有の落ち着きが漂う素敵空間でした。
