書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

法隆寺に参拝(二回目)

 先日、法隆寺に行って来ました。二度目です。最古の木造寺院で、聖徳太子が建てたお寺です。

 以前にも書きましたが、法隆寺は奈良ですが、大阪からとても近い。JR快速で法隆寺駅まで20分。そこからバス(二番乗り場)で10分弱。JR法隆寺駅から法隆寺までは、歩いても15分くらいと近いのですが、道が狭く混んでいるので、バスは少し時間がかかりました。ちなみに、バスは右側座席が良いです。左は直射日光が暑かった 笑。

 法隆寺参道。修学旅行生さんの姿がポツポツ見え、嫌な予感、、、笑

 画面は曇りですが、バスから降りた途端に曇りになり、以後参拝中ずっと曇りでした。暑くなくて助かりました。って、もう11月なんですけどね 笑。

 

 何故、法隆寺かと言いますと、少し前に発売された桜井識子さんの著書「おみちびき」に、法隆寺に参拝するコツが書いてあったんです(すみません。桜井信者なもので、、、)。

 やはりメインは金堂だそうで、ここの薬師如来像と釈迦如来像が強いとのこと。これは、私も以前の参拝で、めちゃくちゃ感じました。ただ、以前の桜井さんは、この二つの像が強い、という事は分かっても、仏像の奥に仏様の姿を見る事は出来なかった(道が繋がっている仏像なら通常は見えるそうです)と書いておられました。

 でも新しく「おみちびき」では、見えるコツがある、と分かったと書いておられたんですよね。そのコツをここに書いていいものか、、、迷いますが、ポイントは、この二つの像が出来た時代、つまり飛鳥時代の仏教に意識を合わせる事だそうです。今の仏教と、飛鳥時代の仏教は、全く異なるものだそうです。

 もう1つ、法隆寺には特別強いパワースポットがある事が分かったと同著に書いてあり、そこにも立ってみたくて、行ってみました。

 

 まずは金堂。

 薬師如来様、釈迦如来像それぞれの前で真言を唱え、それぞれで祈願しました。以前参拝した時は、人が少なくてゆっくりできましたが、今回は、平日でしたが参拝客が多めで、ひやひやしました。一応、私が二つの像の前で、得心いくまで祈願できた直後、修学旅行生の団体が、一気に金堂内に入って来られました。危機一髪でした 笑。

 こういう感じ。こういう団体と一緒になってしまうと、集中しての祈願は難しいです。ギリギリでした。

 

 ちなみに、薬師如来様に祈願したのは、私の体調面の不調についてでして。最近、マウスピースをはめると、舌の左側が痛くなる事に、ずっと悩まされていたんです。歯科医に相談しても、どうしようもない、との事で。マウスピースをはめる時間を短くして対応していましたが、それでも痛い。でも、はめないと歯並びがずれてしまうので、最悪、歯を削る羽目になる。 

 それで、マウスピースをはめても舌が痛くなりませんようにとお願いしたのでした。

 時系列はおかしくなりますが、これを書いている今日は、参拝から数日経っていますが、舌の痛み、かなりマシになってきました。嬉しい。はめていない時は全然痛くなくなりました(以前は常に痛かった)。

 あと、寒暖差が激しくなってきたせいか、持病の右足がまた痛み出しでおりましたが、治りました。こちらはお願いしなかったのですが、治して頂けたようで、有難い。

 

 ちなみに私も、一応必死で飛鳥時代に意識を合わせてはみたのですが、そもそもどのお寺に行っても、仏像の奥に仏様を見る事は出来ない人間ですので、金堂でも見る事は出来ませんでした。。これは仕方ない。

 

 さて、もう1つの参拝目的であるパワースポットですが、これは、金堂(右)と五重塔(左)と大講堂(中央奥)の中心にある、灯籠の手前だそうです。

緑色っぽい灯籠が分かりますでしょうか。これです。

 この灯籠の手前に、地面から熱気が吹き出しており、この土地の強いエネルギーが吹き出しているポイントなのだそうです。そもそも法隆寺の建っているこの土地全体が強いパワーのある土地で、それを知った聖徳太子さんが、ここにお寺を建てたそうです。その為、法隆寺は1300年間、一度も天災(地震等)や人災(火事など)で壊れる事なく、世界で実存する最古の木造建築となったのだそうです。

 さて。私も早速、灯籠の手間に立ってみました。

 熱い空気は一切感じませんでした 涙。

 ただ、ここだけ風が強く吹いていて、服がハタハタとはためき続けました。ここから数歩離れると、風など吹いていないのです。でも、このポイントに立つと、風が吹く。これいかに?

 気のせいにしては、服が物理的にはためき続けるので、不思議だな~と思いました。ただ、熱い空気ではないし、地面から上がってくるものでもありませんでした。ただ、灯籠を背にして立って、左から右へ、風が一方向に強く吹き続けていました。気持ち良かったです。

 

 さて。ここからは「おみちびき」に書いてあった事で、私が興味を持ったポイントに行ってみました。

 同著では、桜井さんは、なんとか聖徳太子さんとコンタクトを取ろうと四苦八苦されておりました。今まで一度もコンタクトが取れた事がなく、法隆寺でも無理ならもう、どこに行っても無理だろうと思って必死になられていました。

 そして、唯一、コンタクトが取れたのが、東大門を出たすぐの築地塀の所だそうです。ここです↓。右にうつっているのが東大門。左が築地塀

 私も早速、この場所に立ってみました。勿論、私が聖徳太子さんと話せるはずもないですが、「へ~、ここなんだ~」という気分を味わってみたく 笑。ここは、当時は、聖徳太子さんの邸宅が建っていた場所だそうです。つまり、法隆寺を出たすぐお隣りに、家があったという事ですね。ご自宅の場所なので、コンタクトしやすいという事だそうですが、以前は桜井さんはここでもコンタクトは取れなかったそうです。

 今回は、飛鳥時代に意識を合わせた事で、コンタクトがとれたそうです。そして、聖徳太子さんから、法隆寺の前述したパワースポット等、色々教えて頂き、著書に書かれ、それを読んだ私が行ってみた、という次第 笑。

 私は、な~んも感じられませんでしたが、ここに立ってみたかったので、満足です。

 

 法隆寺はもう紅葉が始まっており、綺麗でした。お散歩で癒されました。

 

 あまりにものんびりお散歩を満喫しておりまして、帰りのバスの時間がギリギリになってしまいました。

 それに気づいたのは、法隆寺を出る直前です。このあたり

 門を出た先に、長い道が向こうのほうまで続いているのが分かるかと思いますが、この道の先の先の、一番先にバス停があります。普通に歩いたら、速足で5分はかかる。

 私は29分発のバスに乗る必要があったのですが、この門の時点ですでに28分でした 涙。バスは1時間に2~3本しかありません。

 ここからダッシュしました。

 再度書きますが、私は足に弱点があり、歩くのは可能ですが、もう10年ぐらい、まともに走った事がありません。しかも、この日は、右足が痛くて上がらず、引きずるように歩いて参拝していました。

 ですが、この時点で、なぜか走れたんですね。バスに乗り遅れたくない一心です。

 お、私、走れるやん、とどこか冷静に考えながら、この道の先まで必死で走り抜けました。バスはすでに止まっており、私が転がるように走って近づいていくのに気づいてくれ、「29分発です。お乗りの方は、お急ぎ下さい」とアナウンスがされました。

 分かってます~!急いでます~!💦

 必死で走って、走って、なんとか乗れました。時計を見たら30分になっており、サービスで待って下さったのだと分かりました。有難い。なんせ私、すごい形相で走りましたから。運転手さんも、待つしかなかったのだと思います、、、。

 しかし。走れない私が、この距離を、全力疾走で走れた、というのは不思議です。右足は、ほとんど上に上がらなかったはずなのに。バスに揺られながら、明日・明後日は、すごく足が痛くなるのだろな(筋肉痛や関節痛で)と覚悟しました。

 が、今現在、数日たちますが、一切痛みはありません。筋肉痛すら。

 法隆寺パワーですかねえ。。

 ちなみに今回かかった費用は、JR&バス代往復で1500円ぐらいと、拝観料が1500円。時間は、行って帰って3時間ぐらいでした。

 楽しかったです (^^)/