書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

人を恨まない

 前の記事で、なんか、母や姉に対する「恨み節」みたいなのを書いてしまった私ですが、実のところ、彼女達を恨む気持ちはないんですよね。

 ある時期から、「人を恨むのは、自分にとって損しかない」という事に、気づいてしまったからです。

 ここから、見えない世界の事を書くので、苦手な方はスルーでお願いします。

 

 「生き霊」というのがありまして。「生き霊」とは、「強く思った念」の事です。これは、ただの「念」なのですが、意外と効力を発揮するものでして。

 例えば、誰かを心の中で強く恨むと、その念は「生き霊」となって相手の所に届いてしまい、相手を傷めてしまうらしいのです。

 で、その生き霊は、相手を傷めた後、ブーメランのように自分の所に戻って来て、同じように、自分をも傷めてしまうのだそうです。

 

 この「生き霊」を飛ばしやすい人、飛ばしにくい人、というのが存在するそうで、私はどうやら、飛ばしやすいほうの人間だと、気づきまして(色々心当たりがあったので)

 それで、相手を傷つけたくないというよりも、自分が傷つきたくないという自分勝手な気持ちから、生き霊を飛ばすのは止めよう、つまり、誰かを恨む念を持つのは止めよう、と決めたのです。

 

 「声に出した言葉」を「言霊」と言って、言霊があるから悪い事は言わないようにしよう、というのはよく聞きますが、声に出さないで心の中で思った事でも、悪い事は巡り巡って、自分を害するという事ですね。

 

 だから、私は、夫や義母や息子、母や姉、といった家族に対し、腹立たしい気持ちになっても、その気持ちを瞬時に消す事にしています(一瞬感じてしまうのは、もうこれはどうしようもありません)。

 腹立つな、はいおしまい。という感じ。

 勿論100%忘れるという事は出来ません。20%位は気持ちが残りますが、その程度なら、恨むというほどの強い念にはなりません。

 このブログに書き込んでいる段階で、すでにほぼ忘れている事ばかりです。

 なので、先日の記事に書いた事も、姉に言われるまですっかり忘れていました。言われて、ああそういう事もあったな、と思い出した次第です。

 忘れる方法は、どこかの記事に書いたのですが、腹をたてている自分の体感をじっくり観察すると、なかなかに興味深く、面白いなと思っているうちに忘れます。

 ではではまた。