書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

愛読ブログから。レプトスピラ菌情報他。

 いつも楽しく拝読しているブロガーさんの記事に、今日は、いつも以上に共感したので、誠に勝手ながらご紹介させて頂きます。

レプトスピラ症って、、 - 悩めるママたちへ。子育て応援ブログ、ニューカレドニアから発信中! (hatenablog.com)

 ニューカレドニアにお住まいのブロガーさんで、いつも興味深い記事を書いて下さっています。今回は、レピトスピラ症という感染症について書いて下さっていました。

 

 この感染症については、どこかで聞いた事がある、と思い、自分の過去記事を探してみたら、以前に書いていました。少し内容を書き直して、改めて記事にしてみました。

 

 私は夏が好きだし、自然の中にいる事も好きなんですけれども、自然がたっぷりの場所が、健康的な場所だとは限らない、と最近思うようになりました。

 

 とはいえ、海や川の側にいると寛げるので、お出かけ先は、街中より海辺や川辺を選びがちだし、長期の旅の行先は、海辺にする事が圧倒的に多いです。

 

 今まで行った国を考えると、アメリカ西海岸東海岸、カナダ西側東側、メキシコ、イギリス、香港。海に囲まれた小国か、大陸の国なら海沿いの街ばかりなんですよね。

 今後行きたいのは、カリブ海とベニス。ベニスは早く行かないと水没してしまうらしいので、気が焦っています。

 ちなみに国内旅行先は沖縄が多くて、あと日帰りで淡路島にはよく行きます。

 日常では毎日、緑の茂った公園で瞑想めいた散歩をするのが習慣です。

 

 そんな水辺と自然が好きな私ですが、以前ツツガムシ病についての本を読んで、衝撃を受けた事があります。

 ツツガムシ病は致死の病なのだそうで、新潟や山形等の東北地方では、ツツガムシというダニの幼虫に刺された人の多くが、死んでいるそうなのです。

 

 ツツガムシは水辺の葉や、野生動物(野ネズミ等)の耳等に幼虫を産みます。

 幼虫は近くにいる人間にくっつき、皮膚を刺す(ダニなので)事で、体内のウィルスを人間に感染させ、刺された人間の多くは死ぬのだとか。

 

 幼虫が産まれるのは夏。

 だから昔は、毎年東北地方では、どの村でも農民の方々が、当たり前のように死んでいたのだとか。

 亡くなった方々を祭る祠も数多く残っているそうで。

 

 ツツガムシ病については、長年地道な研究がなされ、今では治療薬も出来たのだけれど、刺されてすぐに投薬しないと効かないので、まだまだ注意が必要な感染症であり、減ったとはいえ今でも死者は毎年出ているのだとか。

 このツツガムシ病は、東北だけでなく日本全国で見られ、私がよく行く沖縄でも死者が出ているそうです 怖。

 

 沖縄では、日頃触れられない自然に「わーい、自然がいっぱいだー」と大喜びして満喫していたのですが、そんな脅威があったなんて、知らなかった。運悪く葉っぱについたダニに刺されただけで、ただの虫刺されで、人は死ぬ。

 

 若い頃はこういう話を聞いても、自分は健康だから大丈夫、と思っていたものですが、年をとってくると、自分の健康にもそこまで自信が持てません。

 

 あと、虫刺されによる怖い感染症としては、上にご紹介した記事に書かれている「レプトスピラ」があります。

 

 私がこの名前を知ったのは、「こんな所に日本人」というテレビ番組で、でした。番組では、カリブ海の小さい島、セントクリストファーネイビス島が取り上げられていました。

 

 そこで働く日本人女性がその島で、レプトスピラ菌という、エボラ出血熱系の病を引き起こす細菌の研究をされていたのです。カリブのその島は、レプトスピラ菌がいたるところにあるので、研究するにはうってつけの場所で、研究所があるらしいのです。

 

 いたるところ、というのはどういう事かというと、セントクリストファーネイビス島の哺乳類(犬、猫、家畜など)のほとんどが、レプトスピラ菌に感染しているそうなのです。それらの動物の尿で汚染された水や土壌から人に感染し、重症になれば死に至る。

 

 ニューカレドニアにもあるという事は、暑い場所にある島では、このレプトスピラ菌が増殖しやすいのかもしれません。

 

 ツツガムシ病・レプトスピラ菌。

 若い頃なら聞き流せたこれらの話が、年を重ねた身には結構こたえます。

 

 暑い場所や水辺が、即、脅威である筈はなく、勿論楽園である事は大前提として、ただそういう所を、頭から「健康的な場所だ」と油断すると、危ないのだと思う次第です。

 

 これからも沖縄には行くし、ニューカレドニアにもカリブ海にも、いつか行きたい。

 

 でも、手放しで「自然=健康」と思い込むのは止めたいし、日常にはない寛ぎや解放感を満喫しつつ、同時に、土地土地にいる菌やウィルスに対して免疫を持たない自分は、慎重になるべきなのでしょう。更にそういう所では、病院が少ないという事も、考えておかないといけないですね。特にコロナ禍以降は。

 つい最近、温暖化の影響で、北極圏の氷がどんどん溶けている、というBS番組を観たばかりなのですが、地球の温暖化はもう止められないし、地球は少しづつ、人間には住みにくい場所になっていくのかもしれません。

 ご紹介させて頂いたブロガー様、勝手に貼らせて頂いて申し訳ありませんでした。今後も楽しみに読ませて頂きます。有難うございます。

 ではではまた~

近場散歩に最適、芦屋の浜。実は埋立地 笑。都会はこんなもんですねえ。。