書くしかできない

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消費税の使い道問題

 急に更新頻度が上がっておりますが(笑)、今日はまた選挙のことで書きます。

 れいわ新選組が、「消費税増税が、法人税減税の穴埋めに使われている(大企業優遇処置がずっと続いている)せいで、日本経済が衰退した」と主張されている件について、自民党高市氏が「消費税は、すべて社会保障に使われている。デタラメを言わないで」と反論。これについて更に、れいわ支持者が反論炎上、という事態になっております。

 詳しくは、以下の記事をご参照下さい。

高市早苗氏「消費税は社会福祉のみに使われる」発言に「平気で嘘をつく」の声…安倍元首相も明言した「借金返済」“内訳”(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

 

 れいわ支持者は、

1990年度の消費税収(税率3%)は4.6兆円だったが、2020年度(10%)は21.7兆円に。一方で、1990年度の法人税収(40%)は18.4兆円だったが、2020年度(23.2%)は、12.1兆円。消費税が法人税減税の穴埋めに使われているのは明らか」

と主張しています。

 

 でも、記事によると、

この30年で社会保障給付(年金、医療、介護、子育て)は40兆円から140兆円に増えた。赤字分を一般会計から穴埋めしているが、2022年度でいえば、赤字の穴埋めは36兆円。対して、消費税収は22兆円。つまり消費税だけでは、社会保障給付金の赤字を穴埋めできず、国債の発行、つまり借金を重ねている状態なのです。『消費税が社会保障にすべて使われている』というのは、ウソではない」

との事。

 

 山本太郎さんは、これが分かっている上で、あえて、消費税は法人税の穴埋めに使われていると言ってるのでしょうか。庶民に分かりやすいアピールとしては有効ですからね。れいわ支持者の方々は、どっちなのかな。背に腹は代えられない、と、信じたフリをしているのか。それとも、本当に気づいていないのか。

 

 とにかく。数字データというのは、色んな見方があり、「データ」だ「エビデンス」だと言っても、見方次第で間違っている事もあるのだなあ、と思いますね。

 

 要するに、高齢者激増につき(現在、65歳以上の高齢者が、全人口の30%であり、今後も増える)、社会保障費もまた激増中で、消費税増税だけではとてもじゃないが賄えないと。

 どうして、法人税を下げ続けているのかは不明だけれど。どうしてなんでしょうね。法人税も上げて、社会保障費に回せてばいいのにね。国債発行ばかりせずに。でも、こういう事を言っている政党さんは、今現在はおられないですね。企業を敵に回したくない、という事なのかな。選挙では、税金を下げる、はどんどん言うけれど、税金を上げる、は絶対言わないですもんね。そんなの言ったら当選できないからね。

 

 まあ、どこが勝っても、難しい舵取りでしょう。

 それにしても、小さい政党が沢山出て来ました。これも、SNS時代の影響でしょう。思いついたら、誰でも立候補できるし、マスコミが報道してなくても、自分で勝手にSNSで支持者を増やしていく事は可能ですから。

 良い事なのか、悪い事なのか。ちょっとどうなん?と思う政党も、沢山ありますね。でも、それぞれの政党の支持者の方々は、涙を流して応援されてますからね。自分ところの政党が、一番正しい、日本を救う、と思っているのでしょうね。それぞれが、ね。

 

 あ~。日本はどうなるんだろう。

 いつも思うのですが、どうなろうと、たとえ最悪の状況になろうと、自分や家族が生きぬいていけるように、手を打つのが一番だと思います。考えないとね。

 今日はこんな感じです。暑いですが、皆様お気をつけて~