これはまあ、自分への備忘録でもあるのですが、ネットで何かに申し込む(お金を払う)時には、よくよく注意しないといけないなあと思います。全てではないにせよ、詐欺まがいが多いからです。
大きなプラットフォーム経由であったとしても、油断はできません。
①日本語が何か怪しい業者
②代引きや後払いが出来ない業者
からは、物を買ってはいけないですね。これは鉄則。
また、モノではなく、セミナーとかセッション等を申し込むという場合も要注意です。
①一旦お金を振り込んだら最後、いかなる場合も返金には応じないと謳っている人。
②「資格取得可能」と謳っておきながら、肝腎の「資格証明書」を明示しない人。
こういう人の主催するものには、申し込まないほうが無難でしょう。
①なんて、本当にいるの?と思われるかもしれませんが、契約条項をちゃんと読むと、けっこういます。こういう人。
本来、何かを買っても、それを手にしてからしばらくの間は、返品(返金)可能なのです(クーリングオフ制度)。にも関わらず、まだそれを手にしてもいない(セミナーを受けてもいない)状態の、ただ申し込んだだけの人に対して、返金に応じないというのは、ちょっとおかしいわけです。
こういう人の提供するものは、往々にして、中身と値段が釣り合っていません。
(500円のものを、5万円で売っている、みたいな事です)
一応、何かは提供している、そこは間違いないですが、それがその人の値段付けと釣り合うのかと言えば、まず、釣り合いません。だから、「返金に応じない」と契約条項で謳っているわけです。
ちなみに「セミナー等の開催後は返金に応じない」というのは問題ないと思います。
何故ならば、返品と返金はセットなので、開催してしまったセミナーを返品する事は出来ないからです。返品できないから、返金もできない、というのは正しいですね。ただ、開催前の、申し込んだだけの段階で、返金に応じないというのは、おかしいですね。
SNSを通じて何かに申し込む時は、キャンセルポリシーをチェックする事は必須です。キャンセルポリシーを見れば、そのセミナーが値段にふさわしい内容かどうか、セミナー主催者がまともな人かどうか、が分かります。はっきりと。
さて次に、②に関してなのですが。②に関しても、そこそこいるんですよね。
この講座を受けると、「○○の資格」が取れます、と謳っており、そこがその人の売りなのに、肝腎のその「資格証明書」は、載せない。或いは、一応資格証明書はぼんやり載せているものの、正規のものとは微妙に違う。
本来、資格が取れますと謳う時は、その資格証明書をしっかり細かい部分まで見えるように載せないといけません。「これが、取れます」と分かるように。
でも、あやしい人は、言葉だけだったり、証明書の細部がぼんやりしていたりします。正規のものを比べられても、違いが分かりにくいようにね。後でその資格が正規のものではない、とバレた時でも、「正規の○○資格が取れるとは言っていない」と逃げれるように。「あくまでも、私オリジナルの○○資格が取れるとしか言っていない」と逃げれるように。
こういう人の提供するものに申し込むのは、自ら詐欺にひっかかりに行くようなものですね。
でもまあ不思議なもので。こういう風に、詐欺まがいな事をする人というのは、意外と自分も、詐欺に引っかかるんですよね。どういう心の仕組みなのかは分かりませんが。
結局のところ、「人を出し抜いて、自分だけうまいことやろう」という気持ちが強い人は、詐欺まがい行為をするし、また自らもコロっと詐欺にひっかかるのでしょうね。
ということで、今日はここまで。ではまた~