書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

季節外れの服装

 季節外れの天気、ってありますよね。

 11月なのに真冬並みの寒さだったり、4月なのに真夏並みの暑さだったり。

 そういう時、私は躊躇なく、11月でも分厚いダウンを羽織るし、4月でも半袖で過ごします。私は暑さ寒さに極端に弱い体質なようで、そうせずにはいられないからです。

 自分でその日に着る服を選べる年齢になってからはずっと、そうやって生きてきたのですが、実家にいた時は母から、そして大人になった今でも周囲の知人等から、

「今、そんな格好していたら、真冬(真夏)になったら何を着るの?」と咎められます(ました)。

 そういう時、私は曖昧な表情で「う~ん」と困って見せて、その場をしのぐ事にしています(いました)。別に、食ってかかって「でも、今日の天気は真冬(真夏)並みだから良いじゃないか」とは、間違っても言いません。私は昔から、人と面と向かって言い争う事を避ける人間でしたし。言い争う事に、意味はないと思っています。誰しも、自分が一番正しいと思っているし、万が一自分が間違っていると思っても、絶対に人に対してそれを認めませんし、間違うだけの正当な理由があると思っていますから。

 

 何が言いたいかというと、「季節外れの服装をする」事よりも、「その日の気温や天気に合わせた服装をする」事のほうが、私には大事だという事で、でも世の中には、その逆で、その日の気温や天気よりも、その時期時期に合わせた服装をすべきと考えている人がとても多い気がします。

 どちらが正しい、という事はありませんよね。和服の世界で言えば、季節に合わせた細かい決まりが沢山あって、それを外すのは「粋ではない。無粋である」とされています。一方、アメリカ等では、真冬でも寒くなければ半袖で過ごす人もいて、別に咎められる事はありません。

 どちらが正しいという事もないので、別に咎められても仕方ないと思うのですが、ただ言い方として「今からそんな格好していたら、真冬(真夏)どうする?」的な言い回しは、少し気になります。「あなたは、ちょっとした気温の変化にも、耐えられない忍耐力の無い人なんですね。本格的に厳しい気温になったら、あなたはきっと耐えられないでしょう。そんな事じゃダメよ」という主旨を感じるからです。

 私、忍耐力、無いわけじゃないのになあ、、、と、若干の反発心を感じるわけです。

 でも、すぐに忘れますけどね。まあ、いいか、と思う。そんな事、全然全く、たいした事じゃない。

 ただ不思議なもので、私にそういう言い回しで咎めてこられる方というのは、言われる前から分かります。ああ、このタイプの人、と。そういうのを、人間の勘と言えばいいのか、経験値からくる予測、と言えばいいのか分かりませんが。とにかく分かるので、わりと避けます。良い人が多いので、残念ではありますが。

 

 今日も良い天気で、最高に気分がいい朝です。ではでは~