自己肯定感を高めようとする時、人は、以下の2つの方法のどちらかを選択するように思います。
一つ目は、自分への批判を無視し、どんなに悪いことをしても間違ったことをしても、それを認めず、自分は正しいを押し通す方法。こうすれば、自己肯定感を高く保てますから。でも、自己の悪い面が改善できないので、人生でトラブルがなくなりません。私は私のままでいいとする、もしくは、ただ表面的に自分責めをして改善しないまま終わるのが、こちら。
もう一つは、自分の失敗や自分への批判を、冷静に受け止め精査し、適切に反省し、改善する方法。これは、その瞬間は苦しいですが、その苦しみに耐えて自己を良い方向へ向けているという事で、自分を信頼でき、それが自信へ、そして自己肯定感へと繋がると思います。
当然ですが、後者のほうが良いわけです。でも、いったん自分の非や弱さや間違いを正面から受け止め、更に改善する事は、なかなか苦しい事だし、その苦しみに耐えられない場合も、人もいると思います。常に正しい選択が出来なくても、出来るだけ正しい選択を、と思うだけで、だいぶ変わるように思います。完璧は目指さなくとも。
もう蕾が。