書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

二転三転。

 またまたびっくりしました。

 母が入院しました。ややこしいので、時系列で説明します。

水曜日:母、転んで左手骨折。近所の整形外科クリニックで診察。手術の必要はないと言われてギブスをしてもらう。母、私と姉に電話。地区の福祉士さんにも連絡。

木曜日:母、私に電話「左肩も痛い」。私「折れてるのかもしれないから、もう一度クリニックへ」。母「そういう意味で言ったんじゃない」

金曜日午前:母、クリニックへ。肩も痛い件告げると、レントゲン後、肩も折れている事判明。でも軽傷なので、医師いわく何もしなくても治るとの事。母、医師に「一人だと不安なので入院したい」と言い、医師は入院施設のある病院を紹介。

金曜日午後:母、姉を呼んで付き添ってもらい(私足骨折中の為)、大きな病院に入院。簡易的に診てもらった段階で「手術したほうが良いと思われる」と仮診断。本診断は月曜日に出るとの事。コロナの為、面会は基本禁止(必要な場合でも、一週間に1回15分まで)。手術の時だけ付き添い必要との事。

 

 病院での入院手術の件について、姉から電話があり聞きました。姉とは疎遠にはしていますが、縁を切ったわけでも喧嘩をしたわけでもないので、こういう時に普通に話せて助かります。

 クリニックでは手術の必要なし、と出て、入院する病院では手術すべき、と言われている。おそらく手術するだろうと。その際は、全身麻酔になるので、軽症の肩のほうも一緒に手術する事になるらしい。

 私は、さぞかし母が落ち込んでいるだろうと、金曜日にラインをいくつか送ったのですが返信がなく、かなり心配で夜もうまく寝れなかったです。今日土曜日、朝からまたラインをいくつか入れたら、午後になってやっと母から電話がありました。

 どうやら、PCR検査を金曜日に受けて、その結果が土曜日にならないと出なかったそうで、結果が出ない間は、部屋から一歩も出てはいけなくて、部屋ではなぜかラインも電話も通じないのだとか。

 母は、「PCRで陰性が出たから、もう廊下に出てもよくなったから。廊下ではラインも電話も通じるから。それだけ。じゃあ」と、さっさと切ってしまいました。まあ、声の調子では元気そうだったので、良かったと思っていたら、すぐにまた電話が。

 出たら、遠くで母の声がします。私が「もしもし、もしもし」と何度言っても、応答はなく、ただ遠くで母の声がするのみ。

 母はどうやら看護婦さんに話しかけているようで、何かの使い方を聞いているようです。看護婦さんに教えてもらい、それに母がお礼を言って、看護婦さんに「あ、お辞儀しなくていいですよ、肩痛いでしょう?」と言われて、母「いえいえ、これもリハビリですから」と妙なハイテンションで答えているのが聞こえました。まだ手術も終わっていないのに、リハビリって???

 その後も母は、なんだかんだ話しかけて看護婦さんを引き留めている様子。なんだかとても嬉しそうで張り切っている様子。

 どうも、母はスマホの操作を間違えて、私に電話かけている事に、気がついていないようです。私は、しばらくハイテンションの母と看護婦さんとの会話を聞いてから、ゆっくり電話を切りました。

 

 骨折して、入院する事になって、さぞかし母も落ち込んでいるのだろうと思っていましたが、何の事はない、むしろ母は嬉しそうでした。

 一人で家にいるより、確かに入院していれば、誰かれとなく構ってくれて、大事に扱ってくれて、楽しいのでしょう。 手術するのは嫌だけど、入院しているのは嬉しい、そんな感じなのかなと思いました。

 私も、余計な心配をするのは止めます。手術がうまくいく事だけ、祈ります。

 

 それにしても、骨折。本当に生活が大変になるので、絶対にもうしたくありません。つくづく考えたのですが、どんなに注意して暮らしても、「転ぶ」事はゼロには出来ません。でも、「勢いよく転ばない限り」骨折まではしないと思います。

 つまり、歩く時も、何か用事をする時も、とにかく「ゆっくり」する。スピードを落として動く。これしか、骨折を防ぐ方法は、無いと思いました。なので、今後は自転車に乗るのも、止めようかなと思います。けっこうスピード出ますから。転んだら間違いなく骨折です。あと、自分で車を運転するのも、もうやめようかなと思います。

 今後は、とにかくゆっくり動く、歩く、を心がけ、万が一転んでも打ち身程度で、骨折まではいかないように気を付ける。移動は、徒歩か公共交通機関かタクシー、夫の運転する車、に限定しようと思います。

 

f:id:oinor-i:20211212124758j:plain