こんにちは。
まず先に、足のことを。なんと、折れてました(泣。
土曜日、夫に車出してもらって整形外科に行って、レントゲン撮ったら、足の甲の側面が折れてました。ひえ~。。
ただ、よくあるタイプの骨折だそうで。通称「下駄ばき骨折」と言うそうで、なんか下駄はいてて前につんのめってなる、みたいな。別にサポーターとかもする必要なく、できるだけ折れた箇所の周囲の筋肉を動かさないようにしていたら、一か月で治るそうです。
動かすと、あまり確率的には高くないけれど、折れた箇所がズレてしまうので、そうなるとボルトで固定する必要が出てくるそうです。おそろしい。
だから、今はかかとで歩いております。ああ、大変。これ一か月かあ~。今年の紅葉は見逃したな。あああ。自分が悪いから、どうしようもない。
さて。話は変わりまして。
先日、親族の集まりがありまして、どうしても欠席できなかったので、折れた足を引きずって、出席してきました。
姉は欠席していて、甥っ子は出席していました。(姉が出る時は、甥っ子は来ない)。久しぶりに、親族の顔合わせがあり、私も年をとったので、以前と違う気持ちで参加できました。
何が違ったって、上のほうの年代の人がいなかった事。そりゃそうだ。私の親の年代は80代以上になるので、来れないです。というわけで、私の年代の人間が最年長という事になります。
最年長の年代になってみると、私の年代の親族一同、けっこう良い人ばかりじゃないかと思えました。私はともかく、他の50代60代が、とても成長していて、人間的に懐が深く、話していても面白い。この人達、こんなに良い人達だったっけ?と改めて思いました。
結婚した人とかもいて、新たに親族に加わった若い人達もおられたのですが、私の年代の人間は、そういう若い人達にも頭を下げれるし、腰が低いし、何よりこちらから話しかけて場を盛り上げようという心遣いがありました。ごめんなさい。自画自賛。
若い人にこびる、というのではなく、きちんと礼儀正しく、相手をたてる、という事です。
例えば、義兄の兄弟(以後、義弟と略)の一人が、若い人(仮に鈴木さん)に話しかけているのを横で聞いていたのですが、
義弟「何科のインターンされてるんですか?」
鈴木「○○病院で、〇〇科です」
義弟「あ、僕、一度、勉強会で話しに行った事ありますよ」
鈴木「そうなんですね」
義弟「鈴木先生、これ僕の名刺です。宜しくお願いします」
鈴木「ごめんなさい。名刺持ち合わせなくて」
義弟「全然大丈夫です。そうか、〇〇病院ですか」
みたいな感じで、年上ぶらず、先輩ぶらず、はるかに年下の人を、ちゃんと先生付けで呼び、明るくコミュニケーションを取っていました。終始、こちらから話題をふる感じで、若い人に話題を考える手間をかけさせない配慮も。
別の、同じ年代の親族は、小さい子を連れた若い人達のところへ入り、子供達と遊んだり、赤ちゃんを抱いたりしていました。
こういう事は、私達の上の年代の親族は、してくれなかったと思います。小さい子がうるさくしたら怒られたし、一緒に遊んでなどくれなかった。怖かったし、うちのような問題ありの子供を連れていくのは、本当に苦痛でした。
時代が変わったんだな、と思いました。
私の年代の親族を改めて見て、こんなにいい人ばかりだったのかと驚いたし、姉の事があって、特に義兄側の親族とは疎遠にしがちだった事を、もったいなかったと思いました。もったいなかったは違うか。ただ、見直した、と言いたかった。
足さえ折れていなければ(泣)、私ももっと動けたものを(悔。
息子は相変わらず、能天気に、自分の話したい話題を勝手に話し、失笑を買ったり、面白がられたりしていました。まあ、親族内なので問題なしです。夫は外では社交性を発揮できる人なので、こちらも問題なし。
でも、息子がこの輪の中に、一員として認めて入れてもらえているのは、曲がりなりにも勉強しているからで。そこはやはりシビアで。このシビアな世界で、私は生き延びて来たんだなと、しんどい話だよ、とも思いました。薄氷を踏む思いです。
というわけで、週末のご報告でした。
今日は一日雨のようですが、たまにはいいですね。足も折れているので、一日お家で大人しくしています。
ではでは、良い午後をお過ごし下さい。