書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

自然体にしていて平均より少し上、そして女性の喋り方。

 とりとめのない事なんですが、ふと思ったので書きます。

 結婚して子供を産んだ女性が、どこを見ながら生きているか、という事なんですが。

 本来はですね、誰よりも自分の庇護を必要としている子供を見ながら生きる、というのが適切かなと思うのですが、実際はそうではないような。特に、私の母世代は、夫・義両親・実両親・隣近所・主婦友達・学校(教師)あたりを見ながら生きていたような気がします。

 その人達から、自分が「平均より少し上」に思われているかどうか、そこをとても気にしていたように思います。

 「夫や義(実)両親、隣近所、主婦友、学校」から、自分が、「平均より少し上の妻・主婦・母親」に思われているかどうか。思われていたいから、思われるように懸命に気にして生きる、みたいな。懸命に、というのも微妙で、「しゃかりきに頑張っているのではなくて、自然にさりげなく『普通より少し上』に見られるように」頑張るという感じ。

 だから、ものすごく疲れると思うのです。疲れるから、本来見るべき子供に、目を注ぐ余裕がなくなるし、それでも「子供を見なきゃ」と思うとエネルギー不足を起こして「子育てしんどい」「私には子育て向いてない」という事になる。

 更に、専業主婦じゃなく兼業主婦の方だと、職場での立ち位置や評価も気にしないといけないから、もっとエネルギーが不足しますよね、当然。

 子供からしたら、非常にしんどい状況です。

 

 これ、私の母世代は顕著だったと思うのですが、今の主婦(母親)の方々にも、同じような人がおられる気がします。勿論「自分が親からちゃんと見てもらえずしんどい思いをしたから、自分は何よりもまず子供を見よう、周囲を気にするのは止めよう」という女性も多くなってきました。でも「自分が親からしんどい思いをさせられたのだから、自分も子供にしんどい思いをさせても良い」と考える女性もまだまだ多いです。自分の子供にだけ、良い思いをさせてなるものか、みたいな、ね。

 そして、後者の女性は、自分の母親がしていたように、子供ではなく、夫や両親やママ友や学校や職場から、「自然体でさりげないけれど、平均よりちょっと素敵な妻・主婦・母親」に見られる事を懸命に頑張り、実際、そう見られていたりします。

 

 最近、私は、前者の女性と、後者の女性を、見分ける方法がある事に気が付きました。絶対かどうかは不明ですが、私の検証ではかなり確率が高いです。

 後者の女性は、独特の喋り方をするのです。

 自分を少し馬鹿に見せるような、幼く見せるような、舌足らずな喋り方です。自分の意見を聞かれて答える時も、遠慮がちに、舌足らずに子供っぽく喋る。私の周囲において、こういう喋り方をする女性は、みんな後者の方です。

 きっと、偉そうに見られちゃいけない、とか、幼く見せたほうが可愛げが出て得、とか、後で計算高いとバレても馬鹿っぽく見せていると嫌われにくい、とか、様々な計算のもとに、ああいう喋り方を会得したのだろうと思います。なぜ、ああいう喋り方の女性が、後者(周囲から自分が「自然体にしていて平均より少し上」に見られるようとても気にするせいで、子供に目を向けられない親)なのかは、分かりません。でも、なんとなく想像はつきますよね。

 

 主婦ではなく学生さんでも、ああいう喋り方をしている女性、よく見ます。きっと、ものすごく周囲を気にしながら生きておられるんだなあと思います。ああいう喋り方を聞いて、私はちょっとイラっとしてしまうのですが、その理由は、姑息さをものすごく感じてしまうからです。本当は、ものすごく計算高く、めちゃくちゃ賢いから、それがバレて嫌われたくないという計算をされているのでしょう、そしてそれが、目の前の私には見抜けないとたかをくくっているのでしょう。それが分かるので、不愉快になってしまうのです。

 

 最初に思った通り、とりとめもない文章になってしまいましたが、今日はこのへんで終わります。ではまた。

 

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