松田聖子さんが、デビュー４０周年の記念に、青いサンゴ礁のMVを新しく撮られたそうです。相変わらずお若い。途中に聖子ちゃんカットをした今の聖子さんも出てくるのが、話題になっているようです。本当に髪を切ったのではなく、ウィッグのようですが。ご本人の努力と、画像技術のおかげもあり、４０年という時の流れを感じさせない初々しさは圧巻です。
MV全体を通して、春らしい景色を満喫でき、見ているととてもリフレッシュします。青い珊瑚礁と言いつつ、海ではなく、春の街路を撮っているところに、一流どころの腕（力量？）を感じました。
松田聖子さん全盛期、私は中高校生で、たま～にコンサートに行っていました。もろファンというよりは、友達に誘われたら行く、という感じでした。当時私は、名古屋のアクエリアスというバンドにはまっておりましたので。
コンサートで観る聖子ちゃんは、テレビと違ってあまり華奢な印象はなく、むしろ人間らしいごっつい感じ。テレビで見るほうが、ずっと妖精感があるなあと思いました。普通、逆だと思うのです。テレビだと大きく見えるけど、生で見ると小さいのね、という。中山美穂さんをすぐ近くで見た事があったのですが、顏がゲンコツ大しかなく、あまりの顏の小ささに驚きました。
でも、聖子ちゃんは、むしろ、テレビでこそ、華奢見えする稀有な存在。不思議です。おそらく、聖子ちゃんの妖精感は、彼女の表情や目、ちょっとしたしぐさに由来しているのだと思います。コンサートだとそういう細かい所は見えないので。テレビは接近したカメラで、彼女の目、指先、首の傾げ方など細かい所をアップで追いますから。
聖子さんの、浅はかに思われる言動が、実は私はあまり好きではないのです。でも、若さや美しさを賞賛される事に対する、彼女の貪欲さには、頭が下がります。褒めてます。自己顕示欲を職業が成立する域にまで高め、かつ維持している事に。
このMVも、素晴らしいと思う。時々見てリフレッシュしたいなと思って、自分のブログに引っ張ってきました。春らしい。
