書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

月・冥王星90度だと、母親が毒親になるらしい。

 最近、ホロスコープのことを少し調べてみました。なぜかというと、「息子のホロスコープによると、母親である私が、毒親になる」と聞いたからなんです。

 何の話?と思われると思うのですが。簡単に言うと、息子のホロスコープでは、月の星座と、冥王星の星座との角度が、90度なのですが、この「月と冥王星の90度(スクエア)持ちは、母親が毒親である」そうなのです。

 要するに、私が毒親である、という事ですね。

 例えば、こちらの記事みたいな感じ↓

月冥王星スクエアは毒親 | 【大阪】占星術未来創造カウンセリング (ameblo.jp)

勝手ながら、一部抜粋させて頂きますと。

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毒親といえば、占星術では、月と冥王星のスクエアと言ってもいいでしょう。

 

月は母親を表し、また、子ども時代は月の影響強い。

 

そんな月に、徹底支配をかけてくる冥王星がスクエアとなると、必然的に毒親であるパターンは非常に多くなります。

 

一番いいのは、子どもが頑張って反抗し、それで毒親が自分が毒親だったと気づいて反省する、ってパターンになれば理想でしょう。

 

 

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 私自身は、自分が毒親だとは思わないので、おかしい説だな、と思いました。そう思ったのは私だけではないようで、この記事には、疑問を感じるというコメントが、いくつか寄せられていました。

 例えば。

>子ども2人(5歳3歳)が、月と冥王星コンジャンクションオポジションです。これは子どもにとって母親が、つまり私が毒親と言うことですよね。この場合それを知ってる毒親(私)はどのように育てて行けばよいのでしょう?どのように頑張ってもこどもたちにとっては毒親と感じる(受け取る)のでしょうか。
(中略)
毒親になりたくないですが、ホロスコープとしてどうやっても毒親として受け取られるのであれば、これほど子育てして虚しく悲しいことはないです。

 

>他の方も書かれている様に、私の娘にも月牡羊座冥王星山羊座のスクエアを持つ子が居ます。
普段は物凄く空気を読む「良い子をしてくれている」のですが、時折ブチ切れて本当にしんどそうで可哀想です。
私も皆様と同様、どの様にして彼女を私の支配から開放してあげられるのか、頭を抱えています。
(中略)なんとかこの冥王星パワーを上手く逃して子育て出来ないものでしょうか?

 

>私の小学生の息子、月と冥王星が合です。
息子には、発達障害学習障害があります。
私は息子に、どのように寄り添って支えていけば良いのか、息子のホロスコープを知ってから、頭を掻きむしって悩んでいます。
少しでも私がいきんでしまうと、それは息子への「支配」になってしまうのではないか、って。
なるべくなら、見守っていたい。
でも私は太陽も月も地星座なので、社会の決まりやルールは守るべき、と思ってしまう。
すごく、すごく悩みます。

 

私が感じた事も、同じような感じでした。特に、一つ目のコメントの方には共感しました。

毒親になりたくないですが、ホロスコープとしてどうやっても毒親として受け取られるのであれば、これほど子育てして虚しく悲しいことはないです。

 その通りですよね。子供の生まれる日時は、親には決められないです。月の星座というのは、日付だけでなく、時間で決まるので、例えば計画出産で日付だけは決められても、子供が生まれる正確な時間までは、親には決められません。

 生まれた日付と時間で決まる子供の月の星座が、冥王星の星座とたまたま90度の角度を取っていたら、「その子の母親(つまり自分)は毒親である」と。子育てする前から、決まってしまう。

 なんという理不尽さでしょうか。私は、世の中には沢山の理不尽があると知っていますが(そもそも息子は障害児ですし)、それでも、こういう理不尽さはおかしいと感じます。

 どんな生まれの子供でも、親が精いっぱい良心的に丁寧に考え考え育てたら、その子にとって、その親は、毒親にはならないのではないか。どんなに親が頑張っても、子供の生まれで、毒親認定されるのは、おかしい。私はそう思ったのです。

 

 それで、最近、ホロスコープについて、調べてみたわけなんですが。そしたら、納得のいく説が見つかりました。こういう事です。

 月と冥王星が90度の角度を持って生まれた子供は、生まれながらにして「母親を苦しめる、母親にとってとてつもなく育てにくい子供である」、もしくは「その子自身には問題はないが、母親が毒親である」。この2パターンのどちらかが当てはまる。

 つまり、月・冥王星90度の子供は、子供自身に問題があるパターンと、その子の母親に問題があるパターン、この2パターンどちらかの運命を持って生まれている、という事です。 

 前者のパターンであれば、母親はどれだけ自分がしんどくても、頑張れば毒親にならずにすむわけです。

 後者のパターンであれば、子供はできるだけ早く母親から離れる事で災難を最小限にできる。

 

 上でご紹介した記事では、後者のパターンしか存在しないかのように書かれていますが、私が調べた限りでは、前者のパターンのほうがむしろ多いようです。だから、疑問を感じた人が多く、疑問のコメントが多く寄せられたのだと思います。上にご紹介し3つのコメントの方々も、子育てを一生懸命考えておられる事からし毒親とは思えず、おそらく前者のパターンだと思われます。

 まあ、いずれにしても、ホロスコープの話ですから、当たる当たらない、正しい正しくない、どちらか私には定かではありません。ただ、どう考えても筋の通らない事を言われたので、それはおかしいなと思って、今回調べてみました、というお話でした。

 調べている過程で思ったのですが、占星術師を名乗っておられる方の何割かは、「星を読める自分は、何でも分かる。自分の言う事は全部正しい。なぜなら、ホロスコープが読めるから」みたいな感じなので、ちょっと引きました(すみません)。全員がそうではなく、一部の方々なのですが。

 別にホロスコープだからどう、という事ではなくですね、どんな仕事であれ、そういう傲岸不遜な姿勢というのは、自らの足を引っ張るだけだと思います。どれだけ一生懸命仕事をしても、傲岸不遜さが故に、結局最後はものにならず、落ちていってしまうのではないか、と思います。私も気をつけねば、と改めて思いました。 

 今日は以上です。ではまた~。

 

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