書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

海日和

 いや~、今日はあたたかいですね。ほっとします。

 夫は今日から4連休なので、お天気も良い事もあり、久しぶりに海に行って来ようかと思います。

 海を見れば元気が出るのは分かっているのですが、コロナ以降、なかなか遠出する気になれず。海に行くのは久しぶりです。車でぶ~んと行って来ようと思います。最大限気を付けながら。

 

 少し前に、「そうなんだ?」と驚いた事があって、今日はその事を書きます。

 どなたのブログかは忘れたのですが、婚活セミナーか何かに通っていて、そこの先生に、「あなたは〇〇だから結婚できないのよ」とあれこれいつも注意を受けていた、ところ、その先生自体が、実は離婚していたという事実を知った、と。それで「ホッとした」そうなのです、そのブロガーさんは。

 私なら、私に駄目出ししてきたその先生自身が、結婚に失敗していたのなら、私に対する駄目出し自体が間違っていた可能性がある、と考えて、その先生から離れます。自分が出来ていない事を、他人に教える事は不可能だと思うので。

 でも、そのブロガーさんは、自分に駄目出ししてきた先生自身が、結婚に失敗していたと知り、嬉しかったそうなのです。そこのところの心境が、私にはよく分からないのですが、失敗しているのは自分だけではない、先生だって失敗しているのだ、という安心感、仲間意識、そんな感じでしょうか。結婚恋愛について、プロである先生だって失敗したのだから、ド素人の自分が結婚できないのは当然だと考えて、ほっとしたのかもしれません。

 

 同じ物事を見ても、人によって、受け取り方は違うんだなあと思って、私は驚いたというわけです。

 どういう受け取り方が正しい、間違い、という事はないのですが、みんな受け取り方が違うのであれば、「私は、こう受け取った。こう考えた」という事は、ハッキリ言ったほうがいいな、とは思いました。みんな、自分と同じように感じているだろうと思い込み、何も言わないでいると、そこから誤解や行き違いが生じるでしょう。

 みんながみんな、自分と同じように感じたり考えたりするわけじゃない、という事。「こう考えて当然でしょ」というのは、大きな勘違いで、当然でもなんでもないんだなあと思いました。

 

 結婚に失敗した先生がやっている婚活セミナーに、通いたい人、通いたくない人、両方いるということ。どちらの人も、自分の感覚が正しいと思っているわけですが、実際は、何をどう考えるのかは、個人の自由で。自分が「良くなっていく方」「幸せになっていく方」を、自分の責任で選んでいくだけの話だと思います。

 以前の私は、自分と考え方の違う人を見たら、「この人はどうしてこう考えるのだろう?」と、その人がそう考えるに至った根本原因に思いを馳せたものですが、最近はそういう事はしません。そういう詮索じみた行為を、傲慢だと思うようになったからです。

 人は、いろんな感じ方・考え方をする。それでいいと思うようになりました。それ以上詮索はしない。

 ただ、不思議です。生物学上は、全く同じ人間同士なのに。同じ内臓構造を持ち、同じ血液循環機構を持ち、同じ筋骨格を持ち、同じ神経組織を持つ私達が、これほどまでに、色々な感じ方考え方の違いを有するとは。

 個性、というのは、いったいどこから来ているのでしょうかね。やはり、肉体はかりそめの借り物で、個々の存在の核は、永遠に続く「魂」なのでしょうか。

 そう考えると、自分の魂を、大切にして生きたいと改めて思います。できるだけ、魂を良い状態にしていきたい、と。

 ではでは、皆様もどうぞ良い週末をお過ごしください。

 

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