書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

過緊張をほぐす

 何かで「過緊張は良くない」というのを聞きました。過緊張とは、常に不安や悩みを抱えていて、臨戦態勢で生きている状態、という事、要するに自律神経が異常な状態なのだそうです。

 しかしながら今の日本には、過緊張の人がとても多いのだそうです。

 過緊張の人は、イコール毒親になるそうです。また逆もしかりで、毒親に育てられた人は、過緊張な人間になるそうです。

 過緊張とは、不安感がずっと続いている状態。自分の不安の面倒を見るのが精いっぱいで、子供のことまで構っていられなかったり、自分の不安を紛らす為に子供に辛くあたったり、また、自分の不安をなんとかするのに持てるエネルギーの全てを使ってしまうのでエネルギー不足を起こし、子供からエネルギーを奪ったりするのだそうです。過緊張の人が毒親になるからくりは、こんな感じだそうです。

 何故、過緊張な人(=毒親)が日本に多いのかというと、戦争があったからだそうです。今70歳以上の人というのは、戦争時もしくは戦後の混乱期に子供でした。自分を育ててくれている親が、戦争というとてつもない緊張とストレスを要する期間を生きていた。当然、戦時中を生きている人達というのは、緊張とストレスから自律神経をおかしくします。そういう大人に育てられた子供もまた、親から影響を受けて自律神経をおかしくする。その子もまた、、、。という連鎖が起こっているそうです。

 この「過緊張体質」が日本人から抜けるのには、150年くらいはかかるのだそう。

 とにかく、過緊張はよくない、というわけで、出来るだけ緊張をほぐそうと思い、今日は一日何もせずにぼーっと過ごしてみました。ちょうど朝から雨でしたし。子供の試験の準備も、私の役目の部分は終わったので(後は、子供がひたすら暗記していくだけなので)、タイミングもよく。ずっとソファーに上で、本を読んだりビデオを観たりしていました。

 今日読んだ本は、けっこう面白かった。 

  理科の生物分野の内容ですが、視点がユニークで説得力もあり、なるほど~と思いながら読みました。

 人間は、もともとはたった1つの卵細胞がスタート。それが、細胞分裂を繰り返し、40万個の多細胞生物になったのだそうで。

 私ももともとは、一つの卵細胞だったんだなあ、、そして今だって、ただの多細胞生物なだけなんだなあ、、、。ただそれだけなんだなあ。

 一日ソファーに寝転んで、大好きな読書にふけっていたので、多少は緊張がほぐれた気がします。ただ、またしても舌がピリピリしていて。ストレスなのか何なのか。治ったと思ったら再発してくるので、困ったものです。

 ではではまた~。

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 年末に住吉大社の楠珺社に行きました。楠の下でパチリ。うん、大きい。