書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

掃除熱と、コロナ禍での一人暮らしの話

 掃除熱が妙に高まっている今日この頃の私です。

 暑いのとコロナとで、あまり外出出来ないのが主な理由でしょうが、ならダラダラと本でも読んでればよいわけですが、何故か掃除がしたくて仕方なく。

 最初に、お風呂場、キッチン、トイレと水回りを徹底的にやっつけてしまったので、最近は、家中の壁を拭くのに凝っています。

 うちの壁は普通の白のビニールクロスで、全体に薄いデコボコが入っています。もうこの家に住んで20年経つので、うっすら茶色っぽく色が付き、ところどころ濃い茶色のシミがこびりついています。今までは全然気にならなかったのですが(少しづつ汚れていくと気にならないもので)、昨今急に「この壁汚いな」と思ってしまって。毎日少しづつ拭いています。

 キッチンのタイルを拭いた時に、濃い重曹液で拭いたら綺麗になったので、同じ重曹液を作って、化学雑巾につけて絞って拭いています。タイルほどはすぐに綺麗になりませんが、何回かこすると、いつの間にか真っ白になっています。濃いシミも薄くなります。化学雑巾のほうを見ると、茶色い汚れがべったりとついていて、「ああ、これが壁紙についていたんだな。私はそこで毎日生活していたんだな」と感慨深い。

 拭き掃除は、クロスだけでなく、各部屋のドアもやっています。基本白いドアが多いです。こちらも重曹液で拭きますが、タイルと同じくらいスルっと汚れが落ち、気持ちいいです。ただ、ドアは下部に空気抜きの溝(ルーバー)があるので、そこを拭くのがちょっと大変です。が、根気よく拭いていくと、綺麗になり、これも気持ちいいです。

 うちのドアには、ガラスの入ったドアもあります。ガラスは、窓ふきの時も同じですが、二枚の化学雑巾を用意し、一枚を水で濡らしてガラスを拭き、乾いたほうで拭きとると、綺麗になります。化学雑巾があると、結構万能で助かります。私は、コストコの黄色いヤツを死ぬほど買ってしまったので、それを使っています。

 

 あとは、リビングとキッチンの間のカウンター周りを片付けたりしています。リビングにピアノを置いているのですが、このピアノの周りに物が溜まりがちなので、そこを片付けたり。あと、パソコン周辺。

 それにしても、「カウンター」「ピアノ」「パソコン」周辺は、なぜこんなに物がたまるのでしょう?定期的に「えいやっ」と気合を入れて片づけていますが、片づけてもすぐ物がたまるので、我が家の三大魔窟と呼んでいます。

 あと、魔窟になりやすいのは洗面所。ものがどんどん増えて、シンク下や、シンク横の収納庫がいつもパンパンになってしまい、使いたいものがすぐ出せません。在庫もよく分からない。ここも、定期的に「えいやっ」とやっつけております。

 それから、空気清浄機のフィルター掃除ですね。これも定期的に「えいやっ」とやっています。

 掃除は、やってもやっても終わらないのですが、綺麗になるのが楽しくもあり。掃除できる家があることが、幸せなのかもと思ったりします。

 そうそう。この「ステイホーム」が続く中、一人暮らしの方のブログで「孤独がしんどい」というのを、時々拝見します。コロナ前までは、一人暮らしを楽しんでおられたのですが、コロナ後、在宅勤務になり、休日も旅行や会食に行けなくなり、人と会って話すのも憚られるようになり、毎日誰とも会わないので、しんどい、と。

 そういうのを伺うと、ストレスがたまる時もありますが、家族がいて何気ない会話を普通にできる事は、有難い事なのだなあと思ったりします。あと、一人暮らしの方でも、ペットと暮らしている方は、ペットが癒しになっているようで、良かったなあと思ったりします。

 一学期の間、息子の大学はオンライン講義が多かったのですが、時々ZOOM講義があり、他の生徒さんと画面上でからむ事がありました。その時、その生徒さん達が今どこにいるのか、県名が画面にでるのですが、「東京」とか「北海道」とか関西以外の場所がけっこうあり、一人暮らしの学生さんは、地元に帰っているのだなあと思いました。オンライン講義が多いとはいえ、登学して受ける授業も週に1~2回あり、遠方からその時だけこちらに来るのだとしたら、大変だなあと思いました。それでも、大学近くの下宿で一人孤独に過ごすより、実家に戻るほうが精神衛生上良かったのでしょう。親御さんもそのほうが安心でしょう。

  コロナで他人との交わりをシャットアウトされている現在、家族の存在の有難さ改をめて感じます。結婚するということ、家族を持つという事が、否定的に捉えられがちな昨今ですし、私も結婚制度や子供を持つという事に、問題は多いなと感じる一人です。でも、最近は少しだけ、結婚や子供を持つという事の意味(究極の孤独を避ける事ができる)を感じています。

 

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