やー、四連休終わりましたね。何もしてないのに疲れました。朝起きて、今日が月曜日だと分かって、心の底から嬉しかった。。なんでしょうね。平日が好きです。
平日が好きな理由：家族に振り回されない。細かいちょっとした用事（頼むほうはそうでしょうが、頼まれるほうは数が重なると疲れる）を頼まれない。家族の機嫌に影響されない。街に人が少ない。
なんて感じです。お勤めのある方は真逆なんだろなあ。
梅雨はもう終わったのかと思っていたら、まだまだ続いていたようで、この四連休もお天気は悪かったですね。恵みの雨、と表現している方がおられましたが、確かにそうだなと思いました。これで四連休快晴続きだったら、外出する人が激増して、感染者もそれに比して増えていた事でしょう。雨だから、ステイホームもさほど抵抗がなかった気がします。
今年は梅雨が長いですが、これも守られている証拠な気がしてなりません。（大雨の地域の方には配慮ない発言で申し訳ないです）
ブックマークが沢山ついていた記事を拝読して、ちょっと思うところがあったので、少し書きます。こちらの記事です↓。
「医療職は飲み会も観劇も帰省も禁止、そういうことやって感染した患者の世話だけしてろ、万が一感染したら晒しあげてぶっ叩くぞ、なおボーナス出ないからな！」 - 斗比主閲子の姑日記
医療従事者がコロナに感染したらものすごく叩かれるので、一般人よりも行動制限を厳しくせざるを得ない。一方、好き勝手やって感染した人のケアをしないといけないのもまた医療従事者なので、どう考えても理不尽。
という内容です。
確かになあと思いました。
ただ、こんな風に職業で行動が制限される業種は、医療従事者だけではない気もします。例えば、警察官が信号無視をして事故にあったら、一般人が同じことをした時以上に、叩かれるでしょう。小学校の教師が我が子を虐待したら、やはり一般人が同じことをした以上に叩かれるでしょう。
職業上、行動を律しないといけない場面は、結構あると思われます。
私の父は医者でしたが、夜中に急患で呼び出されることがあったので、アルコールは飲みませんでした。当直の日だけじゃなく、家に帰っている時も万が一のことを考えて、一滴も飲まなかったです。泥酔して事故にあった人の治療をした事も数えきれないほどあったでしょうが、父がそれに言及して記憶はありません。父はそれは医者として当たり前のことだと考えていたからでしょう。でも、他人からそういった規範を押し付けられたら、しんどかったでしょう。
結局のところ、モラル意識とか自己規範というのは、自発的なものであるべきで、他者から押し付けられるのはしんどい、という事なのだなあ。
上の記事に戻りますが、私は、医療従事者がこの時期に会食や旅行をしてコロナに感染したとしても、警官が信号無視で事故をしても、教師が我が子を虐待しても、勿論その事自体はよくないと思うけれども、その職業だから余計に罪深い、とは思いません。
職業倫理っていうのは、また別の話ですしね。
ただ、自分の子を虐待するような人は教師には向かないのでは？ 交通ルールすら軽視する人は警察官には向かないのでは？ と感じるのは普通の感覚だと思います。だから、病を軽視する人は医療者には向かないのでは？と人が感じるのも、まあ普通の感覚かなと思います。
コロナがどんな病なのか、どの程度怖いのか、誰もハッキリ知らない事が、問題の種なんだろうと思います。
コロナなんか怖くないと思う人にとっては、行動制限は過剰反応だと感じられるだろうし、コロナは怖いと思う人にとっては、行動制限しないことが不注意だと感じられる。そして、お互いがお互いのことを、馬鹿だと思っている。
正解は誰にも分かりません。だから喧嘩しても仕方ないんですよね。意味がない。
「会食や旅行がしたいのに、感染したら叩かれるからできないのが苦痛」と思っている医療者の方には、前者（コロナは怖くないと思っている人）が多いのかな。日常的に病とあまりにも近い為に、病を合理的に捉えていて、自分は病に襲われない、襲われても大したことにはならないと感じておられるのかもしれません。
何度も書きますが、正解は誰も知りません。コロナはただの風邪なのかもしれないし、怖い感染症なのかもしれません。専門家でも意見が異なるし、コロナが流行してから半年が経とうとしていますが、世界的な流行状況を見ても、確たることは何も分かっていません。
最近こんな本を買ってしまいました。最後まで読みましたが、分かった事は「コロナについては現時点で何も分かっていない」という事だけでした。なんという結論！
私は肌感覚として、コロナは怖いと思っています。だから気を付けています。他人のことは分からないです。
今日はこのへんで。
