書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

とにかくあれこれ良かったなと思う事。

 GW明けの昨日、朝起きてカーテンを開けたら、窓が光っていました。すごく眩しい。昨日までの空と全然違う。日差しが強くて明るい。まだ7時とか、そんな時間なのですが。やっとGWが明けたという、晴れ晴れした私の気持ちも加味されているのかもしれませんが、「新しい季節、明るい季節」という気持ちがグーンと膨らみました。

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 コロナに関して言えば、大阪ではとりあえず現在の緊急事態宣言終了の出口は見えてきて感じです。吉村知事の言う大阪モデルに照らし合わせれば、上手くいけば、15日で終了になります。終了した後は、少しづつ色んなものが動き始めるのだと思います。まずは学校。それから店舗。公共施設。企業。家庭での自粛の緩和など。

 それでも、おそらく感染の第二波は来るでしょうし、第二波が収まったら、また第三波がくるでしょう。行ったり来たりですね。なので、平時でもマスク・手洗いウガイ・三密回避、の三大原則は心掛けなくてはいけないなあと思います。

 コロナに関する薬も、いくつか有効なものが出てきているようです。ワクチンはまだまだ先ですが、ワクチンに代わる「抗体薬」というものも、開発されたようです。働きとしては、コロナウィルスが、人の細胞にくっつくのを阻害するというもの。ワクチンは人の体のほうに抗体をつくるわけですが、この「抗体薬」はウィルスのほうに働く。ウィルスの突起に付着して人の細胞にくっつけなくさせる、という働きをするそうです。ワクチンができなくても、これがあれば、コロナに罹患するのを防ぐことが可能なわけで、早く臨床で使えるようになるといいなあと思います。開発されたのは勿論日本人の方で、一生を通して地味な研究をコツコツコツコツされてきた方のようです。こういう方が日本を支えているのだなあと有難いです。

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 コロナでご苦労されている方や、寝食削って戦って下さっている方への配慮に欠けるという事は、重々承知で書きますが、この自粛生活も、個人的にはわりと良かった(過去形で書くのもなんですが)気が、最近はしてきています。勿論、コロナに感染する心配は横に置いておいて、の話ですし、とりあえず目先に出口が見えているというのも心理的に大きいのでしょうが。

 我が家の場合、夫は通常通り会社に出ていた、というのが大きいです。車通勤、会社でも個室がある、誰かが会社に出ないと会社が回らない、というのが出社していた理由です。もし平日も夫が家にいたら、私はストレスで死にそうになっていたと思います。

 息子の場合は、大学に登校はできていませんが、ずっとネットで講義が配信されているので、マイペースで勉強を進める事が出来ています。通学するより、むしろ、息子には学びやすい環境のようです。今のところ大学は、前期授業はすべて、ネット配信でやると言っています。ただ、それでも彼は、「学校行きたい」と言っています。勉強したいというより、人に会いたいようです。

 私個人としては、遠出の外出が出来ないせいで、体力や時間が余り、勢い、家事を丁寧にやるようになりました。それで、今、家がピカピカで気持ちがいいです。遠出の外出が出来ないから気分が落ち込む、という事もなく、これはこれで快適かもしれない。ピカピカで静かで空気も綺麗な家で(夫がいなければ我が家は静かで匂いもない)、淡々と読書をする悦び。あれやらなきゃ、これやらなきゃ、と気になっていた事が全部やり終えているので、家にいても、気が散る事がありません。以前は、やらなきゃいけない事をやらないままに、カフェに逃げて読書していたのです。家にいると、やらなきゃ、やらなきゃ、と気になって落ち着かないから。

 それが、全てやり終えてみたら、なんという爽快感。家事に終わりはない、とはよく言われることですが、いやそれは嘘だな、と思いました。外出を制限されて、他にする事がなく二か月も家に閉じ込められたら、嫌でも家事をやるし、そしてそういう環境でやれば、終わりは来る。必ず。終わったら、快適な爽快感だけが残るのです。ああ、至福。

 そして、吉村知事の大阪モデルによれば、いいタイミングでこの自粛生活が終わりそうです。なんか、とにかく、あれこれ良かったなあと思っています。有難い。このまま東京も含め日本全国で、コロナがとりあえず一旦収束すればよいなあと思います。

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