書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

明るい気持ちになってきました。

 昨日から、何か流れが変わったようで、このコロナ禍の中でも、比較的気持ちよく過ごしております。

 具体的に昨日から今日にかけて、嬉しいことが立て続けにおこり、それに元気づけられたというのもありますし、自分の中で意識が変わってきた事もあります。

 具体的な嬉しい事というのを先に書くと。

 一つは夫の会社関係なのですが。昨晩、夫がふと「この前、取引先の中国の会社が、マスクを大量に送ってくれた。そっちの社員さん皆さんで使って下さいって」と言いました。ええ~?と思って、「中国ではマスク余ってるの?」と聞くと、「いや、そんなことはないと思うけど」と夫。送ってくれたマスクは結構な数で、社長以下、大切に使わせてもらおうと、社員への割り振りなどを考えているところだそうです。

 自分達も足りない中で、より足りない相手に希少なマスクを分けてくれるというのは、なかなかできる事ではないと思います。有り余っているものを分け与えるのとは、わけが違うのです。

 私は中国を誤解していた気がしました。確かに、国家としての中国は「どうなの?」と思う事が多いですが、一人ひとりの個人は、優しい方が沢山おられるのだなあと、考えを改めました。勿論、今までの会社間の付き合いの濃さ長さも、あると思います。日本と中国が国としてどう付き合おうと、それとは別のところで、民間レベルでは、人情のある心の通う付き合いをずっとしてきたのだなあと、夫の会社を改めて見直しました。

f:id:oinor-i:20200408120413j:plain

 

 また、もう一つ嬉しい事として、今度は息子のことですが。

 大学から個別に、息子あてにご連絡をいただいたのです。「登録大丈夫ですか?前期の遠隔授業はこんな風に進めますよ。何か困っていませんか?少しでも困ったことがあれば連絡下さい。すぐに対応します」など、メールやお電話を立て続けに頂き、感謝とともに、深く安心しました。息子個別の担当者まで作って頂きまして、いつでも何でもその方宛てに個人メールに連絡してください、との事。「本当は、対面でご相談に乗りたいのですが、こういう時世でそれが叶わず、本当に申し訳ありません」とまで言って頂き、心の底から、この大学にして良かったと思いました。

 私の持っていた不安が、するすると溶けていく気がしました。

f:id:oinor-i:20200405114334j:plain

 

 あと、私自身の中で、意識が変わった事について、最後に書きます。

 私はずっと、行政のコロナ対応について、不満を感じてきました。その対象の中には、大阪の吉村知事や松井市長も入っていました。でも、最近、吉村さんや松井さんは、精いっぱいやって下さっているのではないか?と思うようになりました。

 何よりも私が不満に思っていたPCR検査ですが、東京と違って、大阪はきちんと「検査数」を発表している事に気が付いたことが大きいです。

 東京は、感染者数しか出していないのですが、大阪は、毎日欠かさず検査数も出しています。例えば、4月14日だと、検査実施数は439件(一人2回の場合あり)、陽性者数は59人。検査人数に対する陽性者の割合は16%。とのことです。

 東京は、正式には発表していませんが、検査人数に対する陽性者の割合は50%だと聞きます。つまり、相当重症でないと検査してもらえない、という事です。

 それから考えると、大阪は、検査をそこまで絞っていない、という事になります。もちろん、諸外国と比べたらこれでも少なすぎますが、今の日本の一自治体としては、出来る限りのギリギリをやって下さっているのではないかと気づきました。

 また、PCR検査後、陽性と出た人を、入院ではなく隔離する、というシステムも、大阪は随分前から実施していて、だからこそ医療崩壊せずにこれだけの検査を行えるのだと思います。大阪は独自でこういうシステムを一か月以上前から構築していたそうです。そう言えば、そういう事をちらりと聞いた記憶があるのですが、意識から外れていました。今改めて気づいて、すごい事だと認識しました。

 また、先日、国がしてくれない休業補償を、東京に続いて大阪も出す、と発表がありました。休業に対して補償金を出してもらわないと休業したくてもできない、という当たり前のことを、国はどうしても分からないようで。東京はお金持ちなので、独自で補償金を出すのも平気でしょうが、大阪府はただでさえ赤字財政の自治体です。それでも、「補償金を出す」と発表しました。ものすごい英断だと思います。

 こういう一連の吉村知事と松井市長の行動を、改めて確認し、「国に対しては諦めたけれど、大阪府はやってくれるのではないか」と思うようになりました。まだ、望みはあるのではないか、と。大阪府民で良かったと初めて思いました。

 今までこのブログでも、吉村さんについて、批判的な事を書いてしまったこと、反省します。よく分かりもせず書いてしまい、申し訳なかったです。今日からは応援側にまわります。

 

 以上、昨日から、明るい方向に気持ちが変わったというご報告でした。今日も良い天気です。ではまた~。 

 

f:id:oinor-i:20200401113158j:plain