書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

一方的にモノを送って来られるのがすごく苦手。

 私の母や姉、そして義母もそうなのですが、私に了承を得ずに、勝手にモノを送ってくる癖があります。

 私は、そのたびに、「止めて欲しい」と告げているのですが、一向に止める気配はありません。

 姉とは1年程前から疎遠にしているので、さすがにもう送って来ないのですが、母と義母は相変わらずです。

 昨日も、母が、いきなり本を送って来ました。中を読まなくても、書いてある内容は大体分かるような本でした(失礼ながら)。

 母としては、「いい本だから読みなさい」という思いで送って来たのでしょうが。それならそれで、「どこがどう良かったのか、の具体的な説明。この本を読んで、自分の考え方がこう変わって、自分の人生がこう変わった、という具体的な説明」を、最低でも書いてきて欲しい。母自身の言葉で、この本の良さを私に説明して欲しい。

 そういう肉声なしに、本だけバンと送り付けるやり方に、私はとても抵抗があります。

 母としては、おそらく、この本に書いてある事は自分はすでに全て知っていた事で、全て人生で実行してきた事で、それがたまたま書いてある本を見つけたから、あなたも読むべきだと思ったから、というような気持ちなのでしょう。

 だったら。

 本なんかじゃなく、母自身の言葉で、母自身の人生観というか人生訓というか、そういうものを、母自身の肉声で、私に説明してくれたらいいんじゃないの?と私は思う。

 何も本に代弁させなくても。

 いや、本のほうがまとまっていて分かりやすいから、という理由もあるだろうけれど、だったらせめて、先にも書いたように、「この本がどういう本であるか。何が書いてあるのか」だけでも、概要だけでも、母自身の言葉で私に説明してくれるべきだと思う。

 ただ、本に全てを丸投げするんじゃなくて。

 

 姉も、疎遠になる前は、こういう事をよくやってきてました。姉の場合は、本ではなく、メルマガやブログ等の記事で、自分が気に入ったものを、長文そのままコピーして、記事だけをバンと私に送ってきてました。何が書いてある記事なのか、その説明は一切なしで。記事だけバンと。

 なんかもう乱暴だなあと思ったし、何が書いてあるのかも分からない長文を、読む気にもならないし。迷惑でした。

 義母も、一方的に送ってくる癖があります。ありとあらゆるものを送ってきますが、私には不要なものばかり。

 

 こういう時、私は、「迷惑である」という事を、はっきり相手に伝えます。義母にも、言葉を選んで伝えます。伝えても、彼女達はやめないのです。要するに確信犯。

 私が、送られたくない、という事を知っていて、でも、自分の「送りたい」という気持ちを優先する。私の為、と彼女達は思っているのでしょうが、実際には、自分のエゴを満たす為なのです。

 でも、そこまでは私も指摘はしません。したって、何も変わらないし、恨まれるだけですから。

 

 今回の件については、母に、「この本は読んだ事があるので、返します。今度本を送ってくる時は、事前に、読んでいないか確認してね」とメールしておきました。これで、手元に不要な本を置いておかずに済みます。こう書いても、母はまた、一方的にモノを送ってくる癖は直さないでしょう。

 

 誰かに何かを送るという行為は、本来、親切な気持ちからだと思います。でも、相手の都合や、そもそも相手がそれを欲しがっているのかを確認せずに一方的に送るとなると、その行為は、一気に押し付けがましいエゴ丸出しの行為になり下がってしまいます。送る事で自分が満足感を得られる、自分が気持ちいいから送るのです。受け取る側は有難く感謝して受け取るべきで拒否するなど許さない、という考え方です。いやいや本当に、、、どんだけ自己中なんだろか。

 

 モノを送るのはいい、でも、一方的に送るのはよくない、と私は思います。

 この事を、母も姉も義母も、知っている。だから、目上の人にはやらないのです。自分より下だと思っている人間に対してだけ、やる。一方的にモノを送るのは失礼な行為だと分かっているから、目上にはやらない、目下にだけやるのです。

 こちらが受け取り拒否すると「あなたの為に良かれと思って送ってあげたのに。あなたはひねくれている。素直じゃない」という言葉を押し付けてきて、まるでこちらが悪いかのように言ってくる。

 だから、受け取りを拒否する場合は、真正面からではなく、変化球でうまく返す必要がある。無駄に気を使い疲れます。どうしたってうまく返せない場合は、ストレスをこらえて受け取るしかありませんし。

 はー、疲れる。

 以上、今日もまた長い愚痴で失礼しました。

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 彼女達は、私と違って、あまり深く考えずに素直なのかもしれません。物を頂くのは、なんであれ有り難いわけなのてすが。文句言うのは、罰当たりかもなあと思ったりもします。