ある方が、こんな事を仰っていました。なるほどな~と思ったので、ちょっと書き残しておきます。
「女性が占星術を好きなわけは、上から目線の男性(父親、上司、旦那)への反発。男性の上から目線のさらに上をいくためには、文字通り、星から目線へいきつくしかないから。女性が占星術に興味を持つ理由は、男性社会がつくったルールへの反発心かもしれません。
つまり、 「お父さんの言うことは聞きたくないが、星の言うことは聞きます」ということ。でも、星や月の動き以上に、身近にいる人間関係の方がよっぽど影響をしているのは事実です。
今日の相手の一言の方が、天体の動きよりも、はるかに私たちの心に影響し、それは、体にも反映します。
近い順に、家族、職場、親戚、友人、住んでる家の環境、今日の食べもの、今日の天気、今日のニュース、大気の状況や気温湿度、気候や風土などなどの影響があった上に、そのあとようやく、月とか星の影響です」
確かに、男性で星占いが好きな人って、いなくはないけど、さして多くはないです。圧倒的に、女性が多い。男性社会の上から目線に対抗する手段だと考えれば、納得がいきます。納得はいくけど、なんだか悲しい。弱い立場の人間が持つ、悲しい虚勢な気がして。
でもまあもともと占いというのは、社会的に弱い立場の人間の間で代々伝わるのかもしれません。ヨーロッパにおけるジプシーとか。占いは、社会的弱者の処世術なのかも。
この方は、最後にこんな風に書いておられました。
「占星術とのつきあい方は、あくまで日常の行動変容を伴う実学でありたい」
たしかにそう。
でも実際は占星術というのは、行動変容ではなく、行動の正当化(もしくは、行動しなかった事の正当化)に使われている気がします。「私の星の配置は〇〇だから、私は△△しがち」「私が△△するのは、私の星の配置が〇〇だから」「〇〇の星の配置の人は、私の気持ちが分かりますよね」みたいな。
自分を変える為に使うのではなく、今の自分の至らなさや過去の自分の間違った行動を「私の星の配置が○○だから」と正当化するのに使っている感じです。
あとは、人と人の相性判断に使っていたり。多分この部分が、男性社会の上から目線を、さらに上から見下ろす為に、活用されているのだと思います。でも占星術というのは、この相性は良い、この相性は悪い、と固定的に決めつけているだけなので、離れられない人間関係において、悪い相性と出たらもう、どうしようもないわけです。
本当は、相性が悪い人どうしが、なんとか折り合ってやっていく方法を教えてくれるものが一番有難いと思うのですが、そういう占星術は無いですね。「この相性は悪いですね。理由は、〇〇だからです」と、悪い理由は沢山語ってくれるわけですが、そこを頑張ってよくしていく方法は教えてくれない。
でも、実際の人生において、良い相性の人とばかりと付き合っていく事は不可能です。悪い相性の人とも、大人として付き合っていかねばならないものです。相性が悪い事は教えてもらわなくても百も承知なわけで、教えて欲しいのは、どうしたらうまくやっていけるのか、その部分なのですが、そういう事を教える占星術は無いです。悪いものは悪い、以上、という感じ。個人的にはそこが残念だなあと思います。
あ。拝読した記事はコチラです↓。
女性が占星術に魅かれるワケ? | おのころ心平オフィシャルブログ「ココロとカラダの交差点」Powered by Ameba
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先日、こんなカフェに行ってきました。天王寺公園の、昔植物園だった所が取り壊されて、素敵なお店がいくつか出来ていまして。まだオープンして間もないようです。下の写真は、お花屋さん兼カフェのようなお店の外階段のところ。
このお店、トイレがとっても可愛かったです。壁のタイルの色や、ちょっとして装飾が↓
このお店で、お茶しました。私はお外好きなので、外のソファー席で。見上げると広い空で、気持良かったです。まだ人も少なくて、穴場かもしれません。本格的に寒くなる前に、また行きたいです。