書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

愚かエピソードは沢山ある

 時折、自分の過去を振り返って、「なんて馬鹿だったのだ」と地団太踏みたい思いがすることがあります。

 今の私が賢いというわけでは決してないし、多分今でも愚か者ではあると思うのですが、過去の私の愚かさときたら。。。いやもう、自分でも「え?」と思うほどひどいものです。

 本当に愚かエピソードは一杯ある。

 例えば。

 以前、ある小さな会社のお手伝いをしていた事があるのです。暇でしたし、頼まれて、気軽に「いいよ~」と。お手伝いの内容は、受付と電話当番と簡単な事務と経理経理と言っても、ちょっとしたお金の出し入れがあるだけですが、小さな金庫を私が預かっていました。金庫の鍵は、数字で合わせるタイプのやつでした。

 お手伝いが始まって数か月は何もなかったのですが、年末、バタバタと忙しくしていたある日、毎朝の日課で金庫内の現金を数えたら、足りないのです。たしか7~8万円ほど。何か出金があったのを、私が控え忘れたのかな?と、出納長を見直したり、計算し直したりもしたのですが、やっぱり合わない。

 その会社は本当に小規模でした。誰かが盗ったとしか思えないのですが、なんか私、「金庫の現金の一部が消えました」とはどうしても言えなくて。

 今思うと、どうして言えなかったのか分からないのですが。

 今なら、絶対、気が付いた時点ですぐに社長に言いますが、当時は若かったし、金庫を任されているのは私だから、現金が消えたのも私のせいだと思ってしまったのです。

 簡単なお手伝い、という名目で受けたにも関わらず、様々な責任を持たされていた事にも、もっと疑問を持つべきだったのですが、それにも気づかないほど愚かだったのですね。当時の私は。ああ愚か。

 それで、消えた分の現金は私が個人的に補填して、その会社は辞めました。

 でも。絶対に個人的に現金を補填する必要なんかなかった。というか、そんな事は、泥棒の片棒をかつぐような行為です。犯罪のほう助です。本当に愚かだった。

 ほんとうにこういう愚かな様々な事を、私は沢山やってきてしまいました。あああ。我ながら、自分の愚かさがこわいです。今は少しは賢くなっていると思いたい。

 

 その時の私の失敗の原因は、「誰にも相談しなかったこと」です。

 普通、何か困りごとが生じたら、家族に相談すると思うのですが、私の母は、私から困りごとの相談をされるのをとても嫌がる人でした。以前にもここに書いたように、私は小1から、母に何かを相談するのをやめました。父は仕事に忙殺されていて、顔を見る事すら少ない状態で、相談なんて無理だったし。姉はああいう人だから、問題外だし。他人に相談するのも、会社の内部事情なのでためらわれたし。

 というわけで。一人で判断してしまったのが一番よくなかったのです。

 私の大きな欠点として、困りごとを誰にも相談しない、というのがあります。これは本当によくないです。困りごとが生じたら、とにかく誰かに相談する。でないと必ずしくじります。

 

 でも、誰にも相談しないという私の悪癖は根深く、この手のエピソードは恐ろしく沢山あります。

 小1の時、男の子と遊んでいて、その子が空高く放り投げた大き目の石が落ちてきて、見事に私の頭に当たった事がありました。その子に悪気はないというのは、分かっていたので、「痛い」と怒ったり泣いたりするのは我慢したのですが、本当は死ぬほど痛くて、石が当たった所が大きく凹んでいました。それでも私は、石が当たった事も、痛い事も、母に言いませんでした。言えば不愉快な顔をされるのが分かっていて、母の不愉快な顔を見るほうが、頭が痛いより嫌だったからです。

 石が当たった所の凹みは、今でも残っています。だから私の頭は変形しています。美容師さんが驚くぐらい。頭蓋骨が凹んだんだろうなと思います。本当に痛かったですもん。

 石が当たった時にすぐに母に言えば、病院に連れていってもらえて、何らかの処置をしてもらえたのに、とか、凹んだだけで済んで良かった、頭の傷はこわいのに、と今になって思うのですが、当時から私は「誰かに相談する」という事を、全くしなかったです。

 

 今はやっと、相談する事の大事さを、理解できるようになりました。自分一人で解決しようとしない。恥をかいても、怒られても、借りを作る事になっても、相談しないよりは、したほうがいい。今はそう思います。

 

 なので、息子には、どんな小さい事でも相談してくれるように常に言っています。そして、息子が相談してきた時は、どんな事でもどんな時でも、面倒がらずに丁寧に聞いて、必ず解決まで一緒にやっていくようにしています。ポンとアドバイスを言って終わるのではなく。相談された時点で、私も息子の困り事の当事者になり、一緒に考え、一緒に解決に動きます。これは私の責任、と思わないと、どうしても親身に考えられないので。正論を吐いて終わりになってしまうので。

 そこまで私が気を付けていても、息子としては「こんな小さい事」と思って流していたこと(私に相談し忘れていた事)が、後に大きな問題に発展することが時々あります。「もっと早く相談してくれたらよかったのに」と息子に言うと、「相談すべきと思わなかったから」と言うのです。うん、まあ、そうだったのでしょう。「どんな小さな事でも、ん?と疑問に感じる事があったら、何でもお母さんに言って」と息子には伝えています。また、時々息子には、「最近、なんか困ったことなかった?疑問に感じたことなかった?不安に思ったことなかった?」と聞くようにしています。

 それでもまあ、発達障害児なので、アンテナが低いというか感度が悪いというか、普通そこは疑問に思うでしょ?と思うところを、スルーしていることがたまにあり、「あああ~」とガックリきたりしますが。とにかく早目に気づいて対処する事が必須だといつも思います。

 

 話が息子にそれてしまいましたが、私自身の愚かエピソードも、まだまだ沢山あります。が、こんな事を延々書き連ねていても仕方ないので、やめておきます。

 ただ総じて言える事は、①嘘をつかない、②恥をかく事をおそれない、③嫌な事を後回しにしない、④先入観や早とちりで決めつけない、⑤人に頭を下げる事を厭わない(相談する事もここに入る)、あたりは鉄板ですね。このあたりを抑えておけば、そうそう大きく転ばないように思います。

 失敗して、反省して、どうしたら二度と失敗しないか考えて、それを実行する。そうやって、少しづつ賢くなっていけば、失敗した経験も少しは報われるというものです。

 

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 タリーズで好きなのは、フルーツジャムの入った紅茶です。ただ、底にジャムが残ってしまうのが悲しい。スプーンももらおうといつも思うのですが忘れてしまって、取りに行くのも面倒で、なんとなく諦めます。外でお茶するのが気持ちいい季節で嬉しいですね。

 ではまた。