書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

無印で買った本たち

 台風が来ていますね。大阪は進路から外れているので、雨風はなくて、むしろ風ひとつ吹かない状況ですが、ものすごい熱気。台風が運んできた独特の蒸し暑さです。大きな台風だそうで。どうぞ被害少なくてすみますように。

 なんか最近台風がやたら多いですし、春と秋がなくなって、夏からいきなり冬に進むみたいな変な気候になりました。本当かどうか分かりませんが、イヌイットが「太陽の位置が変わった」と、アメリカの気象情報機関に訴えたとか。

 イヌイットは、太陽の位置で時間を知って生活している人達なので、常に太陽を見ながら暮らしているそう。少し前から、その太陽の位置が、ズレた事に気が付いたとか。実際には太陽がズレたのではなく、地球がズレたのでしょうが。

 それが事実だとしても、私達にはどうしようもないですよねえ。この変な気候は、太陽の位置がズレたからだよ、と言われても、ああそうか、と思うだけで。どうしようもないですもん。ズレたのなら、ズレた世界で生きていくしかない。

 いきなり話は変わりますが。

 最近、無印の店舗が好きで、入り浸っております。洋服もシンプルで好きだし、ご飯食べたりもできるし、コーヒーも百円だし。本屋さんがある店舗だと、本も読める。椅子やテーブルが設置してあって、売り物の本を買わずに読む事ができるのですよね。気に入れば買いますが。気に入らなければ、また棚に戻せばいい。読む用のサンプル本が置いてくれてあるので、気を遣わずに読めます。こういうスタイルの本屋さん、最近多いですが、無印は本専門店じゃないのに、頑張ってるなあと思います。

 無印が扱う書籍がまた、好きで。最近、「おお、これはいい!」と思った本を、まとめ買いしてしまいました。本はできるだけ買わないようにしているのですが(置き場所に困るので)、これは、場所ふさぎになってもいいから買おう、と思って。

 一つは、「季節に合わせて体調を整える」がテーマの本、二冊。

 

整体かれんだー 旬な身体になる (文春文庫)

整体かれんだー 旬な身体になる (文春文庫)

 

 

東洋医学セルフケア 365日 【健康法のエッセンス】-「氣道」入門 (ちくま文庫)

東洋医学セルフケア 365日 【健康法のエッセンス】-「氣道」入門 (ちくま文庫)

 

 この2冊、 店頭で「40代50代から元気に暮らす」というPOPの下に並べて置いてありました。POPに惹かれて手に取ったのですが、季節ごとの暮らし方の注意や、季節に合わせて体調を整える体操など、細かく紹介して下さっていて、とても分かりやすく絵も多く、迷わず二冊とも買いました。

 「整体カレンダー」に出てくる「9月」のところの注意点を少しご紹介すると「季節は涼しい方向に進んでいくので、胸を中心に身体がひきしまっていきます。やわらかさを失わないで、左右の動きの力強さを獲得していくことが目標となります

 「東洋医学」のほうの「秋」の項目では、「夏には発汗という方法で体内の毒素を排出していましたが、秋は腎臓を通じて尿の形で排出します。なので、泌尿器の動きが活発になります。また、涼しい方向に進むので、冷えの影響を受け体が収縮し、その際、身体の片側だけが収縮して捻じれを起こさないように注意します」などなど。。

 二冊とも、同じことが書かれているようで、微妙に細部が異なり、それはそれで参考になります。

 体操だけでなく、暮らし方の工夫も沢山載っているし、頭痛や生理痛や便秘、肩こりや風邪や貧血など、様々な不調を解消する方法も沢山載っています。

 若い頃は、読まないどころか、手にとる事すらなかったタイプの本ですが、今や必読書。助かります。

 

 もう1つ、無印でまとめ買いした本があって、それは、糸井重里さんの一連のエッセイです。それはそれは綺麗な装丁本で、でも小さくて読みやすいサイズで、中を開くとどの文章も、短いけれど、時間をかけて練り上げられたのだろうと分かる、繊細で心の奥にしっかりと届く言葉の数々。「小さいことばシリーズ」という本だそうです。

 無印カフェに通うたびに、サンプル本を開いては読み、開いては読み、もう、糸井さんの本が読みたくて無印カフェに通っているようなものだな、と気がついて、ならば買ってしまおうと、とうとうまとめ買いしました。

 

あたまのなかにある公園。 (ほぼ日ブックス)

あたまのなかにある公園。 (ほぼ日ブックス)

 

  

夜は、待っている。 (Hobonichi books)

夜は、待っている。 (Hobonichi books)

 

 

 

ボールのようなことば。 (ほぼ日文庫)

ボールのようなことば。 (ほぼ日文庫)

 

  

羊どろぼう。 (ほぼ日ブックス #)

羊どろぼう。 (ほぼ日ブックス #)

 

  

忘れてきた花束。 (ほぼ日ブックス)

忘れてきた花束。 (ほぼ日ブックス)

 

 

ともだちがやって来た。 (ほぼ日ブックス)

ともだちがやって来た。 (ほぼ日ブックス)

 

 まだまだあるのですが、、。

「夜は、待っている。」からいくつか抜き出してみます。

ほとんどのよろこびも、たいていのかなしみも、日常の顔をしてドアを開ける。びっくりするのは、その後なのだ。」

「『そんなこと、できません』という場合は、『そんなこと、できません』が、あなたの出発点です。」

「嫌いな人のいう『いいこと』も、『いいこと』とわかりますように。」

「上機嫌というのは、ある意味、最大の美徳じゃないかな。」

「どれほど険しい崖を上るにしても、『信頼』の手がかりになる突起は、『正直』という材料でできています。」

「大事なことは『義務にしない』と、うまくいく」

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何度も繰り返し読みたい言葉ばかり。ふと時間が出来た時に、香りのいい紅茶とともにゆっくり読むのが楽しみです。