書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

厄が落ちた気がする

 先週、給湯器やなんかでバタバタしていたせいか、またしても足が痛くてですね。もうたいして歩いてないのに、なんでこんなに痛いしダルくなるんだろう?と思ってまして。

 実は昨日の土曜日、電車で一時間ほどの距離にある実家に、母を訪ねて行く予定があったのですが、できれば来週に延期してもらおうかなと考えました。足が痛すぎて憂鬱で、歩ける気がしなくて。しかも。天気予報では、土曜日は夏のような陽気で気温は30度。ところが、来週からは曇りがちになり、28度以下に下がるとのことで。だったら涼しくなる来週に行こうと思って、母に電話したのですが。

 母は、土曜日のままがいい、と。日を変更したくない、との事で。仕方なく昨日、土曜日、炎天下の中、痛い足をひきずって行って参りました。

 いつも、お昼から夕方にかけて行くので、たいていは私がお昼ご飯を梅田で買っていくか、母が何かの出前を取ってくれるのですが、今回は、最寄駅から少し歩いた所にある、鰻屋さんに行こう、という事になりました。

 歩いて行くんだ~。うわ~。この暑いのに。鰻なら出前取ってくれたらいいのに~。と内心思いつつ、でも、母は気分転換に外で食べたいようだったので、「いいよ」と言いまして。駅で待ち合わせして、テクテク歩いて行きました。

 暑いんですよ、本当に。12時ですから直射日光が半端なく。しかも、いつもそうですが、母の「すぐだから」というのは嘘で、結構な距離を歩きました。母の道案内も怪しくて、「あれ?ここだったかな。あ、違うわ。もう1つ向こうの筋を超えたところの商店街の中だったわ」とか言うのですが、商店街などどこにも無く。「商店街なんか無いよ」と言うと「昔はあったのよ」と。昔っていつ~(涙)? そんな母のあやしいナビゲーションに頼るしかない中、痛む足をひきずりひきずり、暑さでヨレヨレの私とは違って、母は80歳を超えてますが元気一杯で。この差は一体何だろう。まあいいですが。

 なんとか鰻屋さんに着き、美味しく頂いての帰り。帰りはもう家までタクシーに乗ろうよ、という事で、大通りに出てタクシーを拾おうとしたのですが。これがまた全然走っていない。こういう事を予想して、私は鰻屋さんのお店でタクシーを呼んでもらおうと母に言ったのですが、母は「タクシーなんかそのへん一杯走ってる」と言って反対したんですよね。でも、走ってないじゃん。

 炎天下、鰻でお腹が一杯になった状態で、ちょっと気持ち悪くなりながら、車がびゅんびゅん走り抜ける大通り、歩道から出て車道の端っこに立って、ひたすらタクシーが来るのを待ち続けた私。一方母は、「あっちのほうが見つかりやすい」とか言って、先に進もうとするのです。歩きながらなんて、絶対タクシーはつかまらない、こんなにいないんだから、と私は分かっていたので、排気ガスを浴びながら必死で車の列を凝視していたら、10分ほどたってやっと一台走って来てくれて、無事止めて、乗って、遠くのほうにいた母がこっちに戻ってくるのを待って、一緒に乗って、家に帰りました。はー。

 タクシーの運転手さんに「全然、タクシーが走ってなくて焦りました」と言ったら、「今日は朝は大丈夫だったんですが、昼から急に呼び出しが増えて、今、予備のタクシー一台もないです。走ってるタクシーもほぼ予約か賃走だと思いますよ」とのこと。「急に暑くなったからでしょうか」と聞くと、「そうだと思います」とのお答え。「雨の日も、なかなかタクシーがつかまらないのは、同じ理由でしょうか」と聞くと、「そうですね。大雨だと分かっている日は、前日から予約が一杯になって、予約が取れなくなる事が多いです」と。酷暑や大雨の日こそ、タクシーさんが必要なのに、そういう日に限って使えないなんて、、、皮肉なものですね。

 

 まあでもなんとか実家に帰り着き、あとは母とお茶しながらお喋りしたり、ちょっとした用事を片づけてあげたりしました。

 姉と連絡を取らないようにしている事や、姉とはもう筋の通った会話ができそうもない事も、母に言いました。

 その上で。気になっていたので、母に、できるだけ早く、ちゃんとした遺言書を書いて置いてほしい事を頼みました。でないと、姉ともめるのは目に見えているので。

 母も、そこは「分かった」という事で、ちゃんと書いて、公式な書類になるように弁護士さんにも見てもらうと言っていました。母は、頭はまだまだしっかりしているので、信頼して任せて大丈夫だと思います。

 また、母の今後の話として、「いつケアホームに入るのか。どこに入るのか」という話も詰めたのですが、今82歳の母は、「90歳になったらケアホームに行く」と決めたのだそう。まあ、彼女は元気なので、まだもう少し一人暮らしはできそうなので、それでもいいか、と思いました。ただ、骨折が怖いから、歩く時は気を付けて、高い所には登らないで、など注意しておきました。本人もよく分かっているようでした。

 どこのケアホームに入るのか、については、まだ決め切れていないようですが、私がけっこうせっつくので、あちこち見学には行っているようです。いい所が見つかるといいなあと思います。母のお友達も、半分ほどはケアホーム住まいなので、お友達を訪ねたりして、あれこれ聞いているようです。

 喋っているうちに夕方になったので、帰る事にしました。

 帰り道も足が厳しかったです。いつもは飲まない痛み止めを飲みまくっているので痛みは我慢できるものの、力が入らないというか、踏ん張れないというか、膝からガクッと倒れそうになるというか。行きの電車からヤバい感じでしたが、帰りつけるか不安になるほどでした。まあでも帰れましたが。

 夕食は、鰻屋さんでお土産用に焼いてもらった蒲焼があったので、お吸い物とおひたしを作った程度でなんとなかり、手間がかからなかったのが救い。倒れるように寝ました。

 で。今朝です。

 足、痛いだろうなーとおそるおそる起きたら。痛くない。。。

 昨日まで、謎にあんなに痛かったのに、昨日もあんなに歩いたのに。痛くない。不思議。

 母に言うべき事を言ってきたのが良かったのか。あれこれ面倒に思っていた事が全部終わってスッキリしたせいか。

 まるで厄が落ちたかのように、足が治っており、本当に今週は不思議な週だったなあと思います。

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