書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

端午の節句、鯉のぼり。

 GWに埋もれていますが、子供の日ですね。先日、生國魂神社に、令和の初詣でに行ったら、大きな鯉のぼりがありました。こんな大きな鯉のぼりを近くで見るのは、小学校以来かもしれません。

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 あいにく、まったく風のない日で、雄大に泳いでいる感じではなかったのですが、撮ろうかなと思ったところでタイミングよく微風が吹いてくれ、空を泳ぐ龍のようでした。

 大きな鯉のぼりって、やっぱりいいですね。端午の節句に鯉のぼりを飾るのは、もともとは武士家の習慣だったとか。当時は鯉のぼりではなく、ただの「のぼり」だったそうです。「兜」と同じく「のぼり」も、武士の証。男児が雄々しく育つことを願って、飾ったそうです。それが徐々に庶民に伝わり、ただの「のぼり」ではなく、滝を上る鯉を模したものに変わっていったのだとか。鯉は空に昇って龍になる。

 生國魂神社の空に掛けられた鯉のぼりを見て、龍みたい、と感じたのは、当然かもしれません。見上げると、胸が広がっていくような気持ちの良さを感じました。

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 今日は、息子は模試の日で、朝からお弁当を持って出かけました。かわいそうに、結構な科目数で、夜までかかるそう。一人で、よく知らない試験会場(某大学)まで出かけました。とはいえ、かわいそうと感じるのは私だけのようで、本人は別段負担にも思っていないようで、スーッと普通に出かけていきました。

 私も別に、大丈夫かしら、と心配になることもなく。成長したなと思います。

 夫は昼から、どこかに出かけて行ったので、午後は一人でリビングで、窓の外の公園の木々を見ておりました。先月は桜でピンク色だった木々が、今は新緑で輝いています。家中の窓を開け、5月の爽やかな風が吹き抜けるにまかせていると、いつものあの、ぞくぞくする感じがやってきました。

 ああ、これこれ。夏が近づいて来るこの感覚。風に混じる微かな熱。うっとりです。

 この季節の風は、本当に好き。生きていて良かった~と、我が家のリビングのソファーの上で、幸福感に包まれる午後です。

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