書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

はー疲れた~。

 昨日、息子のことで、またしてもバタつきました。詳しい話は書けないのですが、担任の先生の神対応で、一旦は丸くおさまりかけたものを、息子の配慮を欠く言動で全てぶち壊しに、、。

 あー、疲れる、、。

 と言って逃げてはいられないので、真正面から息子や先生と取り組みました。何が問題なのか。どこに原因があるのか。息子は何が分かっていないのか。息子はどういう意図だったのか。今までの経緯を全て洗い出し、読み解き、理解し、解決方法を探しました。

 そして、それを、息子に分かる言葉で懇々と説明しました。なかなか理解が進まない息子に、「何故、こんな簡単なことが分からないの?」と喉まで出かかる言葉を飲み込み飲み込み、怒らず焦らず一つ一つ丁寧に言葉を積み重ねて、最後には息子も納得し、これならやれる、という線までこぎつけました。

 あー疲れた~。しんどい。

 なんで私はいっつもいっつも、こういう事ばかりせねばならないのか。情けなさと神経疲労で倒れそうですが、私が倒れるわけにはいかないので、踏ん張っております。

 まあでもこういうトラブルの経験のおかげで、息子が、何が分かっていないのか、という事が白日の下にさらされたので、それはとても良かったと思います。学生の間なら、まだトラブルも小さい。今のうちに経験して自分の間違いに気づかせておけば、社会に出てから同じミスは犯さないですみますから。今経験できてよかったと思うようにしました(必死、、笑)。

 息子が分かっているようで、分かっていなかったのは、以下のことです。

①「悪口」と「内緒話」は、具体的にはどういうことか?を理解する。

②「悪口」と「内緒話」は、人前ではしてはいけない、を徹底する。

③「やじうま的な人」が、質問の体をとって、息子から人の悪口や内緒話を聞き出そうとしてくる。それがもとで、トラブルが起こる。トラブルの原因を探っていくと、いつも「やじうま的な人」からの質問に、息子が真正直に答えてしまったことに依ると分かる。答えにくい質問には答えない事が鉄則。質問に答えただけだとしても、それが「悪口」や「内緒話」であれば、そして人前で答えたのであれば、息子が誰かの悪口を言ったり、自分の内緒の話を公にしてしまったのと同じ事である、という事を理解する。

④何かに焦ると「今すぐしなくては」と思って、不適切な状況でも無理やり自分のしたい事をやってしまう癖がある。「今すぐしなくてはいけない」と思わないように。状況が不適切であれば、次のチャンスを待つ。それでも状況が整わないのであれば、その次のチャンスを待つ。その電車に乗れなくても、すぐに次の電車は来るから、焦らなくても大丈夫。

 

 こんな感じです。

 コミュニケーション能力の劣る息子は、質問されると何でも真正直に答えてしまい、それがトラブルのきっかけになっている事が多い事が分かりました。周囲の人達は、息子が変わっているので、いじると面白い為、あれこれやじうま根性で質問してきて、いわゆる「炎上」的な状況を作って、面白がっているのです。それは、やじうま側が悪いのではなく、そこに不用意にのっかってしまうコミュ力ゼロの息子が悪いので、やじうまの質問は無視すること、「分からない」「答えたくない」で済ませること、息子にはしつこい程理解させ、徹底するよう言いました。できるようになればいいのですが。やじうまからのアプローチは、いつも同じ言い方ではないので、息子にはどれが答えてはいけない質問なのか判断するのが難しいと思います。それでも、やらねばなりません。毎日「今日は何を聞かれた?」「どう答えた?」を確認し、適切な対応を教えていくしかありません。100パターンか200パターンか分かりませんし、この作業は、息子が生きていく限り、永遠に誰かが教えてやらねばならないのかもしれません。普通の人なら本能的に判断できる事が、息子にはどうしても分からない。そこをサポートしていかねばなりません。

 また、息子の欠点として、焦りから、不適切な状況なのに、無理やり自分の言いたい事を言ってしまって(たいていは、不安感からくる焦りで、安心したい為の確認作業)、トラブルを招く事も多いです。

 人と全くコミュニケーションをとらなかった時は、こういうトラブルは無かったのですが、曲がりなりにも喋れる友人が少しづつできて、トラブルが増えてきました。

 トラブルが起こったら、逃げずに、一つひとつ原因を探って、根っこから解決しておく。これを延々繰り返すしかありません。

 私も大変ですが、息子はもっと大変です。頑張ります。

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