書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

ベッカムのタトゥー

jp.marinabaysands.com

 あら、いい男、と思って何気に見た広告が、シンガポールのマリナ・ベイ・サンズホテルのものだった(上に貼りました)。

 ビデオクリップもついていて、なかなか気が利いている。でもそれらのビデオクリップを見て印象に残ったのは、ホテルのラグジュアリーさ加減ではなく、ベッカムのタトゥー。それにしてもベッカムって、こんなに全身にタトゥーしてる人だったっけ。

 確かに、彼が、あまり知的教養がある人ではない事は有名だけれども(同じサッカー選手でも中田英寿とはタイプが違うというか)、首から背中から腕から、これみよがしのタトゥーに、自己顕示欲を感じるタイプだったのか、と、改めて驚く。

 そして更に驚いた事には、彼のそのタトゥーにさほど嫌悪感を感じない自分がいたこと。美しい、とまでは言わないけれど、違和感はないというか、生理的に無理、という感じはしない。

 タトゥーというような極端な自己主張に対しても、誰のものかによって、嫌悪感を感じたり、感じなかったりするのだな、という、まあ当たり前かもしれない発見を致しました。

 本当に月並みな結論で申し訳ないけれど、どんな事も、「それを誰がするのか。それを誰が言うのか」によって、評価は変わってくるのだなと思った。

 

 このホテル、今日本向けに、大々的に宣伝を売っているようです。ベッカム起用は成功だったような気がします。ベッカムがタトゥーをしていなかったら、ここまでのインパクトは無かったと思う。例えば中田ヒデ氏では、上品だけど目立たなかっただろうな。しかし、上の写真はすごいですね。日本のプールでは許されないかもしれません。

 いつも思うけれども、「粋」というのは、「下品さ」とすれすれなんですよね。