書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

神戸、湊川神社に参拝

 先日、神戸にある湊川神社に参拝してきました。

 湊川神社は、阪急電車高速神戸駅から徒歩1分。というか、駅を出た所が神社です。本当に街中の便利のいい場所にあります。ハーバーランドもすぐ近くにあります。つまりは目の前は神戸の海、というわけで。観光がてら行ってみるのにも良い場所。

 そもそも、どうして行こうと思ったかというと、例によって、桜井識子さんが絶賛されていたからです。

 桜井さんは、かねてより読者の方々から「湊川神社が大好きなので、ぜひ一度行ってみて下さい。どんな神様がおられるのか教えて下さい」と頼まれていたそうです。それで、たまたま神戸方面に行く用事があった時に、寄ってみたそうです。今から5年程前の時です。

 行ってみたら、桜井さんが境内に一歩入った瞬間に、楠木正成(くすのきまさしげ)さんが急いでわざわざ桜井さんの所まで来られて(見えない世界のお話です)、「よく来てくれた」と喜んで下さったそうです。5年前の当時、楠木正成さんは、まだ神様に成ってはおらず、神様修行の階段を上っている段階だったそうです。まだ、見習い神様も眷属さん達もおらず、お一人で神社を守っておられたそうです。桜井さんは、湊川神社楠木正成さんは、まだ神様ではないけれど、とても良い神社だと書いておられました。当時のブログ記事はコチラです↓

湊川神社 | 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba

上の記事の一部を抜粋させて頂きます。

「(楠木正成さんは)心底、人のいいおっちゃん、というのが私が受けた印象です。

私ごときに、社殿から走って出て来て、みずから手を握り、喜び、微笑んでくれるお方です。

人間として身近にいたら、周りの誰もが 「好きだなぁ、こういう人」 と思うようなお人柄なのです。

神様になったら、とてつもなく深く優しい神様になるだろうな、と思いました。

この神社は正成さんの波動で、行くだけでも気持ちがまろやかになります。

これを読んで湊川神社に多くの人が行き、願掛けをしたり、応援したり、感謝を伝えたりしてくれるといいなと思います」

 桜井さんのこの記事を読んで、私も湊川神社に行って、楠木正成さんにお会いしたいなあ(見えない世界で)と思っていましたが、なかなか行く機会がありませんでした。そして最近、といっても2年前ですが、桜井さんがまた湊川神社の事を、ブログ記事に書いておられました。こちらの記事です↓。

楠木正成さん神様の今 「湊川神社」 | 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba

 この記事で、桜井さんはこう書いておられます。一部抜粋させて頂きます。

「今回の参拝では、門を入った瞬間に驚きました。 

前回参拝した時とはまったく違うのです。 

正成さんは立派な神様になっておられました!  

2年半前に来た時は、神社には眷属もまだいなくて正成さんお一人でした。

ですが今は、 そこそこの数のハトと犬の眷属がいました。

  眷属が増えたので、大変にぎやかな神社になっています。

 正成さんは、神様修行中の人にも、神獣の眷属たちにも、とっても丁寧に優しい態度で指導をしていました。

  あぁ~、正成さんらしいな~、素敵ないい神様だなぁ~、と心から思いました。

 私のブログを読んで参拝に来た、という人が多くいるということも教えてくれました。

 その方々は普通の参拝客とは少し違った、あたたかい応援を含めた、そして好意に満ちた信仰心をたくさんくれるのだそうです。

 その信仰心は、とってもパワーを持っていて、正成さんの後押しをしたらしいです。

 もちろん、ご本人がますます励まれたからなのですが、一気に修行が進んだようでした。

 湊川神社に応援に行かれた方、正成さんが感謝を伝えてほしい、と言っておられましたので、ここにお伝え致します。

 現在、正成さんをはじめ、眷属の皆様も張り切ってお仕事をしているそうです。

 全員が非常に前向きで一生懸命に働いている、とのことでした。

 それが神社の 「気」 となっているので、とっても居心地が良いポジティブな雰囲気の境内となっています。

 この後、後醍醐天皇に会った報告をして少しお話をし、帰りはまたしても門のぎりぎりのところまで送ってくれて感激しました。

  格が上がられて神様になられたのに、気さくで人懐っこいお人柄はそのままでした。

 正成さんの器の大きさ、懐の深さ温かさ、優しさに触れて、魂がほっこりする、眷属のやる気に満ちあふれた活気でとっても元気にしてもらえる、そんな素敵な神社となっていました」

 一部抜粋のつもりが、ほぼ全部コピーしてしましました、、。削れる所がなかったので。桜井さん、勝手な事してすみません。でも私は、今回自分で湊川神社に行ってみて、本当に桜井さんが書いておられる通りの事を感じました。優しい、そして瑞々しい、シュッとした神社でした。上に上っていく勢いをもらえる神社だと感じました。京都や奈良の神社とは一味違う、神戸らしい洗練された(という表現はおかしいですが)、垢抜けた神社です。

 ここからは写真を貼ります。

 高速神戸駅の階段を上がった所の左手が湊川神社です。徒歩10歩。

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 参道がまっすぐのびていて、雨がちな日でしたが、爽やかな清々しい境内です。

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 境内に入って参道を歩きながら、心の中で自己紹介を始めた瞬間に、涙が出て来ました。下賀茂神社に初めて行った時と同じパターンです。やばいぞやばいぞ、と思いながら、できるだけ目立たないようにハンカチで隠しながら、歩きました。

 本殿に着きました↓

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 雨の日だったという事もあり、参拝客はあまり多くなかったので、本殿に私が行った時、本殿前には他に1人の参拝客の方がおられるだけでした。私はできるだけ端っこに行って、カバンから祝詞のコピーを取りだし(まだ覚えていないという、、、恥)、祝詞を声に出して唱えてから、参拝しました。祝詞を唱える事を覚えていたのは、源九郎稲荷神社に参拝した時以来です。偉いぞ私、と自分を誉めて、ハッと気づきました。

 手を清めるのを、忘れていました、、、、。

 振り返ると、向かって左側に、しっかり手水舎が。。あんなに綺麗で大きな手水舎があるのに、私は、かんっぺきに無視して本殿に突進したのでした。あー、、、自分が残念過ぎる。うなだれながら、手水舎に行き、今更遅いのですが、手を清めさせて頂きました。左手に手水舎が↓。

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 何度も何度も書いていますが、一体、いつになったらちゃんとした参拝作法ができるのでしょうか、私は。

 落ち込んでばかりはいられません。良い事も書きます。今、過去の桜井さんのブログ記事を読み返していて、「眷属の鳩」という言葉を読んで、おっ、と思いました。私が境内にいたら、黒くて足だけ真っ赤な鳩が、寄って来て下さったのです(敬語、笑)。その時は、ただの鳩だと思ったのですが、一羽しかいなくて、鳩って普通、群れているものだと思っていたので、不思議だなと写真に収めました。眷属さんだったのかなあ、だったら嬉しいなあ、と思いました。コチラです↓。寄って来て下さった、と書いているわりにはズームでボケた写真ですが、、、。私の悪い癖なのですが、近くにいる時は見るのに必死で写真まで気が回らず、遠くに離れてから、あ、写真!と思いだして撮るので、こうなる、、、。

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 引きの写真です↓。木の根元に鳩がいます。周囲には一羽もいません。他の境内の写真を見て頂いても、鳩は一羽も写っていません。

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 参拝した日は、降水確率70%で、朝からずっと雨だったのです。私が湊川神社に着いた頃には雨は止んでいたのですが、雨のせいで、蝶々が観れずに残念だなあと思っていました。でも、眷属(かもしれない)鳩が見れて良かったです。

 あと、この眷属鳩を見たすぐ後に、お宮参りのご祈祷が始まり、可愛らしい赤ちゃんを囲んだ和やかなご家族が見れました。ご祈祷も心のこもったとても丁寧なもので、最初から最後まで見させて頂いてしまいました。

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 湊川神社ですれ違った宮司さん方も、皆様丁寧に会釈して下さるし、社務所の方々も、とても優しい感じでホッとできました。本当に良い神社だと思いました。

 本殿の右側にあるさざれ石(親子石)も、心を打たれました。見ているだけで涙ぼろぼろです。ちゃんと由来も書いて下さっているのに、涙で読めず。ただしばらく石の前で佇んでいました。

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 さて。問題は帰り道です。

 そもそも、朝からすでに疲れてはいたのです。もう夏からこっち、ずっと疲れているので。で、帰り道、本格的にヤバくなりました。足がもうかっくんかっくん、なるのです。膝に力が入らないというか。油断していると、膝から崩れそうになるので、ずっと気を張って歩いて帰り、家に帰った瞬間、ソファーに倒れこみました。久しぶりの神社参拝だったから、私の波動が下がりまくっていたのかもしれません。神社の高波動との差に、体が耐えられなかったのか。よく分かりません。とにかく帰り道、久しぶりに「無理かも。歩きとおせないかも」と思いました。ですが、なんとか無事帰れました。有難いです。その日は早めに寝たら、翌日はもう大丈夫になっていました。

 売店で、お神酒と清め塩が売っていたので、買いました。お神酒を売っている神社、あまり見ないので、嬉しかったです。神棚のお供えに使います。お神酒は、お風呂に入れるのもいいそうです。清め塩は玄関に置こうかな。

 とにもかくにも。あー、あれが湊川神社なのか、行けて良かった、と大満足です。

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  本殿で手を合わせていた時、とても涼しい気持ちのいい風が吹き抜けていきました。湿度の高い蒸した日でしたので、疲れが癒されました。私は実は、本殿前に、三回も行きました。最初と、手を清めてからと、お宮参りのご祈祷を聞きに、の三回です。その三回とも、同じ涼しい気持ちのいい風が、すーっと吹いてくれて、ああこれが、湊川神社なのだ、と思いました。これが、桜井さんが絶賛されていた、楠木正成神様の優しさなのだ、と思いました。