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ゴーヤを美味しく食べる方法

 今年の夏は、ゴーヤばかり食べています。

 ゴーヤには、「モモルデシン」という「胃腸の状態を整え、食が進むようになる」「傷ついた胃腸の粘膜を守る」「血糖値・血圧を下げる」「頭痛改善」「夏バテ改善」などの効果のある栄養成分が含まれているらしいです。また、ビタミンCがレモンやトマトの何倍も、鉄分がホウレンソウの2倍、食物繊維がセロリの30倍含まれているそうです。しかもゴーヤのビタミン類は、熱しても減らないのだとか。

 そんな、栄養の宝庫のゴーヤですが、昨年まではあまり食べていませんでした。あの独特の苦みが嫌いだったのです。

 今年なぜ突如として食べ始めたのかと言うと、あの苦みを取る方法を知ったからなのです。ネットで調べたら一瞬で分かり、「何故、今まで試していなかったのか、、、」と悔やまれました。

 ゴーヤの苦みを取る方法は以下の通り。

①ゴーヤ1本を厚さ2ミリ位にスライスする。一本に対し、砂糖小さじ2、塩小さじ1/2加え、軽く揉んでから10分間置いておく。

②お浸し等にする場合は、熱湯で30秒茹でる。炒めものにする場合は、軽く水洗いして灰汁を流してから炒める。

 以上です。砂糖であく抜きするのがポイントで、本当にびっくりするくらい苦みがなくなります。

 また、ゴーヤは色で、苦みが分かるそうです。色の薄い(黄緑色)ものほど苦みが少なく、色の濃い(濃い緑色)ものほど苦みが強いです。ゴーヤは、未熟なものほど緑が濃く、熟していくにつれて黄色に変化していき、完熟のゴーヤはパパイヤのように黄色く味も甘いのだそうです。

 ですが、ゴーヤに含まれる栄養成分は、未熟なものほど多く、完熟に近づくにつれて減っていくのだそうです。

 なので、栄養成分重視で選ぶなら、濃い緑のゴーヤを。苦みの少なさ重視で選ぶなら黄緑色のゴーヤを選ぶといいわけです。

 ですが、濃い緑のゴーヤでも、上にご紹介した砂糖でのあく抜きをすると、食べれないほどの苦みは消え、ちょうどいい苦みになります。

 ちなみに、なぜ完熟した甘いゴーヤが出回っていないのかというと、ゴーヤは完熟した後すぐに腐り始めてしまうからだそうです。流通に乗せているうちに傷んでしまうので、完熟の甘いゴーヤは生産者だけが食べられるもの、なのだとか。

 今年の夏は、私はもう、毎日2本づつゴーヤを買い、砂糖であく抜きして30秒茹でたものを、いつも冷蔵庫に入れています。 ここまで下ごしらえしておくと、何にでも使えるので便利なのです。

 一番簡単なのがお浸しにして食べる方法。鰹節+めんつゆ、とか、タコや茗荷と一緒に甘酢に漬ける、とか。私が一番よく食べるのは、梅干し和え。簡単なレシピを書いておきます。

梅干し和え:梅干し3個と、めんつゆ(濃縮)・ごま油・すりごまを、大匙1杯づつ、を混ぜて、そこに下茹でしたゴーヤ(一本分)を混ぜて和える。

 

 でも、他にも色々します。というか、ほとんどの料理にゴーヤを入れてしまいます。炒めものには勿論のこと、お味噌汁にもカレーにも。煮物には、最後の最後にポンと入れます。ゴーヤに味が染み込まなくても全然大丈夫です。ゴーヤには、ゴーヤ自体に旨みがある気がします。

 なんか今日は緑が少ないな、という時にも、冷蔵庫の中に下茹でしたゴーヤがあると、とても安心です。

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写真はネットからお借りしました<(_ _)>。