書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

小さい子と過ごす夏休み2

 昨日の記事に追加で。

 昨日も少し書いたのですが、子供の夏休みの過ごし方として、「長期休暇集中プログラム」を利用するのは、とても良いのではないか、と思います。

 ウチの子は小3まで言葉が怪しかったので、新しい環境に1人でポンと入れる、というのはハードルが高く、魅力的なプログラムがあっても中々参加できなかったのですが、普通の健常児さんだったら、どれでもより取り見取りだなあと、羨ましく思っていました。都会だけの話かもしれませんが。

 ちなみに、ウチの子が参加できたのは、言葉が理解できなくても見て指示が分かる運動系だけでした。

 ウチは参加できませんでしたが、私が特に魅力的だなと思ったのは、英語系と理科の実験系です。

 英語系は、2週間もあれば、小さい子なら、英語の歌の5つや6つは完璧に覚えてしまいますし、ごく簡単な挨拶もネイティブアクセントで上手にこなす事ができるようになります。英語の歌は、曜日や月、数や色、名詞や形容詞、動詞など、基本的な単語をマスターできる内容のものばかりなので、これを小さい頃に歌で覚えてしまうと、本格的に英語を学ぶ時に、相当なアドバンテージになると思われます。授業は、歌だけでなく、ダンスやゲームも取り入れて、子供が飽きないように工夫されていますし、本当に息子を参加させたかったです。

 理科の実験系も、見学しかしてませんが、魅力的でした。最近の学校では、危険だという事で、ほとんど実験をしてくれません。理科は机上で学ぶだけの教科になっています。でも、理科の面白さは、実験にあると私は思うので、実験を沢山やらせてくれるプログラムは、理科好きな子にはたまらないと思います。それも2週間、簡単な実験から少しづつランクアップしていって、複雑な実験まで、分かりやすく興味深くやってくれるわけで。本当に、これも息子に参加させたかったです。

 夏休み、子供と過ごしていてマンネリだなーと思われる方は、夏休みと言わず次の冬休みから、こういう「集中プログラム」への参加を、検討されてはいかがかと思います。学校がある時は中々時間がとれませんから、せっかく時間がたっぷりある長期休暇の時期を、「暇過ぎてしんどい」ともてあますよりは、その「暇」を上手く利用すると良いのでは?と思うのです。

 もしお子様がそのプログラムを気に入れば、レギュラークラスに参加してもいいし、毎年長期休暇の集中プログラムだけに参加し続けるのでもいいと思います。

 息子がレギュラークラスで通っていた水泳教室にも、長期休暇集中プログラムがありました。まったく泳げない子供達が入って来て、早い子になると、2週間でクロールをマスターしていたりします。息子など、レギュラークラスに毎週通い、何年も通い続けていてまだクロールが完成していないのに、、、、と、複雑な気持ちになったものです(笑)。

 「集中プログラム」に通わせるのは、親としては、毎日の送迎がちょっと大変なんですが、それも慣れてしまえば、生活のリズムができて、むしろラクだったりします。費用の面でも、「長期休暇集中プログラム」は、そのスクールの宣伝を兼ねているせいか、レギュラークラスよりお得になっているものが多いです。

 お子さんが要領のいいしっかり者の場合、「お稽古は長期休暇集中プログラムにしか参加しない」と言っているお母さん方、多いです。長期休暇のたびに、「今回は水泳、来年は英語、次は体操、その次は実験系」と、色んなお稽古にトライしておられました。別にプロになるわけではないので、色々広くかじるには、それで十分なようです。「水泳は一応クロールはできます。英語は基本的な発音と会話、簡単な単語はできます。体操は、跳び箱やマット、鉄棒等の基本競技は年齢相応の事はできます。理科の実験も基本的なのは全部やりました」みたいに、学校ではなかなか時間をかけてもらえない部分を、長期休暇のプログラムで補完できて、バランスよく教養が身についている、という感じで、羨ましいなあと思いました。ウチは無理だったので。

 ご参考になると嬉しいです。どうぞ良い夏休みをお過ごしください<(_ _)>。

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