書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

気を付けよう、気を付けよう。

 ここのところ、立て続けに転んだ。比喩ではなく、文字通り、転んだのだ。続けて2回。何でもない所で転ぶ、というのではなく、確実に何かに躓いて転んだのだが。一回目は先日書いた、新聞紙の束に躓いて、二回目はワイドパンツの裾につま先をひっかけて。

 原因が分かっているから由、というのではなく、「転ぶ事」自体が問題なので、何とか解決しなくては、と思っている。

 もう一つ、ここのところ、飲み物のカップを取り落す事が増えた。ちゃんと置いたつもりが、テーブルの角で、そのまま落ちてしまったり。しっかり握っていたつもりが、握る力が弱くマグカップを落としたり。マグカップにはなみなみと熱い緑茶が入っていたので、あやうく焼けどしかけた。ソファーでカップを取り落した時は、周囲のクッションが全部水びたしになった。

 こちらの原因は、一つには、何かをしながら飲み物を飲んでいるので、注意力が散漫になっているからだと思われる。

 でも、飲み物を飲む時って、たいてい、何かをしながら、なので。飲み物に集中して飲んでいる事ってほぼないので。どう注意していったらいいのか。とにかく、「気を付ける」という意外に方法はない。

 ワイドパンツも、とってもお気に入りなのだが、しばらく履くのは止めようと思っている。転ぶ周期が落ち着くまでは。

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 もう一つ、気になっている事がある。

 私は、人の「念」というものに、わりと気を使っているのだが、それはこういう事だ。

 悪気はなくとも、誰かに対して「嫉妬」や「恨み」といった強いネガティブな思いを持った時、その思いは「念」となって、相手に届いてしまう事がある。そして、相手に悪さをしてしまうのだ。

 このへんの事は、桜井識子さんがブログに書いておられるので、貼っておく↓。 

~生霊と虫持ち~ | 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba

 

 というわけで、何か立て続けに悪い事が起こった時は、私は、もしかしたら誰かのネガティブな念が飛ばされてきたのかも、、、と疑う習慣がある。もちろん、現実的な原因も考える。転ぶ場合は躓かない工夫をする、とか、カップを取り落さないように注意散漫にならない、とか。

 そういう現実的な原因を考え対処した上で、誰かに恨みを買っていないか、妬まれてはいないか、そういう事を考える。

 恨みはないと思う。恨まれるほど深い付き合いは誰ともしていないし、恨まれるような言動は、そもそもとらないからだ。私は、本心をほぼ人には話さないし、相手を否定するような指摘は、たとえそれが相手の為になる事であっても言わない。

 妬まれている可能性も、、、、まずないと思うのだが。私を個人的によく知っている人達は、息子が発達障害であり私が苦労している事も知っているので、何かの面で私が恵まれていたとしても、息子の件で全て帳消しになるので、誰も私の環境を「羨ましい」とは感じないはずだ。そういう意味では、息子のおかげで、私は人から妬まれるという悪運から逃れられている、と言える。

 だが、息子の存在を知らない人(私を個人的にあまり知らない人)に、私が自慢めいた振る舞いや発言をしてしまっている可能性はある。これはありうる。

 今までの事はもうしょうがない。あまりにも転ぶ事が続いたら、神社で祈願して来よう。そして、人に対して今まで以上に、失礼な事をしたり言ったりしないように、気を付けよう。不用意に自慢話をしてしまわないよう、注意して生きて行こう。

 失礼な事は言わない、自分さえ良ければというような行動は取らない、自慢話はしない、当たり前過ぎるほど当たり前な事だが、意外に出来ていない自分がいる。

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  長くなるが、それからもう一つ。もしかしたら、これが一番大事なことかもしれないが、気づいた事を書いておく。

 私自身が、上の桜井さんの記事の「虫持ち」かもしれない、と最近気づいたのだ。

 GWに義母が我が家に滞在した時、義母の足が病的にむくんでいて(骨が触れないほど)驚いた、という事は以前書いた。一カ月ほど前からむくみ始め、病院に行っても原因が分からなかったそうだ、という話。歩くとひどく痛むそうで、よくこの足で我が家に来ようと思ったな、といぶかるほどのむくみ方だった。

 あれには後日談があって、GWが終わり義母が我が家から帰る日の朝、何気なく見た義母の両足のむくみが、無くなっていたのだ。義母自身も驚いていた。普通の足に戻っていたのだ。我が家に滞在中は、あっちこっち観光しまくり、一日中歩き通しだったから、むしろむくみが酷くなっていてもおかしくないのに、何故か完治していた。それから家に戻った義母から、むくみが再発した、という話は聞いていない。

 しかも義母の足は、むくみだけでなく、GWの一週間前頃、原因不明の腫れが起こり、真っ赤に腫れあがったそうだ。これは病院で抗生物質の注射などの処置をしてもらい、腫れを収めたそうだ(だが、むくみは治らなかった)。そしてそういう足で、義母は我が家にやって来たわけだ。その酷い足の状態が、我が家から帰るその日の朝に、何もしないのに勝手に治っていた。

 これはもしかして、、、と私は思った。私が、義母に「来ないで欲しい」とあまりにも強く思い過ぎたせいではないか、と。私は義母と相性が悪いので、一緒に過ごすのが苦手なのだ(私の未熟さのなせる業)。義母がGWに来るという事は分かっていたので、ずっと嫌で仕方なく、このブログにも、GWの一カ月前あたりの嫌さのピークの時、あれこれ愚痴を書いていたと思う。私は義母に「来ないで欲しい」という強い念を無意識に送ってしまっていたのかもしれない。そのせいで、義母の足は普通なら遠出の外出は不可能な状態にむくんでしまったのかもしれない。あの状態で我が家にやって来られた義母は、あっぱれだ。私には絶対に出来ない。そういう所が相性の悪さでもあるのだが。。

 我が家から義母が帰られる朝、私は「ああ、嬉しい」とほっとしていた。そして、義母の足はすっかり治っていた。

 私は、いわゆる「虫持ち」なのかもしれない。

 その証拠となる出来事がもう一つあった。長くなるので端折って書くが、私は常々ブログにも書いている通り、夫も苦手なのだ。夫に対しては、基本的には感謝しているが、苦手な面もある、という感じなのだが。それでも、イラッとさせられる事は多い。特に朝、専制君主のように傍若無人にふるまい、かつ、だらだらグズグズやっているのを見るのが本当に嫌(これも記事に書いたと思う)。

 その夫だが、毎朝、ものすごい咳をするのだ。1分に1回、咳をしている感じだ。はかったわけではないが、そのぐらいの頻度に感じる。そして夫は病院には行かない。行って薬をもらっても治らない、というのだ。1分に1回の咳は、咳している本人はもちろん、聞かされる家族もしんどい。夫は、咳を我慢するという事をしない人なので、とにかく、気が済むまで咳き込む。トローチを舐めたりもしない。とにかく、この喉にひっかかったイガイガを、徹底的に咳き込んで外に吐き出してやろうという感じで、コンコンコンコン、ゴンゴンゴン、ガッガッガッッガッ、、、。朝は私はもう、夫から離れよう、離れよう、咳が聞こえない位置に逃げよう、と心がけている。

 義母の事があって、ふと思った。夫の咳も、もしかしたら、私の「虫」が原因かも?と。それで、今朝、夫の事が「嫌過ぎる」という思いを一旦封印し、毎日働いてくれて有難い、とか、夫にはこんな良い面もある、という思いで胸を満たしてみた。

 ら。

 今朝、夫は咳をしなかった。

 不思議過ぎ。だが、一日だけの事なので、たまたま、という事もある。これからしばらく試してみて、様子を見ようと思っている。

 いずれにしても、私は「虫持ち」かもしれないので、他人に対してネガティブな気持ちは、意識して持たないように気を付けようと思う。知らなかったとはいえ、義母や夫の体調不良が私の念のせいだったとしたら、本当に申し訳なかったと思う。口には出さない、心の中で思っているだけだから、と自分に言い訳していたが、やはり、他人に対して強い悪感情を持つ事は、よくないことなのだと思う。気を付けよう。

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