書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

ロング丈の衣服と骨折

 ハイヒールさんのラジオを聞いていたら、リンゴさんが、ロング丈のコートの裾に足先を引っかけて転んで、肋骨を4本折ったとか。

 わかる、、、。

 私も数年前、極端に裾幅の広いヒラヒラした生地の、引きずるような長い丈のワイドパンツを履いていて、足先がパンツの裾のまつり縫いの所に引っかかって、前のめりに転んでしたたか体を打ったことがあります。幸い骨折まではしませんでしたが。

 年をとってくると、歩く時に足先が上がりにくくなるそうで。筋力の衰えからくるものだそうですが。よって、若い頃には何の問題もなかった「ロング丈の衣服」に足先を引っかけて転ぶ、という事態が、往々にして起こりやすいのですねえ。

 しかも、年をとると骨がもろくなるので、ちょっと転んだだけで骨折する。そして治りも遅い、、、。

 私も数年前に裾にけつまづいてしたたか転んでから、怖くなり、手持ちのロング丈の服を、全部捨てました。コート、ワンピース、スカート、そしてワイドパンツ。唯一、裾幅の狭いパンツはロング丈でも残しました。だから私のパンツは、全部裾が狭いものばかりだし、スカート類は膝下数センチ丈ばかり。今いち垢抜けません。

 ずっとここ最近、オーバーサイズやロング丈の服が流行っているし、そもそもロング丈のものはエレガントで洒落て見えるのに、年齢のせいでそれらが着れないという悲しさ。でも、骨折とお洒落とどちらをとるかと言われたら、迷わず骨折しないほうを取ります。

 ハイヒールさんもラジオで言っておられたのですが、靴も、ほぼスニーカーしか履かなくなったとか。名前が「ハイヒールなのにね」とうまく落としておられました。さすがプロ。

 私も、靴はよほど気の張る場に行くのでない限り、スニーカーです。ヒールはおろか、パンプスも履く気がしません。

 お洒落とは我慢だとよく言われますが、我慢できるのも若さあってのこと。我慢して骨折したら目も当てられませんから、ある一定の年齢になったら、「実質本位」に切り替えるのが得策なのだろうなあと思います。寂しいですが。

 

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