書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

怒りを消す私なりの方法

youtu.be

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 *上にユーチューブ貼ってますけど、これについては、後で触れます。下に貼れなくて、、、。読みにくくてすみません。

 

 さて、息子の高校でも二学期が始まりまして、今日からまた、平日は心安らかに一人で過ごせるようになりました。

 夏休みは、息子とずっと一緒で勉強漬けの毎日だったのですが、さほどしんどくなく、むしろ楽しかった記憶が残っております。とはいえ、今日、一人になってみると、しみじみ「ラク~」と思いました。ラクというか、落ち着くというか。

 しばし一人の快適さに浸り、ぼーっとしておりました。朝はまだ涼しいので、窓を開けて扇風機をかけて。こういう、何もしなくていい、何も考えなくていい、という時に、自然に浮かんでくるのは、最近はいつも同じで、幼稚園の頃の気持ちです。

 なんなんでしょうか。幼稚園の頃のあの万能感。雨なら雨で嬉しい、晴れたら晴れで嬉しい、砂場の砂が嬉しい、みんなとお揃いのピンクの籠のお弁当箱が嬉しい、自分の人生の全てが嬉しかったような。おそらく、私のお世話は母がしてくれていたから、そういうアレコレやらなくていい自由、責任を考えなくていい自由、自由でいられる自由、みたいなのの私の中での完璧な記憶が幼稚園の頃なのだと思います。4歳頃の。

 今54歳なので、50年が流れていったわけですが、あっと言う間だったなあ。自分の中の感覚では、さっきまで4歳だったような。過ぎた50年に実態を感じられない。どこ行っちゃったんだろう、50年。でも嫌な気分では全然なくて、万能感で一杯だった4歳から、人生終わりかけている(?)54歳に、一瞬でワープしてきて、これはこれで幸せというか。満足。

 などという、わけのわからない事を、今朝は一人のリビングでぼーっと考えておりました。

 で、前置きはこのへんにして(長すぎますね)、本題に入ります。

 私は生活していて、できるだけ怒りたくないのに、ぶわーっと怒りが湧いてきて困る時があります。でも、怒りたくないんです。怒ったって相手が変わるわけないし、自分が疲れるだけなので。最近、「あ!これだ!」という、怒りを消す方法を見つけたので、今日はその事を書きます。

 先日、息子と一緒に息子のかかりつけの病院に、朝一で行きまして、その時、家の鍵を息子が閉めてくれたんです。で、診察がものすごく早く終わって、「散歩して帰る」という息子と、病院の前で別れ、私は一人でさっさと家に戻ったんです。

 さて。鍵です。鍵を家に忘れて来た事に、マンションの前で気づきまして。オートロックは管理人さんに開けてもらったので入れたのですが、マンションの自分家には、鍵がないから入れない。

 時刻は朝の9時過ぎ。今年一番の暑さと言われた日で、早朝からカンカン照りで気温は35度に近づいています。

 夫は会社だし。息子はいつ帰るか分かりません。息子の携帯に電話しても出ないので、メールをガンガン入れておいたのですが、電車に乗ってたりしたら、いつ見てくれるか分かりません。

 とりあえず、一旦、マンションから外に出て、涼んで待てるカフェか何かを探したのですが、家の近所のお店はみんな、判で押したように10時オープン。9時台で空いているのはコンビニだけなので、コンビニのイートインコーナーに行ってみたのですが、イーインコーナーだけ満員。近所にコンビニはいくつかあるのですが、どこもイートインコーナーだけ満員。10時になれば入れるお店は沢山あるのですが、9時台ではコンビニだけなので、涼みながら時間を潰したい人はもれなくコンビニのイートインコーナーに集まるようで。

 暑いから外に出たくないのですが、コンビニ内で買い物もせずぼーっと立っているわけにもいかず、熱波の外に出ました。どこか時間の潰せる涼しい場所はないか、とフラフラ歩いていたら、息子が歩いて来るのに出会い、事なきを得たのですが。息子はまだ家に帰るつもりではなく、そのまま別の所に行くつもりだったようで、私に鍵だけ渡して、またどこかに行ってしまったので、そこで息子に偶然会えなかったら、一体どうなっていたか、、。とはいえその時は鍵をもらえたので、無事に家に入れました。

 それで私、考えまして。

 こんな風に、鍵を持って出るのを忘れて外出してしまう事って、これからもあるだろうなあ、と。いえ、毎回毎回、必ず確認はするつもりですが、人間、うっかり、という事があります。今日はたまたま、息子に会えたから良かったけれど、あそこで会えなくて炎天下の中、外にいたら、熱中症になっていたかもしれません。鍵を持って出るのを忘れるだけでなく、例えば、旅行に出てからエアコンの切り忘れに気づいたり、急に具合が悪くなって外から誰かに入ってもらわなければならない事だって、これから起こらないとは限りません。

 合鍵を、近所の友達に預けるなり、なんなりしたほうがいいのかも。

 我が家の玄関の鍵は、ちょっと特殊で、合鍵は専門の鍵屋さんにお願いして、一カ月ほどかかるのです。お値段も多少張ります。なので、「合鍵作ったほうがいいと思うんだけど」と一応、夫に伝えました。

 そしたら夫。「は?いらんやん」と一言、吐いて捨てるように言うのです。機嫌が悪かったのかもしれません。

 私が、上に書いたような事をパパパッと説明して、「何があるか分からないから、合鍵作ったほうがいいと思う。念のために」と言うと、

 夫。「また出た。取り越し苦労。何も起こらへんのに、いらん心配」と言う。

 私が「いやいや、あなただって、鍵忘れたら困るでしょう。絶対に忘れないって、断言はできないでしょう。鍵を持って出るのを忘れて、家に戻った時に誰もいなかったら、家に入れないのよ。そういう事、絶対にないとは言えないでしょう」と言うと、

 夫。「いや、僕は絶対に鍵は忘れないから」と。

 ・・・・・・ほぼ3日に一回は、何か忘れて家に戻って来る夫が、「忘れない」わけないのに。鍵だって、今まで数えきれないほど家に置き忘れて出社してるのに。今までは夫が帰宅時に、必ず私がいたから、家に入れただけで、私がたまたま実家にでも行っていて家にいなかったら、息子が塾で帰りが遅かったら、夫は家に入れないのだよ。たまたま今まで鍵を忘れても、問題なく家に入れたから、鍵を忘れた事自体を忘れているだけで、、。

 というか。忘れ物をする確率は、夫のほうが私よりはるかに高いのに、「僕は絶対に忘れないから」って、、、、どの口が言う?

 しかも。合鍵を作ろうと言う私を、「取りこし苦労ばかりする、愚かな人間」扱いして、頭っから馬鹿にして、きちんと話を聞こうともしない。あ~うるさい、うるさい、みたいな。

 もう、私、夫に対して怒りがふつふつと湧いてきて、「今後あなたが忘れ物しても、絶対に届けてあげないし、鍵を忘れて出ても、中から開けてあげないからね!!」と嫌みの一つでも言ってやろうかと思ったのです。

 思ったのですが、そういう事を言うと、また喧嘩になるし、そういう事を言っても、夫が変わることは絶対にないし、言うだけ無駄だな、喧嘩になったらしんどいしな、とも同時に思ったので、とりあえず何も言わずに黙りました。

 でも、夫に対する怒りが、胸の中につかえていて、気分はよくない。この怒りをどうしたらいいかなあ、と思いながら自室に行ったのです。

 で、ふと、ユーチューブでラジオ聞こうかな、と思ったのです。私、ユーチューブでラジオ聴くのが好きで。以前にも、このブログにいくつかご紹介したと思うのですが、上沼恵美子さんのとか、ハイヒールさんのとか。その時は、中川家さんのラジオを聞いてボーっとしていたら、気が付いたらあれほど胸に渦巻いていた夫への怒りが、きれいに消えていたんです。その時のテーマは「トリセツ」で、ものすごく面白くて(いつも面白いですが)、ウフフ、ウフフと笑っているうちに、「あれ?私なんで怒ってたんだろう?」と。

 怒る、という事自体が、とてもダサいことのように感じたんですね。

 この感覚、うまく説明できませんが、運が悪くても、誰かに腹をたてても、それをウフフと笑える感覚。真剣に怒ってても、激しく落ち込んでても、気が付いたらウフフと笑えている。怒りが消えている。

 というわけで。長くなってしまいましたが、私の「怒りを消す方法」は、「ユーチューブでお気に入りのラジオを聴く」です。テレビより、本より、私にはなぜか、ラジオがいいようです。

 上に、中川家さんのラジオから、「テーマ:トリセツ」の回と、「ゲストがYOUさん」の回の二つを、ユーチューブ貼っておきます。よろしかったら、笑って下さい。

 ではでは、長々と失礼しました~。