書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

負けず嫌いの屁理屈屋

 書いていたら思い出したので、引き続き、先日行ったスピ・カウンセラーさんの事を書きます。何らまとまりもなく、結論もない、ただのつぶやきです。

 

 私の欠点が「人を理解しようとしない所」と言われたので、具体的にどういう事かと突っ込んで聞いていた時に出て来た話です。

 

 「あなた、誰かの事を、最初に『この人はこういう人だ』と思っていても、付き合っていくうちに、『ああ、違った、この人はこっちのタイプの人だった』と、その人についての見方が変わる、という事はあるでしょう?」と、そのカウンセラーさんに聞かれたので、「無いです」と答えました。

 「え? 本当に? 一度もない?」としつこく聞かれたので、「覚えている限りは、一度もありません。最初に『この人はこういう人だな』と感じたその意見は、最後までまず変わりません。好きとか嫌いとかそういうことじゃなく、人としてどういう人か?表面的な事ではなく、根っこの部分で人としてどういう人か?という事ですよね。それだったら、最初に感じたものがいつも最後まで変わりません」と、再度答えました。

 カウンセラーさんは、私が「そうですね。付き合っていくと変わりますね」という返答をする筈だと踏んでいたようで、そういう風に私が答えると予測して、何らかの説話(?)を組み立てていたようです。だから、私が「いや、変わりません」と答えた事が、お気に召さなかったようです。それで、意地になって、私を論破しようとして来られました。

 「でも、私が、あなたの知り合いの霊能者さん(2つ前の記事に書きましたが、私が唯一信頼している霊能者さんの事です。何故、今回このカウンセリングに申し込んだかの理由を説明する時に、その霊能者さんの話をカウンセラーさんに話しました)の事を、私が徹底的に否定したらどうですか? あなたは、その霊能者さんと私が同じ事を言っているから、私の事も本物だと思ったわけですよね。でも、その私が、あなたの知り合いのその霊能者さんの事を『その人は、こんな間違いもしている。あんな間違いもしている。おかしい』と否定したら。あなたは、私を信じなくなりませんか。最初は信じていたのに、私の言動で、私を信じるのを止めませんか?」

 いやいやいや。カウンセラーさんが、私の知り合いの霊能者さんをこけおろすなんてことは、120%しないでしょう。するわけないでしょう。そんな事をしたら、せっかく来てくれた客を、怒らせるだけです。もしかしたら、気に入ってくれて、リピーターになってくれるかもしれないのに、自分に何の得もないのに、直接知りもしない人間をこけ下ろすなんてことを、商売人がするわけないです(カウンセリングでお金を取っているなら、すでにそのカウンセリングは商売です)。

 絶対におこるわけない事を「もしそうだったとしたら」と仮定して話すのは、論理的に破綻しています。あり得ない事だから、仮定がなりたたないからです。

 あー、このカウンセラーさんは、頑固で負けず嫌いさんなんだなあ、と思いました。一応、「本物には二種類あるんだな、と思うと思います」と適当に答えたら、更にしつこく「でも、私が、あなたの大好きだった霊能者さんの悪口をさんざん言うんですよ。それでも私の事を好きでいられますか?」と聞いてくるので、「そこまで言われたら、嫌いになるかもしれません」と答えました。

 カウンセラーさんは、私からその答えを引きだした事で、満足したようで、それ以上その話を推し進める事はしませんでした。ので、結局何の話がしたかったのかは不明です。

 ただ言わせてもらうなら。

 私は最初から、そのカウンセラーさんの事は、好きではありませんでした。何故かそのカウンセラーさんは、私がその人の事を最初から好きだと思ったという前提で話しておられるのですが、そんなことはないです。最初に会った瞬間に「あ、苦手なタイプの人だ」とハッキリ思いました。でも、本物の霊能者さんだという事は最初に思った通り、最後まで変わりませんでしたし、また、最初に「あ、苦手」と思ったその印象も、最後まで変わりませんでした。

 だから、私が「そこまで悪口言われたら、嫌いになるでしょうね」と答えたところで、それは第一印象からそうだったのだから、何も変わっていないのです。まさかご本人にはそうは言えませんでしたが。

 書いていて思いましたが。私は本当に、負けず嫌いさんの屁理屈が苦手なんだなと思います。多分、私自身が、そういう人間(負けず嫌いの屁理屈屋)だからなのだと思います。屁理屈止めよう、と強く思いました。

 あと、第一印象で「この人はこういうタイプの人だ」と感じた印象は、どれだけ長く付き合っても、最後まで変わらないのは本当です。結局、最初にそういう見方をしたら、私は最後までそういう方向でしか、その人を見ないのだと思います。人を理解しようとしない、という欠点が私にはあると言った、カウンセラーさんの指摘はだから、まさしく正解で、やはり本物ではあったのだと思います。でも、もう二度と行きません。

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  それから、つらつら思いますが。

 私が、人を理解しようとしない理由ですけども。理解なんか出来ないと、最初から諦めているからな気がします。人間が、他の人間を、本当に正しく理解するなんてことは、無理だろうと。最初にAと感じた印象が、途中でBに変わったとしても、結局AもBも相手の真の姿では無い筈で、人間の真相は、他人には絶対に分からないと、私は思っているのだと思います。

 私は極端に合理的な人間なので、無駄な事は最初からしない、分かりもしないのに、理解しようとするなんて無駄、そう思っているのだと思います。

 そして。これのどこが悪いのか、正直、分からないのです。悪いのかもしれないけど、何故どこが悪いのか?と言われたら、分からない。正直、いいんじゃない?と思ってしまっています。だから、この欠点はきっと、一生治らないでしょう。

 負けず嫌いと屁理屈やという欠点は直すよう努力しますが、「人を理解しようとしない」という欠点は、直さないだろうなあ。多分。