書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

落ち込んだので、お散歩に。

 先日、息子への対応に大失敗してしまいました。

 その日は平日だったのですが、姉から昼間にメールがあり、私はどんよりした気持ちになっていました。

 夕方になって息子が帰って来た時も、私の心は姉のメールへの気持ちで占められていて、息子の話を聞く時に、上の空になっていました。

 上の空というか、厳密には半分息子の話に耳を傾け、半分は姉のメールのことを考えていました。

 その時息子は、東京に行きたい、という話をしていました。交通関係も一般常識もしっかり入っている子なので、全国どこへでも一人で行けると本人は思っていますし、私や夫も、まあ大丈夫だろう、とは思っています。

 ただ、東京となると話は別で、人も多いし(息子は人混みが苦手)、地方に比べると難しい人の数も多い。突発的なトラブルが起こる確率は高い。それで、私はすぐにはOKとは言わなかったのです。

 すぐにOKと言ってもらえると思い込んでいた息子は、途端に私に絡み初めまして。それから延々、5時間も息子から絡まれる羽目になりました。同じ話を何度も何度も繰り返し蒸し返し、エンドレスのリピート地獄です。

 結局、夫が帰宅して、夫が有給を取って一緒に行くよ、という話になり落ち着いたのですが、落ち着いてからよくよく聞けば、東京に行きたいのは来年のつもりらしく。今すぐではないのです。

 「え? 来年の話をしてたの?」と私が驚くと、「最初にそう言ったよ」と息子。いやいや、来年ならもう大学生だし、全然一人でも大丈夫でしょう。私もNGは出さなかった。最初に息子が来年と言った時、私は姉のメールの事に気を取られていて、息子に100%集中していなかったのです。上の空で相手をしていたので、聞き逃してしまい、それ以降、息子とずっと延々、ズレた話しを続けていたのでした。

 それでなくても息子と話す時は、100%息子に集中する事を、求められます。小さい頃から彼はそうで、私の意識が少しでも自分から外れると、大声を出して怒り出し、常に自分に集中していろと要求する子でした。だから息子といる時は、私は誰かと立ち話すらできませんでした。

 今はさすがにそこまでではありませんが、話しをする時は、息子に集中せねばいけません。息子は、話す時に私の意識が少しでも自分から外れていると分かったら、不快に思うのか不安に思うのか分かりませんが、ものすごく私に絡んでくるからです。

 息子の言葉を聞き逃した事と、そもそも上の空で息子の相手をしていた事の、二つのミスのせいで、私は5時間も息子に、絡まれる羽目になったのです。完全に、私の自業自得です。その後、どっと落ち込んだ事は言うまでもありません。

 落ち込んだのは私だけではなく、息子のほうも、くるくる話を延々し続けた時いつもですが、テンションが上がりまくり、同時にイライラとピリピリで気が落ち着かず、不安で胸がいっぱい状態で、苦しそうでした。全部私のせいです。あああ。

 息子が話し続けていた時、一度、「くるくるモードに入っているから、薬を飲んで落ち着いたら?」と言ったら、「飲むとボーっとするから嫌。明日はテストだから」と薬を拒否する息子。確かにあの薬は、飲んで気分が良くなるタイプの薬ではなく、飲むとボーっとなるタイプの、いわゆるダウン系の薬なので、息子としては、積極的に飲みたい薬ではないのです。

 私としては飲んでほしい。飲めば私への絡みがおさまるから。でも、息子としては、薬を飲んでボーっとなるよりも、私に対して延々質問を繰り返して絡み続けるほうが、ずっと「快」なのです。私がどんなにしんどくても、息子のほうは私に話し続けるほうが気分がよくて、薬を飲んでそれを止めたくないわけです。

 無理やり飲ませるわけにはいかないので、結局、夫が帰って来るまで5時間、息子の相手をし続けたわけです。はー。

 幸い、翌日は、疲れ切ってはいましたが、息子はなんとか登校できました。私のほうも、疲弊していましたが、なんとか通常の家事をこなし、ぼんやりテーブルに座りました。

 なんか疲れた。なんか空しい。しんどい。当たり前ですが、気分が落ち込んでいました。それで、気分転換したくて、お散歩に出かけました。以下、その時撮った写真をざっと貼ります。結論から言うと、お散歩から帰って来たら、不思議なほど気分が良くなっていて、元気が戻っていました。

 夕方帰って来た息子も、元気に迎える事ができ、楽しく会話して、息子も元気を取り戻し、無事に日常に戻れました。気分転換に、お散歩は有効だなあと、改めて思いました。ではでは、写真のみで。

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 お天気が良かったことも幸いでした。風と水とお花と。写真には写せませんでしたが、沢山蝶々も飛んでいました。そういうものが、いかに心を癒してくれるのか、改めて分かりました。私の場合、気分が落ち込んだら、とにかく外に出る、というのが有効のようです。歩ける足があること、体力がまだあるという事が、本当に有難いです。