書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

気楽な春休み

 もうすぐ息子の春休みも終わります。思えば春休み、一カ月以上ありました、、。

 でも意外と気楽だった、しんどくなかったなあと思います。冬休みや夏休みに比べると、春は気候がいい分、こマメに外出できるので、気鬱がたまらないのかもしれません。あと、春休みは夫にはないので、平日、息子は家にいても、夫はいないという状態。夫がいないとラクなのです。息子はいてもいなくても、さして変わらないのだなあと改めて思いました。

 息子は、もう高校生なので、基本的に手がかからないし、最近は本当に扱いやすくなって、神経使う事もなくなりました。

 この春休みの平日はもう、息子も私も、したいように生活しました。お昼ご飯も、銘々勝手に食べました。息子は何か買ってきたりとか、一人でサイゼリアに行ったりとか。私も、家で適当に食べたり、お茶しがてら外で食べたり。

 息子の平日の過ごし方は決まっていて、朝起きてすぐに朝食を食べたら少し散歩してきて、それから午前中いっぱい勉強して、お昼食べて、それからまた長い散歩に出て、夕方からまた勉強、という感じ。散歩と言っても、電車に乗って遠くに行くので、2~3時間は行って来ます。夕方の勉強は、塾が入ることも。

 私はもう、朝、息子にご飯出したら、夕食まで、基本的には一切関わらなかった。あ、時々勉強は教えましたが。それぐらい。

 息子は発達障害特性なのか、誰が見てようといまいと、自分で決めた事は守るので、勉強しなさい、と言う必要がなく、それが助かります。勝手に時間が来たら、自室に行って勉強を始めるので。

 小学校ぐらいまでの春休みは、毎日子供にかかりっきりで、大変だったなあと思います。こんなにラクになるとは、思いませんでした。

 次の大きなお休みは、GWですね。夫もお休みなので、なかなか大変そうですが、今年は義母が来られないので、その点だけは気楽です。気候がいいから、あちこちの神社仏閣に参拝する予定でもたてようかなあ。桜井さんいわく、新年号になった月は、新年号の三が日(?)という扱いになるので、5月いっぱいは初詣でに行くといいですよ、との事。どこに行こう?

 

 話は変わるのですが、最近息子は、「弱点を克服するように頑張る事の意義」みたいなものを、とても確認したがります。

 明らかに欠点が沢山あるのに放置している(直さない)親族の名前を挙げていき、「〇〇さんは、今、どうなってるの? 孤独? 不幸? それとも幸せ?」「△△さんは?」「◇◇さんは?」と、次から次へと。で、私が、一様にみな孤独で不幸だと告げると、「だったら、僕、頑張る」と単純なのです。

 「僕、今はまだ自分勝手なのに(自分で分かっているらしい、、笑)、孤独でも不幸でもないのは、僕がまだ子供だから、みんなが大目に見てくれているから。僕が大人になってもこのまま自分勝手だったら、誰も許してくれなくなるから、孤独で不幸になってしまう。だから、僕、今から少しづつ自分勝手なところを直すつもり」と言います。

 「たとえば、どういう所を直すの?」と聞くと、「同じ事を何度も言ったり、相手が聞かれたくない事をしつこく聞いたりする所」と、ちゃんと分かっていて驚きます。

 欠点の克服は、息子だけでなく、勿論私も、そして全ての人にとって大変なことで、それをするかしないかは、完全に個人の自由ですが、私は、欠点を克服しないでいる事は、少しづつ不幸へ進んでいくことだと思っています。周囲を見ても、みなそうなので。それを、以前、息子に話したのですが、その時は「ふ~ん」という感じだったのですが、最近、その話題をとてもしてきます。

 何か、大きく、「頑張ろう」「頑張らねば」という気持ちになっているのかもしれません。

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 先日、息子の高校からお電話がありました。「来年度の息子さんへのサポートはこんな風にしようと思いますが、如何でしょうか?」との確認のお電話でした。

 幼稚園小学校中学校と、長年、学校というところとお付き合いしてきましたが、春休みに、学校側から、わざわざサポート体制について、相談のお電話を頂けたのは、初めてです。いつもは一学期が始まってしばらくしてから、こちらから担任の先生を訪ねて行く、という形を取っていました。

 発達障害児に対する、世の中の流れが変わったのでしょうか。それとも、たまたま担当の先生が丁寧な方だったのでしょうか。分かりませんが、有り難い事だと感謝しました。