書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)に参拝

 桜井識子さんの新刊で紹介されている、大阪の神社仏閣に参拝するシリーズ(笑)です。前回で大阪市内の神社は全て参拝したので、今度は大阪府内に出かける事にしました。

 今日は、東大阪市石切劔箭神社(通称、石切さん)です。

f:id:oinor-i:20190223153636j:plain

 石切劔箭神社は、東大阪市とはいえ、大阪市内からめちゃくちゃ近かったです。大阪メトロだけで簡単に行けてしまいました。梅田から多分、30分ぐらいでした。谷町線谷町四丁目駅から、中央線に乗り換えて長田駅まで行き、そこから徒歩で10分ぐらいでした。いやいや、近い~。嬉しい。

 長田駅を降り、線路沿いに山が見える方向に歩いて行き、二つ目の信号で左に曲がるとそこが石切劔箭神社です。信号には、石切神社前、と書いてくれているので分かりやすいです。しかも、道沿いに大きな白い鳥居もあります。迷いません。

石切神社と書いてある信号↓(ここを左へ曲がる)

f:id:oinor-i:20190223153337j:plain

 左に曲がりますと、ど~んと大きな白い鳥居があり、その空間がとっても広くて、空が大きく、感動します。一の鳥居から見える空↓

f:id:oinor-i:20190223153418j:plain

てくてく歩いて、仁王像が安置されている絵馬殿に着きます↓

f:id:oinor-i:20190223153605j:plain

絵馬殿から一の鳥居を見た所。空が広々~↓

f:id:oinor-i:20190223153439j:plain

 絵馬殿を抜け、正面鳥居を抜けると、向こうが本殿です。正面鳥居と本殿との間に、お百度石が二か所置いてあり、参拝客が、簡易お百度をされています。二つのお百度石の間を、行ったり来たりしているのです。お百度参りというのは、普通、毎日通って百日で終了、というものですが、ここ石切さんでは、この本殿前のお百度石の間をぐるぐる行ったり来たりする事で、一日でお百度参りが完了してしまうのです。桜井さんいわく、これでもお百度参りにはなるのだそうです。すごい便利。みなさん、淡々と歩いておられました↓。

f:id:oinor-i:20190223153736j:plain

f:id:oinor-i:20190223153824j:plain

 そして、本殿↓

f:id:oinor-i:20190223153753j:plain

f:id:oinor-i:20190223153839j:plain

 本殿でお参りした後、本殿の左側に行きました。

 ここには、大きなご神木があり、桜井さんによると、この神社の神様は、本殿ではなく、このご神木に座っておられるのだとか。ご神木に座って、目の前でお百度参りされている参拝客を見守っておられるのだとか。確かに、ご神木のほうが、本殿より、お百度石に近い気がします。

 神様が座っておられるというご神木を下から見たところ↓

f:id:oinor-i:20190223153912j:plain

私の写真が下手で、とても大きなご神木なのですが、迫力が伝わらずすみません。ご神木の前にも、お賽銭箱がありました↓

f:id:oinor-i:20190223153956j:plain

こちらでも、改めてご挨拶し、本殿でお願いした事と全く同じことをお願いしました。一心にお願いして、顔を上げたら、バサバサっと大きな音がして、二羽の大きなカラスが目の前のご神木の枝に止まりました↓。

f:id:oinor-i:20190223153942j:plain

 ご神木があまりにも大きいので、カラスが小さく見えます(中央の枝にいます)。が、このカラスも相当大きかったです。バサバサッとそのへんの空気を揺らすようにして枝に止まったので、びっくりして、大きいなあと見とれてしまいました。いつもはそれで終わりなのですが、今回は「あ、写真」と気づき、急いで撮ったのがこちら。写真を撮り終えたら、二羽ともまた、バサバサ~っと飛んで行ってしまいました。

 参拝を終えたので、のんびり境内をお散歩しました。空が綺麗です。不思議な雲。

f:id:oinor-i:20190223154113j:plain

本殿の右側にお庭のような所がありました。小さな滝も見えました↓

f:id:oinor-i:20190223154133j:plain

f:id:oinor-i:20190223154146j:plain

境内の地図です。

f:id:oinor-i:20190223153851j:plain

 境内をお散歩して本殿のところまで戻って来たら、ちょうどご祈祷が始まるところでした。朗々とした大きな声が、本殿の外まで響きわたっていて、しばらく聞かせて頂きました。ご祈祷と言うのも、神社ごとに違うものなのですね。あちこち神社を参拝するようになって、そんな事にも気が付きます。前回、生國魂神社では、笛の音と巫女さんの舞で平安時代のような雅なご祈祷を見せて頂きましたが、ここ石切さんでは、朗々とした響き渡る男性の声の力強いご祈祷でした。どちらも有難い。

 桜井さんによると、ここの神様は、みずらを結った古代の男性の御姿で、とても慈愛に満ちた方だそうです。お百度参りに来る人達を、昔からずっと見守り続けてこられて、「人間に悩みはつきものだが、悩んで生きるのはつらい。自分を追い詰めず、ここに来なさい。わしにできる事はしてやるから」と言っておられるそうです。

 なんだか泣けてきます。

 私も、次回は時間を作って、お百度参りをしたいなと思いました。

 最寄駅の長田駅ホームです。鄙びた感じに癒されました↓雲が綺麗な日でした。

f:id:oinor-i:20190223154155j:plain