書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

薄い氷の上を歩いているよう。

 幸せは我慢からしか生まれないのかな、、、等と、とりとめのない事を考えております。

 先日は、我が家の少し早い忘年会で、我が家のみんなが好きなハイアットリージェンシーホテルに行ってきました。

 ちなみにザ・カフェ(ハイアットのそのレストラン)、今回は、カニのバフェで、あたたかいカニ、冷たいカニ、様々に料理したカニ、、とカニが食べ放題。みんな機嫌よく楽しく堪能しました。

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 あえて人がいない所を撮影しましたが、実際には店内は盛況でした。前回、夏に行った時はベトナム料理バフェで、ほとんどお客がおらず、ガラ~ンとしていたのですが。やはりカニ料理は人気があるのだなあと思います。前回のそのガラ~ンとしていたベトナム料理バフェの時は、マジシャンの男性がテーブルを一つ一つ回って、手品を披露してくれました。

 彼は我が家のテーブルにも来て、息子に「今からこのトランプをシャッフルするので、良いところでストップと言って下さいね」と言って、シャッフルを始めたのですが、息子がそういうセンテンスを理解できるはずもなく(笑)。シャッフルって何?良いところって何???と彼の頭に?がいくつも浮かんだのが見えるようでした。

 結局、息子は一切ストップを言わないので、マジシャンの方は、延々シャッフルを続ける羽目になり(笑)。「え?」という感じの気まずい感じになり。まあ私が適当に処理しました。

 ハイアットは、料理も当然美味しいのですが、こういう面白い?事がちょくちょくあるので、我が家のお気に入りレストランなのでございます。

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 話を先日に戻しまして。その我が家の忘年会の翌日のお話です。夫が会社から「冷蔵庫にスパークリングウォーターを冷やしておくのを忘れたから一本入れておいて」と私に電話して来ました。その時私はアイロンを使っていたので、アイロンをかけ終わってから入れようと思っていて、忘れました。帰宅した夫は冷蔵庫をチェックして、スパークリングウォーターが入っていない事に怒りました。私は謝りましたが、夫の不機嫌は収まりません。

 正直私は、何故私がそこまで平身低頭せねばならないのか、よく分かりませんでした。夫はよく外から電話一本で、私に指示してくるのですが、その事自体、私は不快です。アレを買っておけ、だの、アレを録画しておけ、だの、冷蔵庫の中身を見てくれ、だの、机の上のアレを探せだの、、、。まるで、お金で雇った家政婦か秘書扱いで。私は不快に思いながらも、今まで99%完璧にその指示に従ってやってあげてきましたが。やってあげたって、ただの一度もお礼を言われた事はありません。ちゃんとやるのが当たり前で、お礼はなし。それでも好意でやってあげてきました。今回、うっかりやり忘れたら、今度は散々怒られる。よく分かりません。

 そもそも、スパークリングウォーターを、冷蔵庫に入れ忘れたのは、夫なのです。この寒い時期、私は冷たいものは飲みません。飲むのは夫だけです。自分で忘れずに入れておけばいいのです。それを忘れたのは、夫自身なのです。自分が入れ忘れた事は問題にせず、頼まれたけれど入れ忘れた私だけを問題にするのは、おかしな話だと思いました。

 これからは夫に何か頼まれても、やってあげない事にしようとすら思いました。頼まれても断る分には、私のミスでも落ち度でもありませんから、怒られる事はない。逆に、頼まれた事を好意で請け負ってあげて、でもうっかりやり忘れたら怒られるのですから、割に合いません。

 そういう事を、私が少し夫に言いかけたら、夫は「もう分かった!!!」と、大声で怒鳴りました。煩い、黙れ!と言いたいのだと思って私が口をつぐんだ瞬間、息子がすごい勢いで私の所までやってきて、「お母さん、止めて」と叫びました。

 息子は、私と夫が喧嘩をすると、大騒ぎするのです。家の中は和やかでにこやかで、私はずっと笑っている、それが彼の頭の中で考えている「この家のあるべき状態」で、現実がそこから外れると、不安になるようです。

 以前は、不安になるとキレたり、延々私に絡んできたりと大変だったのですが、最近は成長したのでそれはなくなりました。「お母さんとお父さんは喧嘩なんかしてないよ」と言い聞かせれば、すぐに納得します。でも、息子が不安そうになるのはなるので、ヒヤヒヤします。私と夫が言い合いするのは、よくないと、改めて思いました。

 つまりは冒頭に戻るのですが、夫と言い合いにならないようにする為には、私が不満を感じても、何も言わずに我慢するしかないわけです。私が苦情を言うと、夫は大声で怒鳴るので、別に喧嘩しているわけではなくても、息子には喧嘩しているように感じられるのだから。夫は、怒鳴る癖を止められない人なので、夫が怒鳴らないようにする為には、私が我慢するしかないのだなあ、と諦めました。

 今の生活は、一見幸せは幸せなのですが、薄い氷の上を歩いているようなもので、ちょっとでも油断すると、薄氷を踏み割ってしまいます。踏み出した足の下は、凍るような水の底なのです。

 油断は禁物。今年の年末も、そんな事を考えました。やれやれ。