書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

氏神神社と伏見稲荷で緊急祈願

 先日、取り急ぎ息子の事で、祈願したい事が出来ました。私としても精一杯頑張ったのですが、あとは先方のさじ加減ひとつ、という感じで、実現するか否か、どっちに転ぶか全く読めません。

 こういう時は、まずは自宅の神棚(氏神様をお祀りしています)にお祈りし、なんとなくやっぱり直接お祈りしようと、氏神神社まで自転車で行って来ました。それでもまだ不安で、ここは一発、絶対に叶えて下さる所に祈願しておきたいと思いました。(氏神様を疑っているわけではなく、私の気持ちとして念には念を入れたいという感じ)。

 どこがいいかと考えて、すぐに浮かんだのが、伏見稲荷です。桜井識子さんいわく、「祈願成就の確かさなら伏見稲荷」。

 というわけで、先日、取り急ぎ行って参りました。

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 赤い堂々とした鳥居と、キリッとした狛狐さん。今回は平日の午後1時半頃行ったのですが、前回ほどの混雑ではありませんでした。前回も10月の平日に行ったのですが、午前中で、初詣でかと思うほどの人波だったのです。午後のほうがすいているのかもしれません。参拝しやすくて助かりました。

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 本殿前でしっかり祈願し、ほっと一息。よし、これで大丈夫。ちょうど、タイミング的にもご祈祷が始まって、良い感じでした。ただ、伏見稲荷は外国人の参拝客さん達が多いせいか、本殿の鈴がジャンジャカ常時鳴らされていて(外人さんは鈴を鳴らすのが楽しいようで)、ご祈祷が聞こえなくて残念。時間もなかったので、千本鳥居を登るのはやめて、前回買ったお札だけ、お返しする事にしました。

 千本鳥居は、右に登るのですが、御札をお返しする場所は、左に少し登った所にあります。お札を返して、ふと見ると、その先に、素敵な茶店がありました。

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入ってみると。

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 甘味処といったメニューで、稲荷山の麓、伏見稲荷の御神域の中で、景色に癒されながら寛げるお店でした。こんな所があったのですね。

 お山には登りませんでしたが、少し周囲をお散歩しました。少しだけ紅葉が始まっていて、ほっこりしました。

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 それにしても、伏見稲荷はお着物姿の女性が本当に多い神社です。

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 意外と近くで聞いてみると、会話が韓国語だったり、中国語だったり。日本人ではなかったりします。コスプレ感覚でお着物を着られているのでしょうね。楽しそうでいいですね。

 帰り際に不思議なことがありました。

 狛狐さんを近くで撮影したいと思ってシャッターを押したのですが、押せないのです。こういう事は神社ではたまにあるので、心の中で「すみません、撮影させて下さい」とお願いして、もう一度押してみたのですが、やはり押せない。しかも、押すと(押せないのですが)、「コン」という音がするのです。スマホから。シャッターを押すと、「コン」とスマホから音がする。そして撮影はできない。ちなみに、私のスマホは、常時サイレントモードにしていて、音は鳴らない設定になっています。

 にも関わらず音がしたので、これは普通じゃないな、と思いました。「これは何だろう?」と。何かのお知らせだろうか、と。

 それで、よくよく考えてみて、「あ!」と気づいた事がありました。

 それは、その日の私の祈願の仕方の不備でした。

 私は、気持ちが焦るあまり、「〇〇しますように」と、叶えて欲しい事だけを単刀直入に祈願して終わっていたのです。これ、祈願の仕方としては、駄目なパターンだと、桜井さんが本に書いておられたのを思い出しました。

 祈願する時は、叶えて欲しい事だけをポンと言うのではなく、何故それを叶えて欲しいのか、何故自力では実現が難しいのか、それが実現したらどんなに良いことが起こるのか(できれば自分だけでなく周囲の人にとっても良い状態になる事が望ましい)、そういう周辺事情を、丁寧に神様にお話ししたほうがいい、との事です。

 私は、それをやっていなかったのです。

 スマホからコンと音がして、それで、やっていなかった事に気が付きました。

 急いでもう一度本殿前にとって返し、今度は丁寧に、上記の事を神様に説明しました。

 あー、良かった。今度こそ、これで大丈夫。ほっと胸をなで下ろし、狛狐さんに「教えて頂いて有難うございました」とお礼を言って、帰りました。「コン」という音は、狛狐さんのお声だと、勝手に思ったので(笑)。

 

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 あれから数日、まだ確定ではありませんが、祈願した事は、ほぼ実現しそうな状況です。私も出来る限り精一杯頑張りましたが、普通なら、まず無理な事なのです。状況としては、「無理です」と断られていたところを、根性で開いていって実現にこぎつけた、という感じです。氏神神社伏見稲荷の神様方のおかげです。

 実現したら終わり、というわけではなく、そこからまた頑張らないといけないのですが、上に向けて頑張れる状況を与えてもらえたことになり、本当に有難いです。

 

 

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  関係各位にもお世話になり、有り難い限りです。