前回の記事の続きです。若一神社の帰りに、下鴨神社に行きました。
若一神社の最寄駅が京都駅だったものですから、京都駅でランチを食べ、はた、と考えました。「下鴨神社までどうやって行こうか」。
いつもは、京阪で行くのです。下鴨神社は、京阪の出町柳駅からすぐなので。
でも、今いる京都駅からは京阪が繋がっていません。とりあえず、使えそうなのは地下鉄のみ。というわけで、地下鉄で、一番下鴨神社に近そうな「今出川駅」まで行きました。今出川駅からは、下鴨神社まで直通バスがないので、タクシーに乗りました。下鴨神社の糺の森前まで700円でした。
しかし。タクシーの運転手さんから、耳より情報を頂きました(?)。「地下鉄だと今出川の次の駅で降りて少し歩いたら、下鴨神社の本殿の横に出るよ」と。いや、知らなかった。最寄駅は地下鉄の場合、今出川駅だと思ってました(地図で見るとそう見えるんです)。地下鉄利用だとタクシー利用客が減るのに、わざわざ教えて下さるなんて、本当に親切な運転手さんです。
さて。
親切なタクシーさんを降り、糺の森です。
鳥居をくぐった瞬間に、とてもいい香り。花のような柑橘類のような、甘い爽やかな香りがしました。どこに花が??ときょろきょろしているうちに、香りは消えてしまいましたが、本当にいい香りで、とても嬉しかったです。
糺の森を歩いていると、沢山ではありませんが、何本か台風で倒れた木がありました。悲しいなあ、、と思いながらテクテク歩いていると、目の前にパッと明るい色彩が。結婚式でした。花嫁さんの赤いお着物の綺麗なこと。みんなニコニコ。少し元気が出てきました。
遠目に遠慮して写したら、小さすぎました、、、。一応載せます。撮影下手、、。
拝殿前に着きました。この日は意外と参拝客が多く、初めてこの神社で並びました。と言っても、10人ぐらいでしたが。今回は、忘れずに手も清めたし、人がいたので祝詞は唱えられませんでしたが、「払いたまえ清めたまえ」は忘れずに言えました。良かった良かった。お守り下さっている事のお礼と、また息子の事を一つだけお願いしました。
今、自分の中で、おみくじがマイブームになっているので、ここでもおみくじを引かせて頂きました。「息子にとって必要なお言葉を下さい」とお願いしてから引いたところ、吉。よかった。そして内容はまたしても、またしても、市比賣神社や錦天満宮と同じ内容でした。息子に見せる為に、これも結ばずに持って帰りました。
なので今、手元に、錦天満宮のおみくじと、下鴨神社のおみくじがあるのですが、並べて載せたいぐらいです。内容がほぼ同じなので。すごいな、と思います。というか、毎回同じなら、もう引く意味はないのかもしれません。
ちなみに。古いおみくじや御札は、ここの社務所で引き取って下さいました。他の神社さんのでも大丈夫でした。
ぶらぶらと境内を散歩していたら、またしてもアゲハ蝶がヒラヒラ飛んで来てくれました。あ、アゲハ蝶だ!と思って、嬉しくてじっと見てしまい、またしても、またしても撮影タイミングが遅れました。蝶々が離れてしまってから撮りました。とっても小さいです、、。
写真を二枚貼っている理由は、「アゲハ蝶を探せ」をして頂きたいから(笑)、です。上の写真にアゲハ蝶がいます。場所は、「関係者以外立入禁止」白い貼り紙の左側、木の枝の上あたりです。小さい白いものが、羽を広げて飛んでいるアゲハ蝶です(ああ、小さい、涙、、)。一見、葉っぱに見えますが、下の写真の同じ位置には、何もありません。つまり上の写真の小さい白いものは、葉っぱではないのです。アゲハ蝶なのです(必死、涙、、、)。
あと、黄色い蝶々も2~3匹飛んで来てくれたのですが、うまく撮れてませんが、一応。
ここではいつも、アゲハ蝶が来てくれます。本当に嬉しいです。神社巡りを始めるまで、アゲハ蝶なんてほとんど見ない生活をしていたのですが、神社巡りを始めたら、かなりの頻度で見るようになり、やはり蝶々は霊的な虫なのだと納得します。
楽しいなーと思いながら、引き続きお散歩。葉の影が、地面に落ちていて綺麗でした。
帰りの糺の森では、カラスをよく見ました。今までは、ここでカラスを見た記憶がありません。今回初めてです。一羽など、私の目の前をバサーッと飛んで来て、右側に降りて、ずっとそこにいました。カラスは基本的に苦手なのですが、ここのカラスは全然大丈夫でした。私もしばらくカラスを見ていました。
少し暑かったので、境内にある茶店で、梅ジュースを飲みました。適度な酸味と甘みが、疲れた体に美味しかったです。
今回もとっても楽しい参拝でした。
ちょっと付け加えなのですが、京都のタクシーさんについて、少し書きます。京都のタクシーさんは、本当に「良い方」が多い!私はそれが言いたいのです。一度も嫌な気分になった事がありません。
今回も、今出川駅から乗ったタクシーの運転手さんが、歩いて下鴨神社に行く行き方を教えて下さる時に、「姉さんは今出川でおりはりましたけども、次の駅でおりはったら、本殿まで歩いていけます。わたしら地元の人間はそうしてます」と仰って下さり。情報も有難かったですが、それよりも、「姉さん」の一言ですよ。最初、「え、姉さん?誰のこと?」と思い、「あ、私?私のこと?」とびっくりです。婆さん、と呼んで頂いてもおかしくない50女を持ってして、「姉さん」とさらっと呼んで下さる思いやり。素晴らしいサービス精神です。感動です。
大阪のタクシーと京都のタクシーの違いも、教えて頂きました。大阪のタクシーは基本的に、どこかに止まってお客さんを待つスタイルなのだそうです。それに対し、京都のタクシーは、基本、街を走ってお客さんを拾うスタイルなのだそうです。どうしてそんな違いが生まれたのかは分かりませんが、違いがあるって面白いなあと思いました。
私が乗った運転手さんは、一日に走る距離の半分は、お客さんを乗せずに走っているそうです。
というわけで、今日はこのへんで終わります。
鴨川を少しお散歩してから帰りました。広い空が気持ち良かったです。