書くしかできない

過ぎていく日々を書き留めています

あと20年

 ふと思ったのです。私は今52歳なのですが、あと何年生きられるのだろうか?と。

 以前、通っていた整体の先生に「人は、何歳ぐらいから生活に支障をきたすほど老いますか?」と尋ねたら、「75歳ですね」とお答えになっていたのを思い出します。その先生の患者さんには、ご老人も沢山おられるのですが、75歳までは、意外と皆さん達者なのだそうです。でも、75歳を過ぎると、一気に老い始めるのだとか。

 だとすると、私の場合、達者で暮らせるのはあと約20年だなあ。

 20年って、長いようでアッという間な気がします。桜を見に行くのもあと20回。紅葉を見に行くのもあと20回。たった20回、、。

 そう思うと、一日一日を、丁寧に暮らしたくなります。ひとつひとつの事を、味わいながら暮らしたい。朝起きて、カーテンを開けて見る空と公園の木。リビングに行くと家族がいて、急いで朝食を作って食べさせる。自分も食べながら、なんとなく会話する。それだけの事が、できなくなる日が必ず来る。そう思うと、ここに居て、こういうなんでもない一日を過ごしている事が、とても貴重で素晴らしいことのように思えてきます。

 死んだ後も、魂は残って次に進んでいくのだと、私は思っているので、死んだら何もかも消える、とは思わないのですが、それでも、この自分の体とはお別れだし、家族ともこの家とも、私が作ってきたこの人生ともお別れだと思うと、やはり少し寂しい気がします。だからこそ、まだ人生が続いている「今」に感謝して、一日一日を、そのひとコマひとコマを、味わいながら暮らしていこうと、改めて思いました。

f:id:oinor-i:20180725202414j:plain