どうも4月は、新年度の切り替え時期のせいか、色々失敗をやらかしてしまいます。毎度毎度、自分のアホさ加減が空恐ろしくなります。
一番多い失敗が、印鑑の押し忘れ。
学校提出の用紙など、全部印鑑押しとけばいい、ぐらいの勢いでのぞんでいるのに、それでも毎度毎度押し忘れて、返ってくる。。。
どうして?なぜ、押し忘れる? ああここ印鑑押さないと、と思った事までは覚えているのに、そこまで思っていて、何故押し忘れるのだ、私は、、、???
もう、首から印鑑ぶら下げて生活しようかしら、、。いつでもどこでも、思った瞬間に押せるように。そこまで徹底しないと、印鑑一つ押せない人間が、私です。
あと、なんだか、思いと行動がちぐはぐになってしまう事があり、終わってからいつも頭をかきむしりたくなっています。私にとっても、相手にとっても、万事よくなるように動きたい、と思っているのに、何故か、私にとっても相手にとっても都合が悪い方悪い方へ、動いているのです。何故なのか。。。
例えば先日は、こういう事がありました。
息子のクラスが休みになる連絡のお電話を、思いがけず担任の先生から頂きました。この担任の先生が、我が家にお電話下さるのは、これが初めてで、私はちょっと緊張して焦りました。
その時、もう息子は帰宅していましたが、電話に出たのは私でした。担任の先生は、こうこうこういう事情で明日は休みになります、的な説明を始めました。
実はその内容は、すでに学校のホームページに載っていたので、私は全て知っていたのです。きっと先生は、ホームページに書いてある事と同じ事を仰るのだろうなあと思って、「あ、ホームページ拝見しました」と言ってみました。
が、先生は、説明のお話しを続けられました。
全部、私が知っている内容ばかりです。
先生は、きっと、クラスの生徒全員の家に電話せねばならないはずです。一件でも簡単に済ませられたらそれにこした事はないはず。その事を私はよく分かっていたのに、何故か、先生にもう少し強く「ホームページ拝見して、詳細は把握しましたので、改めての説明はけっこうです。皆さんにお電話されるのでしょうから、どうぞ次の方にお電話なさってください」と言えばよかったのです。
が、何故か私はそれが言えなかった。。。何故か分かりません。そしてそのまま、先生の説明を最後まで聞いてしまったのです。知っている事ばかりだったのに。
しかも、その後。先生が「〇〇君(息子)にもよろしく」と仰った時、本当に自分でも何故なのか分からないのですが、
「あ、今、〇〇そばにいます。代わりますか?」と聞いてしまったのです。
電話を切ろうとされていた先生は、私のその一言で、「あ、、ではお願いします」と言わざるをえなかった。そして、私は電話を息子に代わりました。
発達障害の息子です。空気も読まず、楽しそうにひとしきり先生と話しました、、。
(空気を読まないのは私も同じだと、今気が付きましたが)
クラス全員に電話せねばならないのに、我が家への電話だけで、えらい時間を取らせてしまい、本当に後悔しました。
ただ一言、最初に「その内容はホームページで読んだので、ご説明はしていただかなくて大丈夫です」と言えばそれで話は終わったのに。
そうすれば、先生はすぐに電話が切れたし、私も不必要な説明を長々聞かなくてよかったのに。
本当に、頭で考えている事と、やっている事がちぐはぐすぎて、自分でも呆れます。どうしてこうなってしまうのでしょうか。私はわりとこういう事が多いのです。後でとても後悔します。
それで、もう後悔したくないので、この事についてよくよく考えてみて、一つの方針を決めました。
私がこんな風に、「思いと行動がちぐはぐ」になってしまう時というのは、急な事態が発生した時、なのです。つまり、前以て考えて準備できる時には、こういう事にはならない。
なので、突発的な事態にある時のみ、
「いちいち、相手の気持ちを慮る事はやめて、自分の思いにだけしっかりフォーカスし、その通りに確実に行動する」事を決めました。
私の場合、ただでさえ突発事項に弱いのに、そこで相手の気持ちまで慮っていると、自分の気持ちと相手の気持ちがぐちゃぐちゃになって、結局どちらに対しても良い方向に動けない、という不手際が発生してしまうのです。なので、私の場合、突発事項が発生した時は、最低限やらねばならない事のみに、手数を減らす必要があります。手数を減らせば、それだけ間違いをしてしまうリスクが減るからです。最低限やれねばならない事、というのは、自分の思いをしっかり把握する、そしてそれに忠実に行動する、という事。
突発事態には、自分の気持ちだけにフォーカスし正確に動く、と今日、決めました。
これで、頭をかきむしる事態は、少しでも減ればいいなあと、思っています、、。