書くしかできない

発達障害、神社仏閣、読書記録、日々のつぶやきを主に書いています。

ゆっくり歩くと疲れない

 毎朝、感じる事、それは「あー、年とったなあ」という事です。起きた時に、かならず体のどこかが痛いのです。大抵は足だけど、腰や肩が痛いこともあります。とにかく、「今日はどこも痛くない」という日がない。ついこの間までは(といっても45才ぐらいまでは、という意味ですが)、体のどこも痛くない、というのが普通の状態だったのですが、50になった今や、体のどこかが痛い、というのが普通になってしまいました。

 それでも、日常生活が送れないほどの痛みではなく、ごまかしごまかしなら動ける。肩もなんか痛くてヤバい感じだけれど、腕は一応上がるし動く、とか。とにかく今以上に酷くしない為に、できれば少しでも良くしたい為に、私が心がけている事は、ストレッチを欠かさない(欠かすとテキメン調子が悪くなるので)事と、ゆっくり歩く事、です。

 早く歩いたほうが暖かくなるし、早く目的地に着くのでせっかちな性分の私にはいいのですが、必ず後で足が痛くなるのです。筋肉痛とはまた違う、いやな感じの痛み。筋が違ったような。そういう痛みはこれまた中々治らないし。それで、なんとか歩いても足が痛くならない方法を考えていて、最終的に見つけたのが、「ゆっくり歩く事」なのでした。

 どの程度にゆっくりか、というと、小さい子供の手をひいて歩いている程度の速度です。本当に遅いです。とりあえず、周囲の人にはどんどん抜かされます。気にしません。姿勢を良くして、できるだけ足をまっすぐ出すように心がけて、ゆっくり足全体をちゃんと使って歩きます。私は、股関節内側に弱点があるので、放っておくと、股関節外側の筋肉(お尻や外太ももの筋肉)だけを使って歩いてしまします。この歩き方をすると、あとでお尻や腰や外太ももがとても痛くなるし、歩き方自体がおかしいので、膝や足首も痛くなります。なので、(私の体が)使いたがらない足の内側の筋肉をちゃんと使って、まっすぐ足を前に出すように心がけているわけです。更に、早足になると、足の裏に与える衝撃が大きくなるので、あとで足の裏が痛みます(どんだけ弱いのだ、、、)。なので、ゆっくりゆっくり、足の裏に極力衝撃を与えないように歩くわけです。忍者ステップと個人的には呼んでいます。

 50を過ぎると、運動してもなかなか筋肉はつかないし、下手に運動すると体を痛めるだけなので、運動よりむしろストレッチをしたほうがいい、というのを聞いた事があって、なので私の今の健康維持は、朝晩のストレッチとゆっくり歩く事、です。

 学生の頃は、重い鞄抱えて通学し、毎日クラブで何キロも走っていたのですが、別にどこかが痛くなったりもせず、体の調子、なんて気にした事もありませんでした。元気なのが当たり前、どこも痛くないのが当たり前、という感じで。今となっては信じられません。遠い昔になってしまったなあ。。。戻りたくない、と言えば、ほんと、嘘になります。

 冬の初めって、なぜか若い頃の自分を思い出して、少しだけ胸が痛みます。あの頃は全く気付いていませんでしたが、信じられないぐらい幸せな日々だったような気がしてしまうのです。全く同じ事をなぞるだけでいいので、もう一度戻れたらと思ったりします。あの頃にはあの頃の悩み苦しみがあったのでしょうが、今思えば、それすらももう一度味わいたい貴重な瑞々しさなのです。

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 大学は京都だったので、神社仏閣行き放題だったはずなのに、全く興味がなく、全くどこにも行きませんでした。紅葉狩りやお花見にも興味なかったなー。不思議です。