書くしかできない

過ぎていく日々を書き留めています

「わくわく感」が「人生うまくいく」に結びつく時

 前回、「ワクワク感」を追い求めるだけでは、「人生うまくいく」とは限らないないんじゃないか?というような事を書きました。が、「ワクワク感」が「人生うまくいく」に結びつくケースもある、と思うので、今日はそれを書きます。

 何に対して「ワクワク感」を感じるのか、という事がキーポイントになると思います。

 人がすでにやっている事の真似、追随、二番煎じをやって「ワクワク感」を感じるのは、一時の満足で終わってしまう可能性が高い、と私は思うのです。

 基本的に「ワクワク感」は「日々を楽しくする金鉱」ですが、二番煎じだと、すでに先人が掘り尽くした金鉱、なわけです。そこに金は残っていない。勿論、そこの金鉱掘り自体にワクワク感を感じる限り、日々を楽しくする分には十分なわけです。ワクワク感があれば日々を楽しくできる、それは間違いないです。人生うまくいくかどうかは、また別のお話で。金が残っていない金鉱を掘っても、人生うまくいく事は難しいように私は思います。

 それに対し、今だかつて誰もやった事のない事を思いつき、それに「ワクワク感」を感じて突き進めるなら、それは最終的にその人を、幸せにするのではないかと思っています。誰も掘った事のない金鉱ですから、金は無尽蔵にあるわけだから。

 つまり、「ワクワク感」を追い求める事で、「人生うまくいく」ためには、必要なステップは二段階あって、まず①今だかつて誰もやった事のないことを思いつく、②それに対して本気でワクワク感を感じる、この2つが必要だろうと思います。

 とてもハードルは高いですが。

 古今東西、誰もやった事のないことを思いつく事、自体が、まずハードルが高い。大抵の事はもう、先人がやりつくしていますから。誰かが思いついていますから。誰も考えもしなかった事を考え出す、という事、それが出来たら、幸せに対して片足かける所まで行けるのではないか。

 けれど、その思いついた事に対して、自分が本気でワクワクを感じなければ意味がありません。突拍子もない事を思いつくのは、思いつくだけなら、誰にでも出来ることです。例えば、「砂漠で24時間縄跳びし続ける」とか。例えば、ですが。そんな事をやろうと思った人は多分今までいないでしょう。何の為に?となるから。ファーストステップはクリアできています。

 でも、「砂漠で24時間縄跳びし続ける」事が、本当に自分がワクワク感を感じてやれる事でないと意味がありません。嫌々やるのでは、続きません。続かなければ、ものになりません。

 つまり、今まで誰も考えもしなかった事というのは、普通の人間にとって、全くワクワクしない事であるわけです。だから、誰も考えもしなかった、やろうとしなかった。そういう、誰も考えなかった事にワクワクを感じてやれるならば、そしてそのワクワクが本物で、多少の困難は振り切ってやり続けられるなら、きっと人生うまくいくのだろうと私は思うのです。

 そういう人が書かれた本があります。

 前野ウルド浩太郎さんの「バッタを倒しにアフリカへ」です。バッタが好きで、バッタ研究で博士号を取ったものの、日本でバッタの研究をしても仕事にならない為、アフリカまで出かけて一生バッタと戯れて生きる事を決めた人のお話です。

 そもそも、バッタ研究は研究室にバッタを持ち込んでするものであり、バッタの生息地でフィールドワークするものではない、というのが今までの通念。更に、バッタの研究などしても一銭にもならない、というのが常識。だから、誰もアフリカくんだりまで行って、バッタのフィールドワーク研究を本気でやった人間は、いなかった。それを著者はやったのです。当然、山のような困難と、「そんな事やって何になる?」という声との闘いです。お金も尽きます。それでも、バッタのフィールドワーク研究に本気でワクワク感を感じるからこそ、著者はやり続ける事ができた。そして成果を出した。

 ワクワク感が成功に結びつくというのは、こういうケースだろうなあと思います。そして、こういう人なんだろうなあと 思います。とてつもなく個性的、と言えばいいのでしょか。余裕とユーモアのセンスがあり、意外と現実も見ておられて、この本、すごく面白かったです。ポスドクの方々の置かれた悲惨な状況も分かり、スタップ細胞事件の根幹はこのへんにあったのかもなあと思いました。

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

 

 ちなみに、本の紹介をする時、最近アマゾンの画面を貼ってますが、別にこれで私にお金が入るとか、そういう事ではないので。そういう設定にはしていないので、、。純粋に、面白かった本を紹介したいだけなので、ご了承ください。アマゾン画面だと他の方のレビューも読めるし、便利かなとも思って貼らせて頂いています。なんだ宣伝かー、と思われる方もいらっしゃるかもしれないので(宣伝だから悪い、というわけでもないんですが)、一応。